人気ブログランキング |

<   2018年 09月 ( 20 )   > この月の画像一覧

プティパレの入り口にて

先日時間が出来て、えいやっと、勢いつけて行った若冲展を開催しているプティパレの入り口に並んでいた時。
ふと横にあったので、入場を待ちながら眺めていました。

c0181947_05531263.jpeg
見ていたら目が離せなくなりました。
葉っぱはひたっと張り付いていて、洋服の裾はくしゅっとシワになっていて、太腿に力が入っているのが見えて、、、今にも動き出しそうで。







by 40ansparis | 2018-09-29 06:01 | お散歩の時間 promenarde | Comments(4)

朝日を浴びて

c0181947_19383188.jpeg
今朝は朝日を浴びている側が染まって、いつもの景色が少し違って見えました。
お月様が居残りする季節になったのですね。

c0181947_19394623.jpeg
オレンジ色のエッフェルさん。






by 40ansparis | 2018-09-27 19:40 | パリの空 le ciel deParis | Comments(0)

伊藤若冲展 : à Petit Palais

秋冬がスタートして、先の予定が見えなくていたのですが。時間が少しでも空いたら駆け込もうと思っていました。

今年は日仏交流160年ということで、イベントが目白押し。
と言っても何も見れていません。

先日プティパレに、半日空いたので駆け込みました。

c0181947_03102538.jpeg
日仏交流記念のイベントの為に、宮内庁が特別に30点もの伊藤若冲の絵を一ヶ月だけパリに貸し出す事を許可した、と言う皇室コレクション。

この稀な、日本に居ても中々観る事が出来ない皇室の秘宝をパリで観る事が出来るなんて!

植物画と釈迦三尊像のものを中心に、自然と生きて来た日本人の細やかな感性が描かれた30点でした。

c0181947_03165336.jpeg
伊藤若冲は18世紀の日本美術の巨匠。京都の相国寺に若冲本人が寄贈した傑作も、長い間、皇室コレクションの中で修復を施しながら大切に保存されて来たのだそうです。

c0181947_03210242.jpeg
私はもみじと鳥のポストカードを購入しました。

繊細な線に、私はフジタと同じ日本人のエスプリを感じました。
時代を超えても日本人の繊細な感性は共通しているのだわ、と。





by 40ansparis | 2018-09-26 03:23 | Musee Expositionなど | Comments(12)

夕暮れとセーヌ沿い

夕暮れと言っても季節によって時間は変わりますが、今は19時前後くらいでしょうか。薄っすら夕焼けらしく染まって来る時間。

今朝は5,6度と寒かったパリの朝でした。

c0181947_00581852.jpeg

20時を待たずに日没です。






by 40ansparis | 2018-09-25 00:59 | パリの空 le ciel deParis | Comments(2)

カフェのトワレット

少し前に、いつも行かない界隈のカフェで一休みした時にお手洗いに行った時の写真です。

c0181947_05304601.jpeg
クラシックなカフェの中に、ちょっぴりのモダンさ。
これがパリのカフェの内装の魅力ですね。

こちらはまた普段通らない界隈でランチをとったビストロのカフェのカップ。
モダンなデザインが素敵だったのです。

c0181947_05372287.jpeg











by 40ansparis | 2018-09-24 05:32 | cafe | Comments(0)

映画まとめ 2018 S/S *2

春夏映画まとめの続きです。

パリは以前も何度も書き映画まとめにも何度も載せているように、しょっちゅう小津安二郎作品、溝口作品、黒澤明作品、、、と同じ映画が上映され、スクリーンで今だに観ることが出来ます。それだけフランス人のシネフィルにはファンが多いということなのでしょう。
私は今回はスケジュールが合わず、秋刀魚の味と秋日和の二作品をまた観ました。

c0181947_05011196.jpeg
18世紀にフランケンシュタインの物語を書いた18歳のマリーシェリの物語は、何気無く実話みたいだから観てみるか、、と期待せずに観たのですが18世紀の文学や詩を書く人達の様子が描かれていて、ちょうど同じ時代の本(ジョルジュサンドとミュッセ)を読んでいた時だったので映画の中にどっぷり入り込んでいました。2つの本に出てくる詩人のバイロン男爵が出てくるシンクロにドキドキして興味深い映画でした。

当時、女が本を書くなど、認められることが無い時代。サンドもそうですが、それを乗り越えて書き続ける気力というのは尋常ではないエネルギーが必要だったでしょう。
歴史をこんな風に学ぶと、同じ時代で繋がって面白いですね。

c0181947_05113724.jpeg
アンドレ タルコヴスキのノスタルジアは、独特の世界観ある映像をまた観たいと思っていたので休日の上映を見つけて迷わず観に行きました。

c0181947_05192433.jpeg
ペネロペクルズの新作のおかげか、大好きなアルモドバール監督作品の再上映も幾つかあり観ましたが、トーク トゥ ハーだけが時間が合わず残念。

c0181947_05231485.jpeg
エコロジーや無農薬に関わる人達のドキュメンタリーフィルムは、今出来る事を考えさせられる映画でした。
映画の中で無農薬の野菜を作って活動を始めた若者と話す、少し前までエコロジー大臣だったニコラ ユロが登場するのですが、このニコラ ユロ氏は元からエコロジストでマクロン大統領がニコラ ユロ氏をエコロジー大臣に抜擢したのを私は凄く評価して、ニコラ ユロ氏を影ながら応援していたのです。

が、つい先日、自分が居ることでエコロジーの活動が進んでいるように国民に思わせるような嘘はつけない!と自ら辞任してしまいました。ショックでした。
ユロ氏を生かしきれなかった政府、政治家の世界に腹が立ち、政治の悪い部分に染まらず飛び出したユロ氏を、やっぱりこの人らしいな、とあらためて素晴らしいと認識した出来事でした。

c0181947_05220845.jpeg
マイナーな映画として短い上映でしたが、マグダラのマリアとキリストを描いたマリーマドレーヌは私の中ではこの春夏の上位に入る作品でした。
今の神としてのキリストではなくて、2000年前にひとりの人間として生きていたキリストを描いた作品。
人間だったキリストが政治家の様に自論を主張してカリスマ的存在になって行く様子は、本当に当時こんな風だったのかもしれない、、と思わせられる凄さで、キリストが生きていた時代に自分が一瞬、一緒に居たような錯覚に陥るほど。
私はクリスチャンではありませんけれど、ヨーロッパに居ると絵画でも文学でも文化ひとつひとつに、生活の中や会話の中にキリスト教が絡み、存在の大きさに関わらずには居られないと思わせられます。

新作で観なかった映画は沢山あった春夏でしたが、日々、そしてヴァカンス中と、本を思い切り読めたので、満足です。

秋冬は、映画の二時間を取るか、本を読むか、、、ますます難しい季節ですが、どちらも良い出会いがありますように。








by 40ansparis | 2018-09-22 05:46 | cinema | Comments(7)

映画まとめ 2018 S/S *1

もう下半期に入ってかなり経ってしまいました。
今年の春夏の映画まとめです。

この春夏は新作で観たものが結果的には、かなり少なくなりました。
酷暑のパリで大型映画館であれば、涼むに最高の場所なのですが、本まとめに書いた様に凄く観たい訳でもなければこの春夏は本の方を選ぶことが多かったのでした。

新作にあまり惹かれる事がなければ、秋冬に見逃した映画の再上映や、秋冬に観たものをさらにまた観たり、古い映画で好きなものを観ました。

c0181947_04262975.jpeg
八月中旬、懐かし〜い武さんの初期作品、北野ブルーの映像に再会して感動。また最後にホロリとさせられました。昔の?キタノファンのフランス人が沢山観に来ていました。

何気なく観たものが、かなり良かったりもしました。メジャーでは無い国からの作品がインパクトがあり嬉しいサプライズがありました。

c0181947_04311728.jpeg
大好きな アウト オブ アフリカの再上映をまた発見して、長い映画にも関わらず二回観に行きました。春夏で良かった!と感謝。
カレン ブリクセンの本も持ってはいるので秋冬に読みたくています。

c0181947_04341381.jpeg
新作の中で観たドキュメンタリーフィルムや実話は、観て本当に良かった!と感動したものばかりです。

c0181947_04363584.jpeg
マイナーな上映だったけれど、Hedy Lamarr のドキュメンタリーフィルムは凄い物語でした。
ユダヤ系の出身だったHedy Lamarr は運が良く美貌を認められてハリウッドで女優として活躍、ナチスから逃れてアメリカへ渡った移民。
女優の仕事から離れたプライベートの時間の彼女の情熱は女性らしからぬ、電波。
電波、今私たちが使っているWifiの様な電波の利用を見つけて交信したりキャッチ出来る事を発見し進化させた最初の人が実は彼女。

大戦中は、アメリカ軍の潜水艦などで内密に信号のキャッチなどに利用され、その技術は認められて拡大して行った。が、彼女は何の恩恵も受けず仕舞いで泣き寝入りし、晩年になってようやく軍や政府に訴えて認めら表彰されたのです。でも、現在の特許権取得に換算すれば莫大な額になるはずのこの世紀の発見は、結局彼女には与えられることが無く現在までこの分野は発展して来たと言う事実にはショックでした。

c0181947_04473899.jpeg
Cal me by Your nameは春夏に入ってからも再度観たので3回目。
夏の間も上映が無いか探したのですが、さすがにもう無かったので断念。
春になってから監督の経歴を観てビックリ。
私が以前見て映像など凄く気に入ってアイパッドにも購入までして入れてあるイタリア映画のAmoreを撮った監督だったのでした。なるほど!やはりこのディテールと映像美。と納得してまたアモーレもアイパッドで観ました。

去年の秋冬に原作本を読んだリュッファン氏のLe collier rougeは原作本の映画化としては中々の出来栄えで配役も良かったと思い満足。

* 後半へ続きます。








by 40ansparis | 2018-09-22 04:55 | cinema | Comments(6)

L’ete indien : インディアンサマー

今年のパリは珍しく残暑が長くて、不安定ながらまたこの数日は日中の気温が高くて夏服を着ています。

日本でファッションの仕事をしていた頃は、この時期どんなに暑くても夏服をまだ着るなんてあり得なかったけれど、今は自分の体感温度に合わせて好きな格好をしていられるのが楽です。
パリは人種も様々ですから、体感温度もバラバラ、この時期は着ているものが本当にバラバラです。ダウンジャケットの人もいればノースリーブの人もいる(私、、笑)。

朝、いつもの定点観測所は、
これまた珍しくまだ街頭が着いたままで綺麗でした。

c0181947_18084421.jpeg
日中の日差しは夏のようで、思わず錯覚してしまいますけれど
自然はやはり秋へと向かっています。

c0181947_18102862.jpeg
9月に入った途端、本を開ける時間が無くなるし、開いてもすぐに瞼が降りるし、、、
ページが進まなくなりました。
人間どうして眠くなるのかしら?睡眠時間が無ければ、ゆっくり読めるのに、笑。







by 40ansparis | 2018-09-19 18:13 | パリの空 le ciel deParis | Comments(2)

21時少し前

日が暮れるのが早くなり、ついに帰り道が暗くなってしまいました。

c0181947_05301680.jpeg
エッフェルさんに灯りが点いて居ないのは、恐らく完全に暗くはなって居ないからでしょうか。いつもなら、薄っすらと灯りが点いているのですが、、、。

でも、逆に影絵の様な黒いシルエットになって、シックな表情のエッフェルさんに写りました。

c0181947_05333304.jpeg








by 40ansparis | 2018-09-18 05:36 | パリの空 le ciel deParis | Comments(0)

フランス語を読むこと

先日コメントで
'' どうやって一冊のフランス語の本を読破したのですか ''
'' フランス語中級の壁を破るには ''
と質問を頂きました。

フランスに住んで5年目になった時に、自分のフランス語を振り返って書いた事と、やはり重なるようにも思いますが、再度自分の今に繋がる過程を振り返ってみます。

c0181947_07000290.jpeg
まず、本を一冊読破する事についてですが、本と言うのは自分が読みたい!と思えなければページも進まないものですし、頭にも入らないものだと思うのです。日本語の本でさえ読みたい訳でもない本は気持ちが入らないと思います。
なので、フランス語のレベルアップと言う意味では私は無理に本である必要は無い、とも思うのです。ファッション雑誌でも音楽雑誌でもいいですし、映画、テレビ、ラジオ、音楽、インターネット、、と様々な方法で楽しみながら触れる事が出来ます。今この時代、私が二十代だった頃と比べても夢のように様々な形で原語に触れて、色々と見たり聴いたり出来る時代になっています。

読む、書く、話す、聞く、これを均等に上達させるのは本当に難しいものです。誰でも得意不得意があって弱い点があります。
私はどれが好きか、、、と聞かれればやはり
読む、、、が好きです。日本人は大抵話す、聴く方が当然難しいでしょう。
英語もそうですが、フランス語特有のリエゾン(単語の前後をくっ付けて発音してしまう)もありますから、読む事にだけ慣れても目で知っている単語と、実際に発音された言葉が違い分からなかったりします。

幾らでも、その国の人が話しているリズムや音に慣れるのが一番かと思いますし、?と気になった単語や言い回しは、その都度調べて目でも確認しておく、と言う地道な積み重ねで映画やラジオ、テレビでも少しずつ自分なりに進めていけます。

中級の中頃に出会えた先生は、学校を辞めた後に個人レッスンを数回して下さったのですが、学校ではそんな話をした事がないのに、私用に当時丁度ノーベル文学賞を獲ったクレジオの本からテキストを作って来てくれました。
そして、私に
'' 今は知らないボキャブラリーが沢山あっても、まず読み続けなさい。あなたは本が好きだから、本を読めばあなたはきっとより上達するわよ。 ''と言いました。
その言葉をたまに思い出しながら、少しずつ読んできました。

c0181947_07210036.jpeg
読む時には、この先生だけでなく何人もの先生から言われた事があります。
'' すぐに辞書を引かない事 '' 。

つまり、文章をひと通り読んでみて、前後の流れから自分で意味を想像してみること。
そのまま読み続けて、最後に調べること。

でも、この方法はある程度読み込んでからの方がいいと私は感じました。特にヨーロッパ圏のラテン語系でない国の人には。

同じクラスに居た南米や欧米出身の子達は、文法もボキャブラリーも似た言語が母国語なので、実際にフランス語として発音して読めなくても、まだきちんと話せなくても、彼らは読むと何が書いてあるかが分かってしまうのです。ズルイ!と思いました、笑。

でもそれは欧米の人達が平仮名や漢字を、日本語、または中国語を学ぶ時に文字通り一からのスタートなのに対し、私達は中国から来た漢字があるので、中国語を話せなくても漢字の意味はある程度分かってしまうのと似ています。

それを見た時、これは比べて焦っても仕方ないわ、と諦めがつきました。
自分のペースで、楽しみながら進もう、と。

今はそのようになって、意味を想像しながら読めるようになりました。逆に言えば後で調べたりしなくなって、これはこれでいけないな、とも思います。

一冊読み切った最初は宿題で連休中と言う義務でしたが、その後から読み切った静かな感動は私の中でふつふつと、読みたい気持ちが大きくなり、例えばサガンが、デュラスが、モーパッサンが書いた文章を読める喜びに満ちていきました。

映画も好きな私は同様に、ベルモンドが、アラン ドゥロンが実際に話しているフランス語で理解出来て映画を観ることが出来た時、何度も観た映画でも新たな感動に浸りました。

音楽ならフランソワーズ アルディやゲンズブールが歌うフランス語を理解しながら聴けた時の感動はフランス語をますます学びたいモチベーションを上げてくれました。

学校で上級近くまで行っても、実際にフランス人が日常で話すスピードや話し方は学校のCDのスピードとも違いますし、フランス人も日本人の様に優しく理解してくれようなんて言う人は少ないので、恥ずかしい思いや悔しい思いももちろん沢山して来ました。社会に出たらまるで違うフランス語が待っているので、それはまた日々喋ってみる、の繰り返ししか無いですけれど。

c0181947_20533854.jpeg
きちんとしたメソッドもありませんが、私なりにフランス語と向き合って来た時期を振り返ってアドヴァイスとさせて頂きました。

フランス語については話すと長くなるので、また折に触れて書いてみようと思います。









by 40ansparis | 2018-09-15 20:57 | フランス語 le francais | Comments(10)