カテゴリ:フランス人・フランス観察( 97 )

意外な12月の始まり

ご存知の通り、今フランスは大規模なスト中。

エンジン、ガソリン、ディーゼル燃料の値上げへの反対、怒り、そして毎年上がり続ける様々な税金、価格に対するうっぷんが溜まりに溜まって爆発している気がします。
私は、彼らの主張は理解しているつもりです。例えば日本の様に稼げて居ない人達があまりに多いフランスで車の移動が欠かせない人達にとって、2割近い燃料の値上げがどんなに辛いか、、、政治家を始め、稼げている人達には分からない事です。

先週がシャンゼリゼ界隈を中心に破壊行為などがあり、今週末はかなりの店舗や美術館などがクローズ。テロがあった時より凄い光景、13年住んでこんなに全部閉まってしまうのは見た事が無いです。

一方自分は普段通りに仕事場に行って仕事をしているだけですが、先週末から冬の乾燥、疲れが溜まってか、扁桃腺が腫れてしまい、気管支炎に進み、喉に悩まされていました。

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去年、一か月も酷い咳に苦しんだので、今回はその時に効いたナチュラルなBioの薬を始めから飲んで、一日4回ハチミツレモン、そして咳が出そうな時には仕事場でもユーカリプスののど飴、ハチミツをしょっちゅう舐めて、、、今回は4日でほぼ治しました。

ストのもう一面を見ると、12月に入ってクリスマス商戦が本格化するこの時期に大型デパートやショッピングセンター、商店が開店出来ないこの状況は、、フランスの経済にも打撃です。フランスはまた今、市民のフランス革命中です。

フランス革命がどんな風に起こったか、まさに目の前で見ているような感じです。フランス人って変わっていないんですよね。主張しないではいられない。

さてパリはどんな年末になりますか。


皆さまも冬の疲れ、乾燥、喉にお気をつけてお過ごし下さいね。






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by 40ansparis | 2018-12-08 19:52 | フランス人・フランス観察 | Comments(14)

フランシス レイ氏逝く

先日書いた、人生の中で、、とフランス人が良く会話に使う件、早速目に入ってきた記事がひとつありました。

今月7日、映画音楽を中心に知られる作曲家フランシス レイが亡くなりました。
映画 男と女のダバダバダ、ダバダバダ、、、と言えば直ぐにお分りいただけますか。

その訃報に際しての、映画監督クロード ルルーシュのコメントです。

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<私達は35本もの映画を一緒に作り、50年ものラヴストーリーを一緒に生きた。
彼は私の人生の男であり、フランスで最も偉大な作曲家だ。>

普通は、私の人生の男 l’homme de ma vie と言えば女性が使う訳です。
ルルーシュ監督とフランシス レイが恋愛関係にあった訳でも無く、数々のラヴストーリーの映画を二人で手掛けて来た同士としての思いを敢えて、わざとこんな風に表現したのでしょう。

こう言った言い方をする所が如何にもフランス人らしく、詩的な表現を普段からするフランス人の洒落気を感じたコメントでした。


皆さんの心の中に、l’homme de ma vie, la femme de ma vie (私の人生の男、私の人生の女)はいらっしゃいますか?







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by 40ansparis | 2018-11-14 07:11 | フランス人・フランス観察 | Comments(2)

貴方の人生の•••は何ですか

フランス人は、良く普段の会話の中でも
<人生の中で、、、>と言う、日本語に訳すと大袈裟に聞こえる言い方を良くします。

あなたは人生の中で何をしてますか?(何の仕事をしていますか?と言う意味なのです。)
あなたの人生の本は?

私の人生の男、女。(これは上手く日本語に出来ない感覚だけれど、人生で一番の運命の人、と言う感じでしょうか)

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雑誌に著名人へのインタビューがあると、フランスの場合は質問も同様にまた面白いのです。

Q) Le casting d’un dîner idéal chez vous?
(あなたのお家でディナーをするとしたら、理想のキャスティングは?)

例えば、シェークスピアにカトリーヌ ドゥヌーヴにうちの母に、作家の、、、などと答えたりしています。

Q) Une musique dans votre vie ? (あなたの人生の音楽は?)

Q) Le livre qui vous accompagne ? (あなたと常に一緒にいる本は?)

Q) sur une île déserte, qu’en emporteriez-vous?
(離れ島にあなたは何を持って行きますか?)


皆さんの答えも聞いてみたいものです。

この質問に対しての答えには、その人の人生哲学が垣間見えて、とても興味深いのです。

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私の答えは、もったいぶって後日にでもこっそり付け加えておくとしましょう、笑。


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もうこの記事は誰も読んで居ないかもしれないけれど、後々の自分の記憶確認の為にも忘れないうちに書いておく事にします。

Q) ディナーの理想のキャスティング: マルグリッド デュラス、エリック ロメール、ルイ ガレル、ジュリエット グレコ
(夢みたい、、、)

Q) 人生の音楽は : ゲンズブール、グレコのLa javanaise

Q) 常に一緒にいる本 : Insoutenable de légèreté d’etre 存在の耐えられない軽さ(Milan Kundera), 海の贈りもの リンドバーグ夫人

Q) 離れ島に持って行くもの : プルーストの失われた時を求めて全集(これでやっと生きているうちに全集読み切れるかも)、クレールフォンテーヌの分厚いノートと万年筆




























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by 40ansparis | 2018-11-08 06:36 | フランス人・フランス観察 | Comments(8)

ニックネーム

ヴァカンスに入った週末、お天気も良くて人手が多かったのでバタバタでした。

今朝はまるで春先かの様な、優しい桃色の朝焼けの空でした。

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仕事場近くのカフェで久しぶりに見かけたソフィに、10年近く知ったカフェ仲間が親しげにSoso !(ソソ!)と呼んでいました。
キャビア屋さんの髭のムッシュウはジョゼフ、こちらも10年近くの常連仲間がJojoジョジョなんて呼んでいます。貫禄ある年配のムッシュウでもこんな呼び方をされると何ともチャーミングで聞いていて面白いのです。

日本でも、キョンキョンとか繰り返すニックネームがありますが、フランス人も同じようなニックネームで呼んだりするのです。

そういえば、パリ狂乱の時代を名だたるアーティスト達と過ごしていた画家のフジタもアーティスト仲間の友人達や踊り子達から親しみを込めてFoufouフーフーと呼ばれていた事が知られています。

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by 40ansparis | 2018-10-22 05:54 | フランス人・フランス観察 | Comments(2)

ヴァカンス中、会社は機能しているのか?

まずは昨日の野菜の表現の答えから。

1) 何枚も服を重ね着する(玉ねぎを思い出して頂ければ、、、)

2)ご褒美がないと動かない(日本で言う、目の前に人参をぶら下げて、、みたいな同じ感覚なのが面白いです)

3)めちゃくちゃな事、デタラメを言う(サラダって色々混ざっているので)

4)うんざり、イライラさせる(インゲンの上を走るなんて、、、イライラしますよね)

5)すぐ恋に落ちる(アーティチョークは葉が何枚も層になっていて真ん中に小さな中心部があり、、、一枚の葉っぱじゃ満足しない、、みたいなイメージでしょうか)

6)じっと待つこと(ネギになったと想像して見ると、、、)

7)亡くなって埋葬された人の事。(フランス人はタンポポの葉をサラダにしたりして食べる文化がありますが、根っこから食べるとは、つまり土の中に眠っている人の事なのです)

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(これは大好きでたまに食べたくなる、リバネ(レバノン)のヴェジタリアンプレート。)

先日ラジオでの会話。
ヴァカンスの特に8月は沢山のお店や会社がヴァカンス休業になり、果たして会社は回っているのか?と今更ながらフランス人が語っているので笑いながら聞いていました。

聞きながら驚き。
大会社は交代しながら常に誰かしら居るようにしており、ヴァカンスムードでのんびりながらも取り敢えず機能している。
問題は中小企業の、特にメーカー。
取引先が軒並みヴァカンスに入ると、請求書に対する支払いがヴァカンス後になったりと大幅に遅れ、倒産の危機に合う。これによりなんと25%もの中小企業が八月に倒産している。

それでもこの国は、皆んな大人の夏休みが必要なんですよね。














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by 40ansparis | 2018-08-16 04:50 | フランス人・フランス観察 | Comments(2)

ヴァカンス便り

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毎年、友人ドミニクからヴァカンス便りが届くと8月も、もう半ば。

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by 40ansparis | 2018-08-14 00:09 | フランス人・フランス観察 | Comments(4)

パリが一番静かな時

この週末から二週間ほどがヴァカンス時期の中でも、パリが最も静かな時期です。
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来週は聖母マリア様の昇天祝日があり、商店も軒並みヴァカンス休業です。

フランスのマクロン大統領もヴァカンス。

道路も車さえ少ないパリです。

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いにゃい、、、。

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by 40ansparis | 2018-08-11 21:06 | フランス人・フランス観察 | Comments(0)

お呼ばれしたお家でシエスタ

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郊外のお家の庭でランチを呼ばれたのですが、お腹が一杯になった後は、、、

家族の方も呼ばれた方も皆んな、好きな場所でシエスタ。

皆んなどんどんソファやらあちこちに行き、スヤスヤ。グゥグゥ。
フランス人って本当に自然児です。

私は、お庭の日陰の芝生の上にタオルを敷いて貰って大の字で。

あ〜、気持ち良かった。




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by 40ansparis | 2018-07-24 01:48 | フランス人・フランス観察 | Comments(4)

comme des garçons : 少年のように

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優勝してから、パリの街はあちこちにトリコロールの国旗が。

アパルトマンの窓にはもちろん、ベビーカーに付けて歩いていたり、大きめ国旗を纏って歩いていたり。

フランス人って、かなりの年配になっても子供みたいな、少年のような喜び方をしたりして、、、、

それが若さを保つ秘訣かな、なんていつも思います。

タイトルにした、コム デ ギャルソンは、言わずと知れたブランド名ですが、星の数ほどあるフランス語を使ったネーミングの中で、フランス語として考えて一番ブランドを象徴していて、一番素敵と思うのがこのComme des garçonsです。








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by 40ansparis | 2018-07-17 23:56 | フランス人・フランス観察 | Comments(0)

le match final à Paris : 決勝

普段の仕事場近くのカフェでも、

カウンターではボンジュー!の挨拶をすると男性陣は年齢に関わらず、直ぐに昨夜のサッカーの話になるほど、普段からフランス人にとってサッカーにかける情熱は物凄い。
普段は私は殆ど観ないけれど、今年はこんなに観たのは多分人生で初めて、というくらいに観たかな。


それがワールドカップ決勝まで来て、優勝すれば20年ぶりの快挙となり、国中誰もが仕事どころじゃない、、、。

想像通りの凄い興奮ぶり。

私はカフェの中で観るのは避けたかったけれど友人が行きたいというので、パリ郊外の友人宅近くのカフェへ。

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パリ市内ほどではないけれど、どのカフェも溢れかえっていて始まる前からみんな子供の様に興奮ぎみ。

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あまりの興奮ぶりと絶叫に、前半にて私達は退散。

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ジダンは今だにフランス人にとって英雄なので、ジダンのユニフォームを着て応援する人も。

勝った後は、夜中まで歓声やクラクションが鳴り響いたフランスでした。

可愛かったのは、ほっぺたにトリコロールを塗った男の子がすれ違う時に、私に
" Allez les bleus! "
(フランス頑張れ!)
と声を掛けてくれたこと。

もちろん、私も笑顔で同じ様に返しました。



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by 40ansparis | 2018-07-16 16:44 | フランス人・フランス観察 | Comments(14)