カテゴリ:cinema( 98 )

目の前に400coups

今週初めに亡くなったベルトリッチ監督のニュース、まだ77歳だったとの事、びっくりしました。

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パリの街角はお店の入れ替わりを除けば、ヌーヴェルヴァーグの映画の中のパリと変わらない景色。

あちこちで、まるで自分が映画の中に居るような錯覚に陥る事があります。

先日、メトロの一番奥のシートに座っていたのですが、座っている私の目の前には課外授業で外出中らしき小学校高学年くらいの子供達がいました。

うるさくて先生がシーっと何度言ってもお喋りを止めないのは私のすぐ目の前の四人の男の子達。
メトロの駅の名前で四人でゲームしていてはしゃいでいました。
反応や言い方がすっかり大人のフランス人みたいだし、何より可愛くて、私はニヤニヤしながら言葉ゲームを眺めていました。

まるでトリュフォーの映画、Les quatre cents coups (邦題は大人は分かってくれない)を直に観ているみたいでした。

400coupsを観ているみたい、、、と油断してニヤニヤしていたら、私の方を向いて立っていた子が
<マダムが、お前が変で可笑しいって> なんて言って皆んなでこちらを見たのでびっくり。
慌てて、
<ゲームのアイデアが凄いネ>と褒めました。

Les quatre cents coupsは、子供達のシーンだけで無くとも本当にパリの日常の人々の景色そのままだから、同じような子供達の笑顔やいたずら、男女のやりとり、家の中での会話が普通に日常にあります。
そこにこの映画の普遍的な魅力があるのだと思いますね。

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(画像お借りしました。)























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by 40ansparis | 2018-11-29 18:38 | cinema | Comments(6)

Bouleversant ! : 衝撃的、感動的!

私が中学生の頃、クラスの女子はビートルズ派とクイーン派に分かれていて、私はビートルズファンでした。
レコードも何枚も持っていて、英語の勉強も兼ねて、と良く聴いていました。

一方クイーンファンはまた強烈にファンな子達ばかりでした。
私はクイーンのアルバムなんて買った事も無かったくらいのレベルでした。

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公開されたばかりのクイーンのグループ結成から80年代のアフリカ難民救済の為の大きなチャリティコンサート、ライブエイドまでのストーリーを描いた映画を観て来ました。

見終わってしばらく呆然。フランス語でbouleversant ....!!と言う言葉が直ぐに浮かびました。
自分でも驚いたのは、知らない曲は一つも無かった!どころか、観ながら口ずさんでいたくらいのめり込んで観ていた事。当時が何となく懐かしくて観てみただけでしたが、、、。

クイーンのライブと密着ドキュメンタリーを生で観たかのようなリアルさ。ライブエイドのステージは当時の映像と比べると全く同じ動きに再現されていて、クイーンの四人を演じた俳優陣が素晴らし過ぎ。特にフレディマーキュリーを演じた俳優さんは本人そのまま。ダンスもそうだけれど人の動きの癖をそのまま真似るのがいかに大変か、、、。

舞台裏に興味がある私は、ひとつひとつのヒット曲が作られて行く舞台裏の様子、またフレディマーキュリーのオリジンがインド人だった事、家に猫を何匹も飼っていた愛猫家だった内面など、全て興味深くて感動しながら観ていました。
確かに猫を歌った曲もありましたよね。

映画のシーンでは、出かけて行くフレディを猫たちが窓から見ていたり、ライブエイドのテレビ中継を猫たちが家で見ていたり、素顔の孤独で寂しそうなフレディをソファの猫がじっと見守っていたり、と微笑ましいシーンがいくつか。

クイーンファンでもなかった私がこんなに感動するのだから、当時ファンだった方が観たら涙が出るでしょう。

それにしても、最近フランス人の若者たちが良く聞いている音楽に比べるとクイーンのロックはなんて美しいメロディと歌詞なのだろうと思いました。
時間が取れたらもう一度観たいくらいです。


後日、素敵な写真を見つけたので追記です。画像お借りしました。

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インターネットで紹介されていたフレディと飼い猫の写真。
7猫もお家に居て、ツアー先からそれぞれの猫に名前で呼びながら話しかけていたのだそうです。

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by 40ansparis | 2018-11-07 03:42 | cinema | Comments(8)

Lac 湖への郷愁 : Splendeurs des lacs italiens

この夏のある週末に、フランス アルプスのアヌシー湖へ行ってから、海とはまた違う湖畔の心地良さを味わいました。

先日、映画館の単発上映で、イタリアの華麗な湖を紹介するドキュメンタリーフィルムがあるのを見つけて観て来ました。

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イタリアの湖は沢山あり、どれも素晴らしい景色や歴史あるお城のようなホテル、プティホテルが点在するヨーロッパのヴァカンス地。

ここでもまたシンクロがあって、夏に読んだミュッセがまた解説の中に登場。

イタリアの湖畔は18世紀の作家達にも愛されて、スタンダールやミュッセなど、自身の本の中に湖畔で過ごした様子を書き残しています。

調べたら日本にも湖は沢山各県にあって、その中のいくつかは夏に湖浴が出来る場所もあるのですね。秋田の田沢湖、福島の猪苗代湖や琵琶湖、、、。
日本の湖にはそう言うイメージが無かったので、発見した気分です。

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夏のアヌシーの湖畔の清々しい空気を記憶の中でまた感じつつ、心が逃避行した時間でした。

湖畔は海の様に波などが無くて水面が穏やかですし、泳いだ後もベタベタしないのでお子様連れのご家族にもオススメです。


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またもやシンクロがありました。

週末の朝、ラジオをつけると直ぐに温暖化の話が。そしてすぐにアヌシーからインタビュー。
世界各地で土地の乾燥問題が持ち上がっていますが、アヌシーなどの湖も同様の問題があるそうです。
アヌシー湖の水位も10cm下がっていて、通常日に200もの観光船が出るところを120くらいに抑えているそうです。

朝のほんね五分の話題が本日のシンクロでした。













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by 40ansparis | 2018-10-13 00:47 | cinema | Comments(0)

映画まとめ 2018 S/S *2

春夏映画まとめの続きです。

パリは以前も何度も書き映画まとめにも何度も載せているように、しょっちゅう小津安二郎作品、溝口作品、黒澤明作品、、、と同じ映画が上映され、スクリーンで今だに観ることが出来ます。それだけフランス人のシネフィルにはファンが多いということなのでしょう。
私は今回はスケジュールが合わず、秋刀魚の味と秋日和の二作品をまた観ました。

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18世紀にフランケンシュタインの物語を書いた18歳のマリーシェリの物語は、何気無く実話みたいだから観てみるか、、と期待せずに観たのですが18世紀の文学や詩を書く人達の様子が描かれていて、ちょうど同じ時代の本(ジョルジュサンドとミュッセ)を読んでいた時だったので映画の中にどっぷり入り込んでいました。2つの本に出てくる詩人のバイロン男爵が出てくるシンクロにドキドキして興味深い映画でした。

当時、女が本を書くなど、認められることが無い時代。サンドもそうですが、それを乗り越えて書き続ける気力というのは尋常ではないエネルギーが必要だったでしょう。
歴史をこんな風に学ぶと、同じ時代で繋がって面白いですね。

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アンドレ タルコヴスキのノスタルジアは、独特の世界観ある映像をまた観たいと思っていたので休日の上映を見つけて迷わず観に行きました。

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ペネロペクルズの新作のおかげか、大好きなアルモドバール監督作品の再上映も幾つかあり観ましたが、トーク トゥ ハーだけが時間が合わず残念。

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エコロジーや無農薬に関わる人達のドキュメンタリーフィルムは、今出来る事を考えさせられる映画でした。
映画の中で無農薬の野菜を作って活動を始めた若者と話す、少し前までエコロジー大臣だったニコラ ユロが登場するのですが、このニコラ ユロ氏は元からエコロジストでマクロン大統領がニコラ ユロ氏をエコロジー大臣に抜擢したのを私は凄く評価して、ニコラ ユロ氏を影ながら応援していたのです。

が、つい先日、自分が居ることでエコロジーの活動が進んでいるように国民に思わせるような嘘はつけない!と自ら辞任してしまいました。ショックでした。
ユロ氏を生かしきれなかった政府、政治家の世界に腹が立ち、政治の悪い部分に染まらず飛び出したユロ氏を、やっぱりこの人らしいな、とあらためて素晴らしいと認識した出来事でした。

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マイナーな映画として短い上映でしたが、マグダラのマリアとキリストを描いたマリーマドレーヌは私の中ではこの春夏の上位に入る作品でした。
今の神としてのキリストではなくて、2000年前にひとりの人間として生きていたキリストを描いた作品。
人間だったキリストが政治家の様に自論を主張してカリスマ的存在になって行く様子は、本当に当時こんな風だったのかもしれない、、と思わせられる凄さで、キリストが生きていた時代に自分が一瞬、一緒に居たような錯覚に陥るほど。
私はクリスチャンではありませんけれど、ヨーロッパに居ると絵画でも文学でも文化ひとつひとつに、生活の中や会話の中にキリスト教が絡み、存在の大きさに関わらずには居られないと思わせられます。

新作で観なかった映画は沢山あった春夏でしたが、日々、そしてヴァカンス中と、本を思い切り読めたので、満足です。

秋冬は、映画の二時間を取るか、本を読むか、、、ますます難しい季節ですが、どちらも良い出会いがありますように。








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by 40ansparis | 2018-09-22 05:46 | cinema | Comments(7)

映画まとめ 2018 S/S *1

もう下半期に入ってかなり経ってしまいました。
今年の春夏の映画まとめです。

この春夏は新作で観たものが結果的には、かなり少なくなりました。
酷暑のパリで大型映画館であれば、涼むに最高の場所なのですが、本まとめに書いた様に凄く観たい訳でもなければこの春夏は本の方を選ぶことが多かったのでした。

新作にあまり惹かれる事がなければ、秋冬に見逃した映画の再上映や、秋冬に観たものをさらにまた観たり、古い映画で好きなものを観ました。

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八月中旬、懐かし〜い武さんの初期作品、北野ブルーの映像に再会して感動。また最後にホロリとさせられました。昔の?キタノファンのフランス人が沢山観に来ていました。

何気なく観たものが、かなり良かったりもしました。メジャーでは無い国からの作品がインパクトがあり嬉しいサプライズがありました。

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大好きな アウト オブ アフリカの再上映をまた発見して、長い映画にも関わらず二回観に行きました。春夏で良かった!と感謝。
カレン ブリクセンの本も持ってはいるので秋冬に読みたくています。

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新作の中で観たドキュメンタリーフィルムや実話は、観て本当に良かった!と感動したものばかりです。

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マイナーな上映だったけれど、Hedy Lamarr のドキュメンタリーフィルムは凄い物語でした。
ユダヤ系の出身だったHedy Lamarr は運が良く美貌を認められてハリウッドで女優として活躍、ナチスから逃れてアメリカへ渡った移民。
女優の仕事から離れたプライベートの時間の彼女の情熱は女性らしからぬ、電波。
電波、今私たちが使っているWifiの様な電波の利用を見つけて交信したりキャッチ出来る事を発見し進化させた最初の人が実は彼女。

大戦中は、アメリカ軍の潜水艦などで内密に信号のキャッチなどに利用され、その技術は認められて拡大して行った。が、彼女は何の恩恵も受けず仕舞いで泣き寝入りし、晩年になってようやく軍や政府に訴えて認めら表彰されたのです。でも、現在の特許権取得に換算すれば莫大な額になるはずのこの世紀の発見は、結局彼女には与えられることが無く現在までこの分野は発展して来たと言う事実にはショックでした。

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Cal me by Your nameは春夏に入ってからも再度観たので3回目。
夏の間も上映が無いか探したのですが、さすがにもう無かったので断念。
春になってから監督の経歴を観てビックリ。
私が以前見て映像など凄く気に入ってアイパッドにも購入までして入れてあるイタリア映画のAmoreを撮った監督だったのでした。なるほど!やはりこのディテールと映像美。と納得してまたアモーレもアイパッドで観ました。

去年の秋冬に原作本を読んだリュッファン氏のLe collier rougeは原作本の映画化としては中々の出来栄えで配役も良かったと思い満足。

* 後半へ続きます。








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by 40ansparis | 2018-09-22 04:55 | cinema | Comments(6)

映画まとめ 2017-2018F/W番外編

映画館ではなく、機内で観た映画。

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河瀬直美監督。
と、機内で観た記憶があったのですが、監督は降旗康男監督だったようです。失礼しました。

新作だとばかり思っていましたが、、パリでの公開の記憶が無いので以前の作品のようです。

主演は岡田准一。ジャニーズのイメージがあったので、そのイメージをガツンと覆されました。
ストーリーも壮絶な過去を紐解く、情感溢れる映画で心に残りました。

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一方こちらは軽い映画。

アメリカ人女性が仕事でフランスに来た旦那様について来て、途中南仏からパリまで旦那様の仕事仲間に車で送って貰うまでのお話。

アメリカ人女性の視点を通して見たフランスの男女をロードムービーのような形で描いています。

あまりに典型的なザ フランス人男性が描かれて居て観ながら苦笑い。

でも南仏からパリまでフランスを車で縦断する中でのフランス各地の景色が素晴らしかった。

ちなみに、、、この映画で描かれている
典型的なフランス人男性像は、、、

フランスの食に凄いプライドと自信あり。(特に産地やフロマージュなど、語ると止まらない)

女性大好きで、気楽に誘い躊躇なし。
(まあ、ラテンの国なので、笑)

人生を楽しむことを常に語る、語る、、、Art de vivre

自由奔放な考え方で、時に自分勝手で強引な印象だけれども、ロマンティストで情にもろい。

個人差はあるものの、、、間違ってはいませんね。

そして、友人がDVDフランス語訳付きを見つけてくれ、久しぶりに全編見た砂の器。

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感動、、の一言しかありませんでした。

フランス人の友人が主演の加藤剛を観ながら"彼は日本のアラン ドゥロンだね"と言いましたが、、今見ても本当に美形俳優ですね。

他には毎シーズン、疲れて家の中で観た映画もありますが、それは省きます。



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by 40ansparis | 2018-03-27 19:00 | cinema | Comments(10)

映画まとめ 2017-2018 F/W : 後編

イタリアの監督の中でも大好きなのはミケランジェロ アントニオーニとパゾリニ。
パゾリニのは、未観だったマリアカラス主演のギリシャ神話シリーズの中のMedee 。マリアカラスの伝記を読んでからずっと観たかった映画。
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話題にはならなかった小さなドキュメンタリーフィルム はle secret des arbres と言う昨年晩夏から話題の本から流れが来ているもの。

本は気になりつつも未読。
映画は分かりやすく、とても興味深い内容で観ながら驚きの連続でした。
同じ土壌にある木々は、友人や家族のようなものだとか。

人間が今日使うインターネットネットワークのようなものを木々は既に地下に持っていてそれで古来からお互いに伝達
して来たと言う事実が最近の研究によって判明。

例えば一本の木が病気にかかりそうになるとネットワークが機能して、近所の木から遠くの木まで情報が送られたり、栄養を送ったりして助け合い共存している。例え違う品種同士でも森の中ではこのネットワークによって何千年も生き延びて来ている木々。
人間社会で、ネットワークを仲介するのはインターネットやサーバーがありますが、森の中ではその役目をして活躍しているのはなんと、キノコなのだそう。
映画を観たら俄然興味が湧いた、、のですが、読みたいリストが長すぎて、いつになりますか、、、。

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アンリ ジョージクルゾ監督作品も特集されていましたが繁忙期に重なり中々観る事が出来ませんでしたが観る事が出来た作品はどれも本当に良かった。

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毎シーズン、女性の生き生きした映画や苦難を乗り越える女性を描く映画を観るとやはり励まされています。一人一人の人生が本当に一つ一つの小説。

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読んで何年も経つデュラスのLa douleur。
小説を読んだ時のショックと変わらない、戦時中の女性たちの苦しみ。
タイトルは日本語版では苦悩と訳されていますが私はそのまま"痛み"と訳したほうが断然、本の内容に近いと思っているので、タイトルを見ると私の頭の中では自動的に痛みと訳されています。

河瀬直美監督作品は、今やフランスでは良く知られていてカンヌ映画祭の常連監督ですし、フランスの映画館でも毎作品上映されています。

毎度出演の永瀬正敏が出演の"La lumière (光)"も、思っていた以上に良かった。
昨年日本に帰省した際に、機内で観た河瀬直美監督の少し前の映画に物凄く感激、心を打つ話でした、、、それは番外編としてまた。

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ゲイリーオールドマンがオスカーを受賞した英国のチャーチル元首相の半生を描いた作品は話題で長期の上映だったので三回も観てしまいました。

あの特殊メイクでの変身だけでなく、演技、そしてジョーライト監督の映像が良すぎて。
ジョーライト監督の映画の作品の中でも"高慢と偏見"は、私の大〜〜好きなこの小説を映画化した中でも一番好きな映像と俳優陣で撮られていて、この監督の映像が好きなのです。
春夏にもチャーチル元首相の同じ時期の事を描いた作品がありましたが、今回の方が断然良かったです。

映画自体はあまり話題にはならなかったけれど、ダニエル デイ ルイズの引退前の最後の出演作と言う寂しいニュースと共に観た映画は、彼だけが持つ動きのリズムと目の演技、魅力を最大限に引き出した素晴らしい映画でした。
こちらも映像が美しすぎて、、、。

そして、本当は三月なので春夏に入れる所ですが、秋冬に入れてしまいます。

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イタリアの夏のヴァカンス、忘れられない愛、、綺麗で切ない音楽と映像、、、
若いディカプリオが登場した時のような少年の美しさと繊細さ、、、切なさを引きずり、ラストシーンを思い出すだけで今でも涙が出ます。

恐らく2018年の映画の中でも、私の中ではトップ3に入ること間違いなしです。

この映画でも、またやはり、、、
イタリアが舞台の映画の不思議な魅力が。
この映画の原作本も気になりますね。

秋冬は春夏よりもあまり観る事が出来ませんでした。暗くなるのも早いですし、映画を観るつもりで出かけても帰って来たり、近くのカフェに入って結局読書したり、、、気まぐれでした。



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by 40ansparis | 2018-03-22 03:00 | cinema | Comments(10)

映画まとめ 2017-2018 F/W 前編

年が明けてからはノエルの疲れか調子が今ひとつだったので、流石の映画好きも映画の二時間を耐えられそうに無くて本を読む方にした日が続きました。

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実話好きの私は、この秋冬の映画では16作品の実話や実話ドキュメンタリーフィルムを観ました。

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春夏からの映画の傾向は、アーティストや画家の半生。

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ゴーギャン、ゴッホ、ピカソ、歌手では大好きなマリア カラスとシャヴェラ ヴァルガス。この二人のドキュメンタリーフィルムは二回ずつ観て浸りました。

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嬉しかったのはノエル前に、久しぶりのトリュフォーの再上映があった事。
全部は観に行けなかったけれど、もう一度観たかった映画を観る事が出来ました。
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少し古いパリの街並みやカフェ、変わらないフランス人や男女。いつ観ても何度もまた観たいと思わせるヌーヴェルヴァーグの映画は凄いですね。
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ヌーヴェルヴァーグよりもっと、パリでさえ再上映が珍しい古い映画も幾つか観る事が出来ました。

春夏に一つ観たロシアの巨匠アンドレ タルコヴスキの映画、秋冬は"ノスタルジア"を観て、この監督の不思議な世界観が凄く、引き込まれて余韻が残りました。好き嫌いはハッキリ分かれる監督でしょうね。

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それにしても、イタリアの風景がスクリーンの映像に現れると、どうしてこんなにその土地の土や建物、自然や空気の質感がリアルに現れて、雰囲気をさらに高めて素敵になるのでしょう。なんて不思議な魅力の土地なのでしょう。

この数年読んでいなかったローマン ゲイリー。本は手元にあるものの、実は数年前に完読せずのままにしたのが、今回映画を先に観てしまったPromesse de l'aube 。
想像を絶するこの母の生き様と、一人息子への母の凄すぎる愛にただ涙。
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後半に続きます。





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by 40ansparis | 2018-03-20 21:02 | cinema | Comments(2)

フランス猫現象 2

今年は写真だけでもいいから、毎日更新しようかしら、、と思いながらも既に出来ていません、、、。

フランスの猫現象は、まだまだ続いていますね。ゆっくりと密かに、、ですけれど。
トルコ イスタンブールの街で人々と関わりながら生きている猫達を追ったドキュメンタリーフィルムが年末公開されました。
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つくづく思うのは、猫って不思議な動物だなあ、、と。
古代エジプトでは猫は神の化身だと言われてきた、と聞いたことがありますが、分かる気がします。

周りの私達の空気を読むし、こちらの意図もお見通しだし、

こちらが可愛がっているようで実は猫さんたちに上手に使われているように感じたり、、、
不思議な事が毎日起きるのです。

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こちらは、子供用の様々な体験施設の広告。
ターバンがバナナ、、、可愛すぎ。



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by 40ansparis | 2018-01-05 05:52 | cinema | Comments(8)

歌声と人生背景

大好きなメキシコ人の女性歌手Chavela Vargasのドキュメンタリーフィルムの上映がこの日だけある事を知り、休日だった事に感謝して出掛けました。


思いを絞り出すような低音の渋い歌声、切ない歌詞、、、言葉が分からなくても彼女の歌を聴いていると、ざわざわと鳥肌が立ち、じーんと身体に染み渡る。

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人生背景を知り、納得。

辛い人生背景を抱える歌手の歌声に凄みが出るのは何故なのだろう。

フィルムの中で、彼女が自分の人生や愛を語る時の一言一言が胸に響いて、バックに流れる彼女の歌を聴きながら感動して涙腺が緩んだ。

頭の中で彼女の歌声が止まらない、、、。

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夕方新聞を広げたら、先日若い頃のコダールとの日々を描いた本が映画化されたのを観たばかりの、Anne Wiazrmskyが昨日逝去された、と知りました。

今年は、存在感あった女性が亡くなるのが続き印象的な年です。
ご冥福を祈ります。
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by 40ansparis | 2017-10-07 03:11 | cinema | Comments(2)