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Meiji と言う時代 : Musée Guimet

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今年は日仏交流160年の記念イベントが目白押しですが、明治と言う時代が始まってからちょうど150年なのだそう。

鎖国など閉ざされていた日本から世界との交流が始まった、たった50年足らずの明治と言う時代を、新しい西洋スタイルを取り入れた皇室、明治天皇のスタイルや生活、輸出された様々な工芸品や美術品、絵画などから観る展示会を見て来ました。

日本人から見ても新鮮な、日本の新しいモダンな時代。

今の携帯時代、いつも美術館で写真ばかり撮っていて実物を直に見て居ない人が沢山いますが、私は気に入ったものだけ撮り、後は携帯を仕舞ってます。

この展示では、明治天皇の漆の文筆箱とゴッホがコレクションし、ノートしていたものだけ撮りました。

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和と言うより、まるでアール・デコ。

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ゴッホは、日本人と言うのは自らが花や植物かの様で、自分達が自然の一部になって自然と共存して生きている、と書いて居て、言い得て妙だなと思いました。

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ムッシュウギメが精力的に東洋の美術品をコレクションしたのも、まさにこの時代。

行くと常設展の中の、大好きな優美な源氏物語の絵巻を眺めるのが好きです。











by 40ansparis | 2018-11-11 19:04 | Musee Expositionなど | Comments(4)
Commented by kanafr at 2018-11-12 02:17 x
わあ、lapinさん、もう行かれたんですね。
これからお忙しくなりますから、今のうちにに行かなきゃですよね。
私も行こうと思うエキスポジションのリストには、入れてあるんですが、なかなか時間が取れず、こちらもGio Ponti展同様、まだ行っていません。
長い時を経ても、漆の素晴らしさ、デザインの素晴らしさは褪せることなく、新たな感動を与えてくれますね。
こうやっていかれた方の記事を拝見すると忘れずに行かなきゃ!って思いますので、感謝です。
Commented by Cecile at 2018-11-12 02:18 x
カナダは昨年建国150年でした。丁度一時帰国中に明治天皇践祚150年というのを目にして1人笑ってしまったのでした。
ギメ美術館、私も好きな場所です。
Commented by 40ansparis at 2018-11-12 05:26
kanaさん、この秋は展示は早めに行こう!といつにも増して思いまして、疲れて居ても遅い午前中に行ったりして観て居ます。午後になるとやはり行列も出来て自分もさらに疲れるのが分かっていますから。でも、本当は歌舞伎や雅楽も行きたかったですし、フィルハーモニーの日仏のとかそう言った舞台のも行きたいのですがそちらはホールの場所や夜終わるのが遅かったりとなかなか行けません。市内にある美術館なら頑張れば行けるので、、。その分帰ってから午後にシエスタしたりして体調を調節しています。秋冬は暗くなるのが早いのも、つい後回しにしてしまう理由かもしれません。明治展は、日本人の繊細な仕事が世界で絶賛された時代で素敵な作品が沢山ありましたよ。まだ寒すぎないので助かりますが、ご多忙と思いますのでどうぞご無理なさらずにお過ごし下さいね。
Commented by 40ansparis at 2018-11-12 05:32
Cecileさん、カナダ建国250年でしたか〜。明治の時代が始まった時に出来た国なのですね。こうして同じ時代を繋げて歴史を知ると興味深いですよね。私は今年の日仏交流のイベントと比べて、明治の時代が始まる前に既にフランスと日本は交流があったのか、、と思い少し驚きました。陶磁器の試行錯誤を描いた本でも感じましたが、今と違ってひとつの情報を得るまでの時間や労力が並大抵ではないので、その時代に交流の先端にいた人達の苦労を思いました。
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