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2016était l'année difficile : 2016は困難な年だった

先日のフィガロ紙に、ルーヴル美術館の館長のロングインタビュー記事がありました。
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2015年のテロの後、フランスは2016年も引き続き旅行関係だけでなく沢山の商店や業界が観光客激減による困難に直面している訳ですが、毎日それでも人の行列が絶えないように見えるルーヴル美術館でももちろん同じ事。

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館長のインタビューによると、外国人観光客による売り上げは2015に比べて70-75%。

特に大きい減少は日本人マイナス61%、ロシア人マイナス53%、ブラジル人マイナス47%、中国人マイナス31%。

さらにヨーロッパの隣国イタリアやドイツからは週末を過ごす近場からの観光客が以前は居たのが、テロの後はパリは選択肢から消えたと見えて、こちらも激減。

モンパルナス辺りの有名カフェでの激減はアメリカ人もトップのマイナスグループに入るらしいけれど、ルーヴル美術館に関しては元々アメリカ人観光客は比率は高くは無かったのだそう。

激減した売り上げをカバーする対策としては、ルーヴル美術館側から海外に展示に出して行くしかない、、とプレジデントディレクターは語っています。

今年は上向きに活気づいてくれますでしょうか。


by 40ansparis | 2017-01-23 02:40 | 気になる、、、 | Comments(6)
Commented by hairpriori at 2017-01-23 11:22
フランスに行く旅行者
激減してる…

と旅行会社の方が
行ってました
悲しい事ですね
Commented by 40ansparis at 2017-01-23 21:16
hairprioriさん、フランスだけでなくてベルギーやドイツも、いやヨーロッパ全体気をつけてはいると思うのですが、、フランス人も週末を利用した小旅行はポルトガルやスペイン、イタリアなどに行く人達が多いです。
Commented by kanafr at 2017-01-24 09:38
フランスは、2015年の2件のテロで終わるかと思ったら、去年のニースですものね。
多くの方が亡くなられたとだけでなく、今も体や心の傷が癒えない方も沢山いらっしゃる。
そしてそれだけでなく、経済的な打撃は、本当にとんでもない状態だって思います。
そして、今や先が読めない、見えない状態になっていますものね。
もう2度とテロが起きず、少しでも良くなっていきますようにって願っています。
Commented by 40ansparis at 2017-01-24 22:25
kanaさん、本当に深刻な問題だと思いますね。長引く事も予想されますし、確実に言えるのは、テロも誰もが思う通り、、終わりじゃない、、。まだまだこれから、、でも先が見えなくて、アメリカはトランプ大統領になってしまったし、、テロの影響は移民問題にも絡んできて世界中が極右よりになっていくとしたら、それも危険ですし。
今のこんな時代の大統領も大変だなあ、、とつくづく思ってしまいます。
Commented by francana at 2017-01-25 06:36
そうですか・・・ポンピドゥー・センターはフランス人訪問客が多いので打撃をまぬがれたとか、そんな記事も読みました。ルーヴルやオルセーは外国人の率が相当高いでしょうからね。
世界一の観光都市パリだけでなく、ヨーロッパ全体に暗い影がおちているようで、つらいです。穏やかな時代になってほしいです、ほんとうに。
Commented by 40ansparis at 2017-01-25 07:02
francanaさん、ポンピドゥーはそうなのですね〜。私が旅行で来ていた時代には観光客で溢れていましたが、、今の観光客には人気が無いのでしょうか、、。でも同じ様な事、パリ市内のカフェでもそうだと言う記事を読みました。今までも観光地にありながらもフランス人の常連さんが多いカフェは打撃が少なく、逆に観光客にかなり人気のカフェは打撃、、。運命の分かれ道ですね。
これからの時代、生きる環境、政治、、、どれも穏やかじゃないようですが、、どうか穏やかに暮らせますように、、子供達の世代、将来にも、、、と願って止みませんね。
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