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60年代の頃のポッシュは、、、

古本屋で古いポッシュ、つまり文庫本を見るとLivre de pocheと言う出版社のポッシュは、ページの縁に色が着けられています。

大体はイエロー、少し赤のものがちらほら。

60年代の頃のポッシュは、、、_c0181947_20350604.jpg


このサガンのポッシュは、いつもの近所の古本屋にふらりと立ち寄って、ムッシュウがオススメして下さったもの。

赤の縁取りと表紙の雰囲気が合っていて素敵だったし、2ユーロです、なんて言うので購入。いつも状態に対して信じられないくらいの、ご近所価格。

カフェ一杯より安いなんて、、、。

ムッシュウの本の管理は素晴らしいから状態も良く、中の行間も程よく開けてあり意外に読みやすい。

この"ある微笑み"は二十代の頃に読んだきり。フランス語で再読してみますか、、、。
by 40ansparis | 2016-05-26 20:24 | 本 livre | Comments(6)
Commented by Cecile at 2016-05-27 11:14 x
素敵な表紙ね♪ ラパンさんはずっと読書熱が続いているのね。素晴らしい~。サガン、読んだことがないな(あったかな?)と記憶も怪しい私です。 涙
Commented by 40ansparis at 2016-05-27 15:18
Cecileさん、秋冬の間が読みたくても進まないもどかしさで半年過ごしますから、少し余裕が出来る日もある春夏は読書出来る嬉しさで一杯です。なかなか早く読めないので読みたい本が色々あるのですがこれまたもどかしいです。二十代のはどちらかと言うと英国文学が多くてフランス文学と言えばクラシックよりまずはサガンばかり読んでいたんですよ。
Commented by marucox0326 at 2016-05-29 15:47
とても大人っぽい雰囲気の表紙ですね。
私、装丁とタイトルに惹かれて買っちゃうことが多い
のが翻訳本です。ゆえに失敗も少なくありません^^;

F・サガン・・・・私が高校に入学したてのころ
45年も前のことです。
放課後の教室で、ポツンと一人文庫本を読みふける
地味な感じの女の子に、「何を読んでいるの?」と
声をかけた私。
いつもなら絶対できない行為なのに・・・。

彼女が読んでいたのがまさに「ある微笑」でした。

「ああサガン・・・好き。私も」

私は「悲しみよこんにちわ」をやっと読み終えたばかり
だったのに。彼女の家には、朝吹登美子訳の新潮文庫が
サガンのほかにも、C・アルレー他ずらりと並んでいて。

映画ではマカロニ・ウェスタンのジュリア―ノ・ジェンマやS・マックイーンが好きだとか、音楽はストーンズも
いいけどやっぱりビートルズだとか、そんな話が出来る友達は初めてで、その後私たちは親友になりました。

もうずいぶん会っていないけれど・・・・。
なんか私の思い出話になってしまってゴメンナサイ。
Commented by 40ansparis at 2016-05-30 00:10
marucoxさん、いえいえ、とってもノスタルジックな良いお話を聞かせて頂きました。でも高校生になりたてで、既にサガン、、。本も思春期から若いうちは友人の影響も大きく受けたりしますよね。
翻訳本、良くジャケ買いですか〜〜?笑
私は本はあまりしませんけれど、二十代の頃は古いジャズのレコードをジャケ買いしましたね〜。
Commented by hairpriori at 2016-06-01 12:31
古き良き時代・・
そんな時代の物ですかね
Commented by 40ansparis at 2016-06-01 15:33
hairprioriさん、携帯などの電子機器が今東京違ってない時代のものは、物そのものにまで、攻撃的で無い、ゆとりのような雰囲気を感じます。
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