本と同様、自分の記録用ですが、お付き合い下さい。
今年はヨーロッパでは、第一次世界大戦勃発からちょうど100年の節目、そのせいか、大戦、ナチスがらみの映画を四つも観ました。 フィクションの二作品も、恐らく似たような事は実際に起きていたでしょうし、 実話の二作は、ナチスが犯した二件の実話が元になっている映画です。 ナチスがフランスやイタリアの名画や美術品を大量に略奪し、リスト帳まで製作して隠蔽し、それら貴重な美術品をアメリカが指揮を取りチームを作り奪い返し各国へ戻す事を命がけで行った事件と、ヒトラーがパリの街全てを爆破破壊しようとしていた直前にそれを阻止したフランスの外交官の話。 素晴らしく、あらためて、今あるこの暮らし、今残るパリの景色に感謝せずにはいられませんでした。 重なっているポスターもありますが、、フランス映画の新作はあまり観たいものがなく、読書への時間を選ぶ事が多く、逆に新作で観たいものはフランス以外の外国映画が多かった。 過去の映画は、また観たかった!と言う作品の上映に恵まれました。 私はオードリーヘプバーンはそれ程惹かれませんが、カポーティ原作のティファニーで、、、は大好きで、これは三回観に行ってしまいました。 大好きなロメール作品も幾つか、そして夏のフランス映画新作は、ロメール晩年の古いフランス文学がベースの映画製作中の新人俳優との出会いの実話を描いた映画、、、これはとても興味深かった。 最近のフランス映画、実話を元にしたものは素晴らしいけれど、それ以外は、、、、、 の割に私はアメリカ映画が頑張っている気がします。 フランスは毎週幾つも新作が上映されると言うのに。逆にアメリカ映画は、とても感動する良い映画が増えています。 映画については、ちょっと番外も続きます。
by 40ansparis
| 2014-09-15 00:01
| cinema
|
Comments(22)
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ihoko
at 2014-09-15 00:48
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観てますね~~、家は、今年の夏は、観たい映画が夏の上映に掛からなかったので、あまり観てないんですよ。
と・・ふふっ。私もオードリーさん。世間の皆さんほど好きじゃないんですよ。同じヘップバーンなら、キャサリンさんの方がずっと好きです。 でね・・実は、今年の浜辺ゴロゴロのお供に選んだ本。このカポーティさんのティファニー・・だったんですよ。気持ちよく、適当に読んでは、寝ちゃうのにちょうど良くてね。 同じカポーティさんでも、冷血だと、浜辺読書には向かないんですけれど・・
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40ansparis at 2014-09-15 03:24
ihokoさん、この、コメントしにくい記事にありがとうございます。
忙しいと言いながら、時間は作ろうと思いさえすれば作れる、と言う事ですね、笑。 パリは幸い、自分に体力さえ残っていれば、夜中から上映開始時間の映画も沢山ありますから。でも私の中ではこの春は観なかったような気がしていたのですが、、。 カポーティ、私も読み返したくていたんですよ。でも、カポーティに寄り道している時間がなくてね。ソフィーの選択はそれでも原作を買ってあります。ただ、これまたフランスの文庫で900ページの大作で、、来年の春まで待つ事になりそうです。
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francana at 2014-09-15 04:25
映画、きりがないのでブログには書かないのですが(笑)、私はアメリカやイギリス映画がほとんどなのです。
もちろんフランス映画も、これ見たいなぁと思うのはあるんですけど、なかなか映画館まで行く余裕がなくて、残念。 今回は、ラパンさんと見たものがいくつも重なっていて嬉しいです(笑)。 「Monuments men」はタッチは軽いですけれど、深刻な内容ですね。ナチスのなんという傲慢さ!と憤りつつ、心底、戦争を繰り返してはならないと痛感。ラパンさんがご覧になったほかの三作品も、いつか見たいです。 「Dallas~」も「~Pi」も「Her」も、種類は違えどそれぞれインパクトのある作品でしたね。
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40ansparis at 2014-09-15 04:50
francanaさん、確かに最近は映画館まで足を運ばなくても観れますしね。私も実はiPadでレンタルしたり買った映画も観ているのですが、この映画まとめに残しているものは、あくまでも映画館のスクリーンで観た映画に限って書いています。
Herの方は、凄く話題で凄い良い評判でしたが、個人的には感情移入し辛い映画でした。自分が超のつくアナログ人間だからでしょう。ダラス、、の方はとても感動。最近はゲイ レズビアンがテーマの映画もかなり増えていますけれど、これは実話と言う所がまた勇気に感動させられました。 英語圏の映画の方が最近は頑張っていますよね。
作品毎に感想を綴ってしまうよりも、まとめて記事にするとかなり違ったインパクトがありますね。自分自身を振り返るようで、ブログって本当に便利。
フフフ、私が観たものといくつかだぶっていたりして。
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akicosmosA at 2014-09-15 07:19
最近読書量がすごく減っている私です。時間は作るものと想いながらまったく追われる一方で反省です。映画だけは何とか観ています。
小津さんの映画は良いですね。ライフログにあるラパンさんの映画私もどれも好きです。その中でもオムニバスでしたがPARIS JE T‘AIME気に入っている作品です。 秋の夜長 本の世界へ入りこみたいものです。
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hairpriori at 2014-09-15 08:19
私も映画は大好きでし
ここにありトラと少年の映画は去年パリに行った際に飛行機の中で観ました^^
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ihoko
at 2014-09-15 16:27
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再び失礼~。ラバンさんのところで、ピアノのポスターを見て懐かしくなって、2年ぶりくらいに弾いてみたら、モモ子さん。ちゃんと歌ってくれました。若い頃のように最初から最後まで歌い上げてくれるという事はなかったですが、さびの部分で、合わせてくれてね~。なんかすごく嬉しくなったので、ついまたコメントしちゃいました。
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40ansparis at 2014-09-15 16:33
Cecileさん、先にご紹介していらしたのもありますよね。本もそうですが、映画も、同じものを共有した人と感じ方を話したり比べたりするのはとても興味深いですね。
まとめ、自分が見返した時に、その本なり映画を観た、読んだ時の出来事や感情を思い出す事が出来るのです。後は同じ本を読み返したくていた時にも、
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40ansparis at 2014-09-15 16:38
こすもすさん、日本も今年は残暑が過ごしやすそうですね。
時間はなかなか私も作るのに苦労します。 気持ちが山盛りあったとしても睡魔にはかないませんし、映画館に足を運ぶ元気さえ残っていなかったりして。 パリ ジュテームのようなオムニバスの映画、私はかなり好きです。小説の短編と同じですよね。
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40ansparis at 2014-09-15 16:40
hairprioriさん、このPiの物語、原作本が売れて話題になっていましたよ、フランスでは。日本はどんな映画に人が入っているのか??興味あります。
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40ansparis at 2014-09-15 16:41
ihokoさん、そうですか〜!モモ姫のこぶしを聞かせるサビの部分は健在でしたか。女優であり歌姫なのですね。
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marucox0326 at 2014-09-15 18:40
こんばんわ。
新旧織り交ぜて沢山読んで観ておられますねえ~^^ 私、映画は特に最近全然です。 「ライフオブパイ」(虎と漂流する少年のお話) 「軽蔑」「ピアノレッスン」「ティファニー~」は見ました。 マシュー・マコノヒ―(ファンなんです)の激やせで話題に なった「ダラスバイヤーズクラブ」は見たい映画だなあ。 私大好きなんですが、O・ヘップバーン。 でも、20代初めだったかなあ 映画を見てからカポーティ―の原作を読んだのですが 今一つあらすじもホリ―のイメージも違うし、がっかりでした。 でも映画はステキだし大好きな作品なので別物として おしゃれなお伽話という認識です^^; ずっと後で知ったのですが、カポーティ―はヘップバーンじゃなく M・モンローにヒロインをやって欲しかったらしいです。 原作を私は、新潮文庫の滝口直太郎訳で読みましたが 今はカポーティ―や1920年代の米作家、見かけるのは ほぼ村上春樹訳ですね。同じ文庫に収録されている 「クリスマスの思い出」と言う短編が良かったです。
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40ansparis at 2014-09-15 21:49
marucox0326さん、これでも上半期前半は時間が取れなくて観たい映画を沢山見送りました。自分では観れなかった方だなあ、と思っているんですよ。
そうですか!カポーティのイメージではマリリンだったのですか、、、。私は断然マリリン派なんです、が、ティファニーに関しては設定から考えてオードリーで正解だったのではないかと思いますけどね、、。 ティファニーなども春樹新訳で出ているのですね。でもそうして時代に合わせた訳に直すべきだと思いますね。読みやすいですし。フランス文学も、もっとそうすべきですよね。あの時代の書き言葉が、かなり難しい文章に思わせてしまうんですよ。意外とフランス語で読んでみたらするっと読みやすかったりするのです。 クリスマスの思い出、、読みましたねえ、だいぶ前。カポーティ、そのうちにまた読みたいです。
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francana at 2014-09-16 02:16
「Her」、分かります。私もアナログ人間ですから(笑)。
奇想天外な話を、あれだけリアリティをもって描けるのはすごいなと思いました(・・・なんて、数十年後には現実になっていたりして)。 でも私の好みの映画かと聞かれると、ちがうかな。 「Dallas~」、文字通り身体を張った演技でしたね。拍手したい気持ちでした。 映画館、かなりご無沙汰していますが、恋しいです。若い頃は毎週のように通ったものでした。あの空気、大好きです・・・
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40ansparis at 2014-09-16 04:39
francanaさん、現在でもこういう事は一部現実になってきているのは分かるんですけどね。フェイスブックなどでのバーチャルなやり取りから、リアルでの自分と区別出来なくなり、、事件も日本でさえ起こったりしていますしね、、。
映画館の雰囲気は、やはりテレビやパソコンなどで観るのとは全然違いますよね。周囲の反応なども感じる事が出来ますし。でも、大型映画館は疲れますね、、。毎回、予告編やCMの時間が長すぎて、肝心の映画が始まる前に疲れて眠ってしまいそうになります、笑。見終わったら、やっぱり映画館に足を運んでよかった!とは思いますけど。
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francana
at 2014-09-16 15:59
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度々すみません!お返事はお気になさらず・・・
十数年後、と書いたつもりでした(笑)。 でも仰るとおり、今すでに、現実となりつつありますね・・・ 映画の話を奇想天外と言う時点で、私は年をとっているのかもしれません(笑)。 インターネットや携帯電話がなかった時代を知らない世代ばかりになったら、世界はどうなるのでしょうね。 ちょっと怖い気が、正直します。 もしかしたらこれこそ老婆心というものかもしれませんが(笑)。余計な心配であってほしいです。
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40ansparis at 2014-09-16 16:30
francanaさん、仰ること、分かっておりますヨ!
でも、本当にパソコンや携帯が生まれた時から存在している世代ばかりになったら、、想像するだけで恐ろしいです。 SF映画みたいな生活になり、人間同志も直接触れ合う交流よりもバーチャルな交流が増えて、、、人間でもなくなっていくのかもしれませんよね、笑。宇宙人っぽくなっていったりして。。。 将来、未来が見たいような、見たくないような。
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aoneko
at 2014-09-17 09:40
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ドヌーヴの映画は新作ですか?
今度フィリップ・ガレルの映画に行きます。La Jalousieという映画で、ルイ・ガレル主演で白黒で、たぶんいつもの感じだと思います。 最近はフランス映画の公開が少なくなりました。
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40ansparis at 2014-09-17 16:17
aonekoさん、この映画はこの夏の新作です。70年代にニースのカジノ経営一家の娘の行方不明事件を題材にした実話です。ドゥヌーヴは、貫禄あるカジノ経営者の役です。この不可解な事件は最近まで裁判が行われたりしていた、恐ろしく不可解な事件なんですよ。でもニースの海が綺麗でした。フィリップ ガレルのは、私の前回秋冬の映画まとめにポスターがあります。フィリップ ガレルらしい、暗く、切ない映画ですが家庭環境の複雑なフランス人らしい映画です。ややマイナーな映画扱いでしたが好きなんですよね、、。
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fuki
at 2014-09-18 19:09
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はぁ、やっぱり映画見るならパリですね。新旧揃い踏み〜☆ため息ものです☆
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40ansparis at 2014-09-18 23:27
fukiさん、そうですねえ、パリは時間とお金さえあれば毎日でも違う映画が観れてしまいますね。なかなかそうはいきませんけど。
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