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假屋崎省吾の世界 を Patit palait にて

どちらかと言うと飲んで騒いで明けるパリの騒がしい新年。

どこでも街中流れる、お琴のお正月恒例の音楽や、お参りで見るお着物、筆で書かれた年賀状や
年賀状の和の柄、お着物の人が持っている巾着、、、、日本のお正月ってなんて可愛いんでしょう。。。。

ノエルのある12月は街中に赤が溢れているけれど、日本の朱の混ざった赤とは明らかに違うため、
日本人のDNAが自然に素直に感じる、物足りなさ。

それを払拭してくれたのが、プティパレで2週間弱という短い期間展示していた、假屋崎さんの個展。
假屋崎省吾の世界 を Patit palait にて_c0181947_1971955.jpg

今はいけばなだけではなく、お着物のプロデュースもしていらっしゃるようで、綺麗な着物との展示でした。

お着物は、伝統的な柄というよりも、フランス人や欧米の人達もドレスに使えそうなくらいモダンな柄でした。
假屋崎省吾の世界 を Patit palait にて_c0181947_1995716.jpg


プティパレの中でも小さい空間で無料で観ることが出来る規模ではありましたけれど、サンローランの展示も年末近くまでしていたあの空間で個展というのは、やはり素晴らしいことで日本人として素直に嬉しかった
です。
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何よりも、自分の中で新年を前に、気持ちがすっきりしたのが、たくさんデコレーションに使われていた
「日本の」赤。ヨーロッパの赤じゃありません。

大きな空間で遠目に観ても、それは明らかで、だからこそ、全体を大きく見ても「和」の雰囲気たっぷりで
私のDNAが落ち着いたのでした。
假屋崎省吾の世界 を Patit palait にて_c0181947_19152176.jpg

パリで、クラシックなプティパレの建物の空間で観る日本の赤。。。新鮮でした。
假屋崎省吾の世界 を Patit palait にて_c0181947_1917864.jpg

by 40ansparis | 2011-01-03 11:56 | Musee Expositionなど | Comments(12)
Commented by yuutenji-yuu at 2011-01-03 20:36
日本の赤ってそんなに違って見えるのですね。
あの鳥居の赤な感じなのでしょうか? 日本人として落ち着くのですね。国内にいると感じない事 海外にいる事で日本人を意識出来るのでしょうね。ラバンさんのブログを拝見していると色々な違いが分かってとても楽しいです。しかし、この会場は素敵な所ですね〜〜。そして、その赤が素敵に写っています。
Commented by fuchsia24 at 2011-01-04 06:51
遅ればせながらあけましておめでとうございます。
今年も、ラパンさんにとって、実りの多い年になりますように。
この展覧会、話には聞いていたのですが、素晴らしいですね。
写真だけでもかなり、迫力と粋さを感じます。
肉眼で見たら、興奮して心臓がバクバクしそうなあでやかさ。
こんな素晴らしいものって分かってたら絶対無理しても行ったのに。
ちょっと悔しいです。
Commented by melissa-aroma at 2011-01-04 08:19
ラパンさん、明けましておめでとうございます^^
そうですね。同じ赤でも違いますよね。浮世絵、日本画でもその朱の混ざった赤が使われてます。いつ頃がは忘れましたが、その日本の赤がなくなったので、赤が輸入されるようになったそうです。
なんだかラパンさんのDNAが喜んだようですね~(笑)よかった!よかった!^^
本当にドレスによさそうですね。
今年もよろしくお願いします^^
Commented by kanafr at 2011-01-04 09:27
これ行きたかったんですよー!
それなのに気づいた時がすでに遅く12月31日、元旦2日と予定があり残念でした。
朱赤なんでしょうか?緋赤なんでしょうか?
以前片岡鶴太郎さんが個展をされた時いけ花をされていましたが、静かな印象を受けた片岡さんのそれと比べると、お写真からの印象ですがかなり動的な花の展示会のような感じですね。
Commented by oko1225 at 2011-01-04 11:35
明けましておめでとうございます!!
時々覗かせてもらっています(*^_^*)
「日本の」赤、
我が家は喪中で
今年は出せなかったけど、漆の赤ですかね?
日本にいると気づかないけど
ラパンさんの記事をみて
今さらながら「日本の」赤を
見直すことになりました。
本年も配信楽しみにしております。
Commented by akicosmosA at 2011-01-06 01:16
あけましておめでとうございます。
この赤はパリにはやはりない赤ですか?画像からみると
とても日本的な赤に私も感じます。
日本の文化もパリの空間に融合しながらも独自の世界を創り
カーリーさん素晴らしいわ!日本では假屋崎さんのことこう呼んだり
してます(笑)

今年もきっとラパンさんが心地よいと思う風がきっと吹くことでしょう。
お互いいいと思える年にいたしましょう♪
どうぞよろしく~**
Commented by 40ansparis at 2011-01-06 05:39
祐天寺さん、そう、まさに!鳥居の赤みたいな赤ですよ。朱色の混ざった赤で、、、。このプティパレの会場と、和のモダンなデコレーション、素敵でした。赤が映えていましたよ。
Commented by 40ansparis at 2011-01-06 05:41
fuchsiaさん、明けましておめでとうございます。
素敵でしたよ。無料で観れるだけあって、ほんの少しの展示でしたけれど、十分存在感がありました。
笑顔の多い、充実した一年でありますように!
Commented by 40ansparis at 2011-01-06 05:42
melissaさん、ピンクの混ざったようなヨーロッパの赤と日本や中国などアジアの赤は、確実に違いますよね。
この赤を思う存分観て、なんだか新年のお参りにでも行ったような、ほっとした感じがしたのです。今年もよろしくお願いします。
Commented by 40ansparis at 2011-01-06 05:45
kanaさん、この赤は朱赤です。↑の方のコメントにあるように、鳥居のようなあの赤でした。写真だと朱の赤がちゃんと出ていないように思えるのですが、、、。短すぎますよね、期間が。。。私も年末時間が出来たので行ったのですが、2日までと聞いて、来てよかった!と思ったのです。そうですね、かなり大きな動きをデコレーションから感じましたよ。
Commented by 40ansparis at 2011-01-06 05:47
oko1225さん、はじめまして。読んで下さってありがとうございます。今年もよろしくお願い致します。自分でも帰国した時になど気がつくことに、自分自身も驚いたりします。日本に居たら気がつけなかったこと、たくさんありますよ。休日にでも、ゆっくりとそちらに伺わせて頂きますね。
Commented by 40ansparis at 2011-01-06 05:49
こすもすさん、写真の画面から、朱の赤だってわかりますか?何だか肉眼で見た赤が出てないな、、と自分では思っていたのですが。。
カーリーさんって呼ばれてるの、知ってますよ(笑)。でも、あの愛嬌のあるチャーミングな性格から、みんなに好かれている証拠ですよね。
本当はいけばなの師匠なんですけどね(笑)。
今年も、笑顔の多い、充実した一年でありますように!
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