10年のフランス生活に思うこと

先日、ファッションウィークに仕事でパリに来た友人と久しぶりの再会。

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二人ともパリに来た時期がほぼ一緒なので、お互いのフランスでの人生を振り返りながら語り合いました。

去年の秋で私はパリに来て丸10年でした。

一言でフランスと言う国を表現するのは難しいけれど、敢えて一言で言うなら、、、、

フランス、、凄いな。

でしょうか、笑。

もちろんイヤな部分、日本に比べて不便だったり不満もありますが、それらを超えて最近特にこう思うのです。

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まず、人生の楽しみ方が素晴らしい。
お金をかけるのではない、モノではない、真の贅沢を大切にしている点。

ですから、生きることのアート、Art de vivre と言う言葉が存在します。柔らかく言うなら、日常を楽しむ(アート)。

そして田舎より特にパリジャンは気取屋と、とかく言われますが、実際に話をする様になると、友人ほどの付き合いでなくても、実は皆んな気取りが無くてむしろ凄く人懐こい。東京よりは大阪に近い感覚です。(実際にパリの日本人は大阪出身の人が多いです。私の周りだけ?)

気取りなく、自然さを大切にしている気がします。食べ物でも人でも。

そしてフランス人の中の好奇心と知性と無邪気な子供心、これらが上手く混ざり合っている点。

だからなのか、、、かなりの高齢者でもひょいひょいとiPhoneを躊躇せずに使いこなしたりしていますし、、、何歳でも何をするにも遅いと言う事は絶対に無いよ!と私は何人のフランス人に言われた事でしょうか。


人間くさく、はっきりモノを言うフランス人、へりくつではかないませんし、いい加減ですが、、、

仕事はそれなりに、人生をプライベートを楽しむ、大人が楽しむ事にかけては素晴らしく" 良い加減 " である事、私の今後の人生でも大いに賛同したいと思います。


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# by 40ansparis | 2017-03-12 06:12 | フランス人・フランス観察 | Comments(26)

雨続きでしたが

二週間ずっとパリは雨続きで、フランスの各地は暴風雨による被害があったり大変でしたが、

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やっと雨の日々は終わったようです。
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# by 40ansparis | 2017-03-10 22:42 | パリの空 le ciel deParis | Comments(0)

Les temps Mérovingiens : メロヴィング王朝展

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今シーズン一番行きたかった展示。
駆け込みで、終わる直前に行けました。

このメロヴィング王朝は、4-7世紀にヨーロッパを網羅したフランク王国に存在。

春に読んだ古代文書についてや、秋冬もヨーロッパ文化、言語、宗教の流れに関する本を幾つか読んでいたのですが、必ずこのメロヴィング王朝が出て来ていたので、何か不思議な流れでした。

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7世紀終わりに王家はダゴベール王3世までで抹殺されて滅びた、、、事になっています。が、ダゴベール王3世の息子が密かにかくまわれて南仏ラングドックで生き延びて居た事が分かっています。

キリストの血脈が入っている、と明らかにしていたせいで狙われ、抹殺されてしまった王家。

ヴァティカンや英国の図書館、パリ郊外の国立古代美術館、フランス国立図書館などから、秘蔵の手書き文書や本、ビジュー、オブジェが集められ、来館者も皆さん食いいるように見ていました。

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既に五世紀で今のようなアルファベットになっているのが、古代文書を見ていて感動。

王家がモチーフにした蝉や蜂のビジューも五世紀のものとは思えないモダンな可愛らしさでした。

思っていたよりも小さかったので美術館のサイトからお借りした写真を。
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知っていた事のパズルがまたまた繋がった感動の展示でした。

近いうちに本、映画まとめもそろそろ、、、。
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# by 40ansparis | 2017-03-09 03:11 | Musee Expositionなど | Comments(4)

Silence : 沈黙 マーティン スコセッシ監督

フランスの公開から既に2週間ほど過ぎました。
が、この映画について語るのは難しいですね。

遠藤周作のこの原作や他の作品を読んだのは大学時代だったと思うのですが、最後が映画の様だったのか記憶にないのでまた読み直したくています。

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フランス語版文庫本も売れているようです。
予想通り、私の嫌いな "ポスター使用の表紙 " に変わって増版されています。

自分で読むつもりで買ったのですが、やっぱり日本語で読み直したいなあ、と思い、フランス人の友人にプレゼント。

公開日あたりの日のル モンド紙は、この映画について大きく一面を割いていました。

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" 登場人物は、まるでクロサワ映画かミゾグチの映画の中から抜け出して来たようだ " と言う文章にとても共感しました。

それだけ、日本人が観ていて違和感の無い日本が描かれているから、、。
とかく、ハリウッド(フランス映画でも)が日本人を描くとデフォルメされてしまうから。

この時代背景、ヨーロッパはルネサンスから少し経った辺り。
最近、本でも何かとこの頃が舞台のものを読んでいたので、別々に知っていた事が頭の中で色々パズルになって繋がるのを感じました。

今のヨーロッパとイスラム勢力の関係を見ているような、、、2000年以上もある歴史の中で、宗教によって人間はどれだけの血を流してきたのでしょうか。
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# by 40ansparis | 2017-03-08 02:27 | cinema | Comments(8)

小さな路地

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普段歩かない界隈をたまに歩くと、ちょっとした路地でも、何だか新鮮です。
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この日は会社の保険での健康診断でした。
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# by 40ansparis | 2017-03-06 01:43 | お散歩の時間 promenarde | Comments(4)

Fuji

りんごのふじを見つけたので、嬉しくて沢山買いました。
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スーパーでFujiが見つかる事は稀で、大体マルシェや八百屋さんみたいな所で扱っている場合が多いのです。

青森産には敵わないけれど、やっぱり味のバランスが良いんですよね。
たまに、青森産みたいに蜜入りの場合もあります。
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# by 40ansparis | 2017-03-02 03:06 | 食べ物エトセトラ | Comments(6)

フランス語なまり

パリは観光客が激減、、、とは思えない程、週末の仕事場は観光客が押し寄せて、もうぐったり。

毎日、世界中あちこちの国から来る沢山の観光客と話しますが、コミニュケーションや言葉のやり取りと言うのは実に面白く、様々な言語や国民性にも興味が尽きません。

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最近、英語圏のお客様から良く言われた事が自分でも驚き、ちょっぴりショックだったのです。

イギリス、アメリカ、両方のお客様五人に、この冬同じ事を言われました。

" あなたは、フランス人のお客様とフランス語を話している時は日本語のアクセント(訛り)があるけれど、私やさっきの外国人と英語で話す時はフランス語のアクセントになるね。"

フランス語を話す時に日本語のアクセントがありますね、と言われるのは外国人なら誰でも当然の事。
フランス語学校でも、日常でも、お国なまりが強いなあ、、と感じるのはイタリア人、中国人、、かなあ、笑。

でも、それを無くそうとする必要はないよ、そこがチャーミングさなんだから、と私の周りの人たちは言ってくれますけど、、、。

でも、英語の時に自分にフランス語なまりがあるなんて、、、ちょっと衝撃でした。自覚は全然無し。

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私、実はいつも聴いているジャズのラジオ番組で、よく司会者がアメリカ人ジャズマンに英語でインタビューをしているのを聴きながら " うわ、、、ひどいフランス語なまりの英語、、、 " と、くくっと笑いながら聴いていたのです。

そう言う訳で、、、自分の英語は今こんな状態なのかと衝撃とショックでした。

今、あらためて、、、高校時代の英語のN先生に私の英語を聞いて貰ったら、、なんと言うのかな、、と思いましたが、、、。

つくづく、、言葉を学ぶ仕組みと脳みそって、面白いものですね。


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# by 40ansparis | 2017-02-27 22:59 | フランス語 le francais | Comments(8)

カモメと朝の空

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朝のいつもの光景が、こんなに明るくなりました。
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# by 40ansparis | 2017-02-26 18:14 | パリの空 le ciel deParis | Comments(2)

Chtchoukineコレクション : La Fondation Louis Vitton

先日の凱旋門は、パリ郊外に2014年に開館したルイ ヴィトン財団の美術館に行く時の写真でした。

凱旋門の近くから、連絡バスが出ているのです。が、かなり小さいバスでびっくりしました。

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観たのは夜。
ちょうど、ロシア人資産家でフランス現代アートのコレクターであったシシュキン氏の膨大なコレクションの展示があり、終わりに迫っていたのでした。

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膨大なコレクションの中から、ゴーギャン、ゴッホ、ピカソ、モネ、ルソー、マティス、、、と素晴らしい作品が130点展示されていました。

暗く寒かった冬のパリの中で、、はっと目が醒めるようなゴーギャンのタヒチのカラーに気持ちがすうっと軽くなるのを感じました。

シシュキン氏は後に、ロシアからパリへ亡命し、パリに住んでからは実際にアーティスト達のアトリエを訪ねたりして交流を深めていたそうです。
アーティストと、リアルタイムで出来た作品の中から手に入れる作品を見極める目が凄いです。コレクションの作品は今ではよく知られた作品が多くて、、。

一方、、、アメリカ人建築家によるこの建物のデザイン、、、。見ている分にはオリジナリティーあって現代アートを扱う美術館らしくて良いのですが、中の展示室を順に周る時には、、、、次に何処に進めば良いのか、、?で、やはりデザインと機能と言うのは大概相反するもの、、ですね。

サイトからお借りした写真では全体像はこうなっている模様。
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素晴らしいコレクションでした。
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# by 40ansparis | 2017-02-24 20:49 | Musee Expositionなど | Comments(2)

Éclipses japonaises : 日本のエクリプス

9月の新学期には沢山の新刊本が発売されるのが恒例のフランス。

新刊本特集の小さな記事から見つけた本を、私には珍しく、批評をしばらく眺めたり文庫になるのを待たずに直ぐに読みました。
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この本のタイトルのエクリプス、つまり月食の事なのですが、日本の見えない影の部分、と言う意味を含めて選ばれています。

この本を書いたフランス人作家が書いた日本の影の部分とは、北朝鮮拉致の事。

フランス人にはあまり、、いえ殆ど知られていないこの一連の事件を、このフランス人作家は小説仕立てで描いていますが、詳細が詳しく、またリアルで驚きました。

後書きを読んで納得。

このフランス人作家は、佐渡や周辺まで足を運んで実際に蘇我ひとみさんの旦那様ジェンキンス氏に会い話を聞いたり、他にも関係者などに助言をもらい証言を集め取材しています。

日本にまだ居た頃、毎日の様にワイドショーで取り上げていた、その様子をまた思い出していました。

私の周りのフランス人の友人達にこの北朝鮮の話をしてみても、北朝鮮がどんな国かは皆んな知っているものの日本のこの一連の事件については、もちろん全く聞いた事も無く、実際にあった話を説明すると、かなりショックを受けて皆んな唖然とします。

小泉さんの後の政権は、何も進めないのでしょうか、、、。
色々な事に思いを馳せた読書時間でした。

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# by 40ansparis | 2017-02-21 06:15 | 本 livre | Comments(8)