Musee du Louvre a Morioka: ルーヴルが盛岡に

仕事場でお客様と話していると、今でも常連さんは
「フクシマはどお?あなたの家族は元気で過ごしてる?」と気遣ってくれて
日本の経済への懸念、周辺に住んでいる人たちへの思い、などを語ってくれます。
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そんなお客様のひとりが、先日ルーヴルで耳にした、と教えてくれて私も感動したことが。。。。
調べてみたら、本当に、、、、。

今現在、6月初めまで岩手盛岡市の県立美術館で、ルーヴル美術館の23作品を展示中です。
その後、この展示は、岩手から宮城、福島と3県を巡回する予定で、岩手はその第一弾だそう。
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日常生活もままならない被災者のために、とこの展示は、ルーヴル美術館サイドからの提案だそうです。

アンリ・ロワレット館長自ら、オープニングに来県して
「人にとって、アートとは不可欠のものであり、厳しい状況のもとでは心の支えとなるものであるから。」と
コメントしたそう。

うーん、ただトップクラスの美術館、と鎮座しているだけではなくて、やっぱりルーヴルというのは
存在も、ポリシーも、姿勢も一流なのです。
日本から知人が来仏した際、小さい美術館が好きな私には迷宮過ぎるルーヴル、どうしても館員に
聞いたりするばかりなのですが、その際も本当にプロとしての接し方に心の中で感動させられることが多い。

「受胎告知」や「三美神」など古代から18世紀までの彫刻や工芸品が並んでいるそうです。
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このことを耳にしたと教えてくれた常連のムッシュウは、観たかったものがたまたま貸し出し中で
館員に尋ねたらしく、理由を聞いて納得、それならフクシマやその周辺の人たちの心を少しでも
穏やかにするなら良かった、、、、と帰ってきたそうで。

パリは、その昔から芸術、それは単に絵画だけではなくて映画や文学なども含めて、大事に育てたり
守ったりという文化があって、それは資金援助とかよりは遠回りで直接生活の足しになるもの、では
ないけれど、その姿勢は無くさないで欲しい、と願う。

兎角、予算を減らしがちな芸術、、、どこかの国もそうかな、、、、でも一般の人のレベルででも守られて
きた芸術、少なくともパリは。

パリに今でも残っているカフェで、お金のない芸術家の卵や学生にカフェを飲ませたり食事をさせて
その代金を払う代わりに芸術家たちがカフェに絵画を置いていき、それらが今もカフェに残っていたりする、そんなカフェも存在します。その絵画は、後に凄く価値が出たり(ピカソとか、、、)しているのですが、
カフェ自体は当時の古い内装のまま、時代がストップしたまま存在していたりして、
いわゆるパトロンたちだけではなく、一般の人たちもたくさん芸術家を支えてきたのがパリなのですね。

月代わりに、無名のアーティストの絵画や写真、作品を店内あちこちに展示する、それをずっと続けてきて
いるカフェもありますし。。。

ともかく、この展示会場に足を運べる人たちばかりではないと思うけれど、訪れた人たちの心を少しでも
温かくしてくれたら、、、と思います。
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# by 40ansparis | 2012-05-13 11:27 | ちょっとした出来事 | Comments(12)

雨続きのパリ

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結局パリはほぼ3週間、雨が毎日降っています。驚き。今年の4月は悲惨。5月も続くのか?
晴れた、と思っても、直ぐに降る、この繰り返し。

変なお天気は世界的な現象ではあるけれど、、、太陽の周期が冬眠低温周期に入るのでは、、と言われているらしく、、、。
地球に今、何が起きようとしてるのかな?
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これは、関係ないけれど、先日友人と入ったカフェに、なんとも古く味わいのあるラジエーターがあり、私の座ったすぐ横だったので。
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# by 40ansparis | 2012-05-10 17:32 | cafe | Comments(10)

カフェとおやつと、、、、

オランド氏就任の新聞でも写真に、と思ったのですが、何だかどんよりとフランスの今後の5年を
考えると不安になってきたので、辞めました、、笑。
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選挙の昨日、私は一日中仕事だったので、夜に結果を見たのですが、、、オランド氏が国を引っ張ることに
なった1日目の今日は、、、いつもどおり休み明けの重い頭、そしてフランスのこの5年を思うと頭がさらに
重くなる気がして、、、。
カフェをのんびり飲みながら、フィガロ誌を読んではため息ついて。

写真のカフェタイムは、今日ではなくて、先日友人が手作りのアップル紅茶ケーキと栗のどら焼きを
持ってきてくれたので。
どら焼きの皮のしっとりしていることと言ったら!
簡単よ~、と言ってたけれど、私は、うーん、食べる側がいいな、笑。
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# by 40ansparis | 2012-05-07 16:59 | 家でお茶・おやつ | Comments(14)

le debat presidentiel: 大統領選議論

フランス人達は、皮肉っぽく言うとすれば口から産まれて来た、言ってみれば屁理屈王たち、笑。

その根源は、学校でも議論する事、小さい頃から自分の言いたいことを主張する事を学ぶ文化にある。

2人に最終的に絞られた大統領候補も最後の主張の場は、一対一の議論。
これは投票日のある週にテレビ中継されるのが伝統。今年は昨晩放映された。

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過去の大統領選の際の議論の映像が見られるのもこの時期。
歴代の映像を観て居ても、それぞれの素顔やキャラクターが滲み出て居てとても面白い。
フランス人お得意の皮肉をさらりと言ってみたり、その交わし方など。

自分で直接投票する直接選挙だからこそ、
もしかしたら若者からみんなが本当に関心を持つのかも。
自分で参加した、選んだという実感が湧くと思う。
日本もそうすればいいのに。

この時期のカフェは、学生達のお喋りも大統領選の話題が多くて、耳に入って来ても興味深い。

決戦はいよいよ今週の日曜日。
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# by 40ansparis | 2012-05-04 06:53 | フランス人・フランス観察 | Comments(10)

感覚と印象のお国柄の違い

仕事場の長い常連さんで、いつもヴァカンス明けになると、ちっちゃなお土産を持ってご来店下さる
フランス人のカップルがいらっしゃって、ヴェネチアンガラスのチョーカーを今回は下さった。

フランスは早くも、またこの2週間ほど、復活祭ヴァカンスだったのですが、見事に2週間毎日
パリは雨が降り続き、今週もさらに雨模様で肌寒い日が続いています。
5月は祝日が多いので、さらに、また橋をかけて連休にしているフランス人。
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このチョーカーもそうですが、フランス人からは、何故か私は真っ赤が似合うとよく言われる。。。

日本だと、北国生まれの、もともとは色白なので、似合うと他人から薦められるのは淡色ばかり。
顔立ちも特にはっきりしていないので、自分でも元々は真紅はほとんど着ないのだけれど、
不思議とフランスに住んでからは、友人・知人から真っ赤を着たら絶対似合う!と言われるこの不思議。
洋服やアクセサリーでも、はっきり綺麗な色の方が似合う、と言われ、珍しく綺麗な色、ターコイズや
グリーンなどでも着ていると、褒められることが多く。。。

海外の人から見た印象と、同じ日本人の持つ印象は、まったく違う。

秋冬、お客様からよく言われた言葉もそう。
「あなた、夏のヴァカンス明けの方がもっと綺麗だったわよ。」「???」

これは単純に、私の一年の中で一番焼けていたから(笑)。

色白でも、誰にも羨ましがられません。
UVケアなんて一度もしたことがないけれど、持って生まれた肌なので、どうしても焼き色が定着
しません、私の場合。

フランス人の言うブロンゼほど綺麗に焼けていなくても
やっぱりこの国では、ブロンゼしてなんぼ、なのです。

日本の常識は、決して世界の常識ではない、んです。
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# by 40ansparis | 2012-05-02 17:53 | フランス人・フランス観察 | Comments(10)