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光と暗闇

日中なら太陽が照っている間、窓を通して陽が差します。

ちょうど、今読んでいる本と並行して気の向いた箇所からパラパラ読んでいるのは、フランス語訳の谷崎潤一郎。

映画も本も普段、当然ですが邦題が表示されていないことが多いので、フランス語題を見て自分で、あれかな?と想像する訳です。

古本屋で見つけた、珍しい翻訳本。小説ではなくて随筆集。
これを読んだのは年上の知人に勧められて、20代の後半だったと思うのですが、今こそ何だか読みたくていたので。ただ日本語版がブックオフにはなくていた所に、フランス語版で出会った、と言う訳で。
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Éloge de ombre: 原題. 陰影礼賛

昭和8年、谷崎氏が47歳の時に書かれた、日本の伝統美や西洋文化との違い、日本文化の美学などを綴ったエッセイ。

もちろん日本語で読んだ方がいいに決まっていて、、、日本語で読んだ時ほどの表現への感動はあまり、、、、。
でも日本文化を語る時のフランス語の勉強にはなるかも。前向きに、笑。
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またあらためて、谷崎潤一郎氏の文章で、日本語で読みたくなりました。
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by 40ansparis | 2012-08-30 22:00 | 本 livre | Comments(18)

大人の三都エッセイコラボ: les essais en collaboration

イタリア在住ihokoさんちのワンちゃん、モモちゃんのお誕生日、お祝いイラストを送らせて頂きました。

お料理のプロwhiteさんはモモちゃんのバースデーに相応しい、もものスープをプレゼントし、、そして私の拙い落書きにも素敵な提案を頂きまして、日伊仏の三カ国でのエッセイコラボと相成りました。

私からは更に追加の落書きを。。。
皆で一緒にサロンを囲んでいるようにイメージ致しました。
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映画のワンシーンのように、私はよく
日常でも頭の中で音楽が流れて、その時間が過ぎることが自然にあるのですが、、。

モモちゃんのこのお誕生に際しての、それぞれの違う形でのコラボで、私が頭に浮かんだのは、、、
夏の爽やかなもものスープ、と言うピュアなイメージ、そして海辺を波と戯れるモモちゃんの様子から、ピアノソロがいいな、題名も偶然に!とラヴェルの水の戯れが浮かびました。
この曲の、ピアノがポロンポロンと弾けるのを聴いていると、モモちゃんが波打ち際で跳ねている
様子が浮かんできます。軽快なのにラヴェル特有の優雅さを感じます。

宜しければ合わせて、ドビュッシーのReflets dans l'eau、水の反映もご一緒に。
モモのスープ仕立てが喉を通り過ぎて、なんと言う爽やかさと涼しさ。

Joyeux anniversaire, Momo !!
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大人のお遊びにお付き合い下さってありがとうございます。

次回の三都物語は、、、三人の都合と皆様の反応次第によりまして、
不定期にアップの予定です。
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by 40ansparis | 2012-08-28 00:01 | 三都物語 | Comments(20)

ヴァカンスもあと少し

明日月曜から仕事再開の人も沢山、でもまだまだあと一週間は、ヴァカンスの雰囲気が
続くでしょうね。
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お天気でも、只今テラスはがらがら。
席も選び放題です。
話し声を聞かずにゆっくり読書しやすいし、空いているパリ、私嫌いじゃないんです。
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by 40ansparis | 2012-08-26 23:02 | cafe | Comments(8)

le moment crepuscule: 夕闇のひととき

日が長いつもりでいたら、いつの間にか日の入り時刻は21時を切ってしまっていました。

ちょうどその時間帯の仕事帰り。
黄昏時の淡い空。
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by 40ansparis | 2012-08-24 05:59 | パリの空 le ciel deParis | Comments(12)

La Croix et la Tour Eiffel: 十字架とエッフェルさん

先日、ひこうき雲が織りなす空の十字架を見かけたばかりなのですが、先日の早朝また見かけたのです。

まだ早朝で、空気も澄んで透明な時間。
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まるでエッフェルさんが、十字架を下から突ついているような。。。

透明感のある早朝に相応しい、でも不思議な組み合わせでした。
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by 40ansparis | 2012-08-21 14:36 | パリの空 le ciel deParis | Comments(18)

夏のうちに

パリもここ一週間ほど、稀に見る35度超え。週末はパリでも39度まで上がりました!何処に行っても冷房設備のないフランス、、。

ただ、日本と違って長続きしそうにありませんが、、太陽は今の所続いています。
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夏の終わりを感じつつ、今のうちに大好きな貝のアクセサリーを楽しんでいます。
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by 40ansparis | 2012-08-20 16:40 | モード*ファッションla mode | Comments(16)

un ete japonais:日本映画を想う夏

昨年の夏は黒澤映画の回顧展があり感動。

今年は、ヴィスコンティと並んでフランス人にも人気の小津安二郎を中心にセレクトされた古き日本映画の回顧展が。嬉しいですね~。
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只今ヴァカンスの真最中、一番パリジャンがパリに居ない時期。空いているだろうとギリギリに出掛けたところ、、、なんと長蛇の列に超満員!

自分の都合と合う作品しか観ることが出来ていませんが、かなり感動しています。
他にも今村昌平監督、吉田喜重監督、溝口健二監督、そしてもちろん黒澤明監督の名作ばかりが。観たくてもなかなか自分の自由になる時間と合わなくて悔しい限り。

小津さんの映画は、兎に角美しい~!ヴィスコンティなどの巨匠たちにも共通して感じる独特の確固たる美意識。
完璧主義で俳優にも自由な演技をさせずに、表情や仕草全てコントロールした小津監督。
従って、時に不自然な演技に見えるのが気になるのだけれど、日本語や映像の色合いの美しさを前にすれば、小さいこと。
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簡単に訳されたフランス語の字幕を目で追いながら、あ~このことばの美しさは訳せないのよねえ、と独りで悦に浸り。

大島渚監督は、小津監督とは対極の異端児。
フランス人が好きなエロティシズムに溢れていて斬新、まるでヌーヴェルヴァーグのフランス映画を観ているよう。私は好き。

感動して独り映画館を出る時に3人のフランス人マダム、ムッシュウに声をかけられました。
"何度観ても素晴らしい!"
"台詞が素晴らしい。ポエティックで"
"オズの映画はエモーションに溢れていて感情表現が繊細、美しいね~!"
小津映画について語りたくて止まらないムッシュウ、マダム達をどうにかヤンワリ振りきれたのは20分後。

日本ででさえ、もう映画館でこの時代の映画を観ることなんて出来ないんですよ、今は、、、と私が話すとフランス人小津ファンの皆様、何故⁇とまた語り始めて、、。
恐るべしフランスの小津ファン。日本人よりもずっと映画を見込んでいます。

フランスは日本映画のみならず、世界の古き良き映画をリスペクトして、一大論争を巻き起こしたような問題作でさえ上映したりと、映画を本当に愛していると言うのに、、。
日本も興行収入が取れる大型映画ばかりでなく、こういった上映をすればいいのに。
映画作りを目指す若者は何を観ればいいのかしら?

"フランスと違って日本は、映画作りに関わっている人達が映画だけで食っていけない国なんだ、、"と、たけしさんが以前悲しそうに語っていたのを思い出しながら帰りました。
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by 40ansparis | 2012-08-18 19:52 | cinema | Comments(14)

空が高くて

夏は雲に勢いがあって、本当に空が高く感じます。

先日のオペラ座同様、アンヴァリッドもナポレオンの栄光を主張しているかのごとく、これでもかと
光っております。(アンヴァリッドのドームの建物の地下にはナポレオンが眠っているのです)
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ただ、私ペシミストではないつもりですが、、、、、、早朝の出勤時に変化があるのに気付いてしまいました。
早朝の肌寒い時間、、、、、、かもめさんがアンヴァリッド前の芝生に来始めました。

夏の終わりを感じさせ、、、、、、、、、いえ、何でもありません。。。。

太陽があるうちに、秋冬の分も思いっきり浴びて楽しみましょう。
8月組のみなさまは、引き続きボン・ヴァカンス~~。
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by 40ansparis | 2012-08-13 17:24 | パリの空 le ciel deParis | Comments(22)

友人を呼んで和食: la cuisine japonaise chez moi

フランス人の友人に、和食食べさせて!と言われて家へ呼ぶ時は、日本のようには食材も食器も揃いませんが、自分なりに持っている中で和の雰囲気をつくります。
海外に暮らす日本人なら誰でも経験していることでしょうね。

私は、日本へ完全帰国した友人が置いていってくれた半紙があり、それにその日のメニューを筆ぺんで書くのです。
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簡単なものばかりですが、少しずつ色々並べてバリエーションを作りますが、あまりに家庭料理過ぎても食べにくそうだったりするのもあるので比較的に分かりやすいものにしてみたり、いらっしゃる友人によってどの程度本当の和食に慣れているかにもよります。
以前書いたメニューには千代紙を貼ってフランス語訳を書きました。
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先日は、、あったはずの千代紙が見当たらず、、、、シンプルに書いて、フランス語訳は懐紙があったのでそれに書いておきました。
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食べながら次の料理の準備、、、とレストランで優雅に待ちながらおしゃべりするのとは違いますから写真なんてすっかり忘れて。
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次は何?なんてフランス語訳を見る友人に、またeが抜けてる~(女性名詞と男性名詞があり綴りも変わる厄介なフランス語!)なんて綴りミスの指摘を受けつつ、料理しつつ、おしゃべりしつつの時間はあっと言う間に過ぎたのでした。
筆ペンのメニューは欲しいと言われて手元に残りません。料理より何よりきっと和の雰囲気を感じるのでしょう。
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by 40ansparis | 2012-08-11 05:35 | フランス人・フランス観察 | Comments(35)

夏の午後!

日本食材を購入しに、久しぶりにオペラ界隈へ。
今週は気温も高めで、太陽の日差しも強くて、軽いワンピース一枚でさらさらと歩く事が、なんて気持ちのいいことでしょう!
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オペラ座も普段以上に光っていました。
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by 40ansparis | 2012-08-09 23:23 | お散歩の時間 promenarde | Comments(10)