<   2011年 09月 ( 16 )   > この月の画像一覧

パリらしさ

NYや東京と違って、パリは、あまりモダン過ぎるよりも、ちょっと田舎っぽいというか
洗練され過ぎていない方が、
「パリっぽさ」を感じます。
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フランスらしさ、、、というのでしょうか、、、。
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by 40ansparis | 2011-09-27 11:50 | お散歩の時間 promenarde | Comments(12)

今年は残暑が

今年のパリは特に変な気候です。

春がなくて春に夏が来てしまい、肝心のバカンスシーズンの夏には秋が来てしまい、
初秋か年によっては初冬になるはずの、残暑のないパリが、、、9月も終わろうとしている今になって
週末から、25度、27度、28度、、、なんていう気候になっています。

太陽が戻ってきて、嬉しいけれど、夏があんなに寒かったので、、変な感じ。季節逆周りでしょうか?
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これは、朝から光の強さが全然違う南仏のカフェのテラス奥から。
写真でこうして見ても、眩しさのレベルが全然違う。

ちょっとした、最後の夏気分、太陽を思う存分楽しんで。。。
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by 40ansparis | 2011-09-26 11:03 | cafe | Comments(2)

日本からやってきたうさぎ、、、

お月見の、白あん柚子風味の、うさぎさんでした。
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他にもありますが、、、
私が好き、ということプラス、今年はうさぎ年で、日本の友人・知人の来仏と一緒に、たくさんの
うさぎが私のもとにきています。
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いよいよサロン・ファッションウイークなどコレクションの時期で、、、さらに友人たちの来仏が続きます。

そして仕事の方でも、オーナーの食のサロン出展は、この秋冬はどうやら8回も!!
ちょっと怖いですが、、、、覚悟してます。。。。
忙しいシーズンがやってきました。
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by 40ansparis | 2011-09-24 10:42 | 家でお茶・おやつ | Comments(8)

Michel Petrucciani : 偉大なるフランス人ジャズピアニスト

1999年に逝去した、フランス最高のジャズピアニストと言われる、ミシェル・ペトロチアーニ。
彼は、フランス人で初めて、アメリカ最大のジャズレーベル、ブルーノートと契約したピアニストで
身体障害者、、、でもリリカルで繊細なピアノを弾くピアニスト。

20代初めからジャズを聴いていた私でも、知っていたのはその程度。アルバムは一枚持っています。

彼の友人が、彼の人生を追って撮影した貴重な映像と、周辺の人達のインタビューを交えたドキュメント
映画を観ました。また、すごい映画に出会いました。
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生まれた際に、既に身体中の骨が折れた状態で産まれてきたミシェル。
ガラスの骨と言われ、極度にもろい、骨生成の難病を抱えていた彼は、成人になっても1mほど。
常に松葉杖で歩くか、他人に抱えてもらっての移動。

そのため、小さい頃から演奏者だった父の影響もあって、ジャズを聴き続けて、ピアノに夢中になる。
3歳でジャズヴォーカルを歌ってしまい、7歳でジャズピアノを演奏するほどになり(しかもかなりの腕前)、
13歳でプロのトランペッターと共演。
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彼は20代にして、障害を抱えながらもアメリカへ渡る。ちょうど時代は、スタンダードジャズ全盛期。
そのハンディキャップと裏腹の、力強いピアノプレイに、たくさんの賞賛を受けて、とうとうNYジャズクラブの
殿堂、ヴィレッジ・ヴァンガードまで招待される。

私は20代初めに出会った人達が、何故かみんなジャズ通な人達だったため、自然にジャズに夢中になり
あらゆるジャズを聴いて、もちろんブルーノートの彼の存在は知ってはいたものの、実際にあの身体で
全身のエネルギーを使ってピアノを弾く「動く彼」は初めてこの映画で見たけれど、
骨の難病を持つ人とは思えないほどの、力強い演奏にびっくり。

ピアノの専門家がインタビューで驚きながらこう言います。
「あんなに力強い演奏だけれど、彼の指には力が入っているわけではなくて、ものすごくしなやかなのだ。
信じられない位にしなやかで柔軟だからこそ、普通の人の10倍の速さで指が動く。。。。だから誰にも
真似できないのだ。」
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とは言っても、彼専属のドクターのインタビューで信じられない事実を私たちは聞くことになる。

いくらしなやかでも、彼の病気はもろい骨。ダイナミックな演奏をこなしながら、実は彼の指や腕や肩の
内部では常に骨折している。骨折しながら、痛みを伴いながら力強い演奏を続ける彼。
ひとつコンサートが終わると、いくつかの骨折状態を抱えてドクターのもとへやってきては治療する。

精神的に強い、だけではなくて、映画を観ると、彼が超ポジティブな人なのが分かる。
彼のインタヴューでは必ずジョークやユーモアがある。

自分のハンディーキャップについて、聞かれた時、インタヴュアーに対して
「Handicape? Moi? ou Vous? Vous aussi vous avez beaucoup de probleme, non?
C'est pas loin de ca......Je sais que je suis different que les autres......Tant mieux!!!」
(ハンディキャップ?ボクのこと?あなたのこと? あなただって、一杯問題抱えてるでしょ?笑。
 それとたいして変わらないよ。 みんなとボクは違う、っていうのは知ってるけど、違って良かったよ!!)

彼はその上、フランス人らしく?3度も結婚しているんです。他にも恋多き人だった。彼自身が何よりも
チャーミングな人柄だったから、男女関わらず友人が多かった。常に何でもチャレンジしてみた、という
前向きな人。
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映画で動く彼を観てから、あらためて彼のピアノを聴いてみた。。。。胸が締め付けられるほど、感動。。。
鍵盤を叩く指の強さ、、彼自身は、その時骨を折ながら演奏し、激痛が走っていたなんて。。。。。。

彼は極寒のNYで1999年に38歳で亡くなり、今はパリのペール・ラシェーズ墓地でショパンのお墓の近くに眠っています。

彼の映画を観て、、、さらに私はジャズに出会った頃のことを思い出し、その頃に通った中古レコード屋さんや
古くて暗いジャズ喫茶に思いを馳せました。。。。
今でも、一番心和むのはジャズ。といっても自分の耳心地がいいものに限って今は聴いていますけど。

仙台のジャズ喫茶、カウントはまだ存在しているのかしら??
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by 40ansparis | 2011-09-23 11:58 | cinema | Comments(12)

ご主人さまは、、、

ロトに夢中、、、、、、、、。
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「ねえねえ、当たってる?」
おりこうさんにムッシュウを待つ、わんこ。
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by 40ansparis | 2011-09-22 11:04 | フランス人・フランス観察 | Comments(6)

9月の朝焼け、、、日々変わります

つい先日載せた朝焼けの時間と、まったく同じ早朝の時間なのですが、
毎日全然違うのです。
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ただ単に、雲の動きが違うとかではなくて、日々、着々と、日の長さ、短さが変化しているから
でしょうね。
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そのうちに、大好きなパリの空も変化がなくなって、朝晩は真っ暗、昼間はモノトーンと単調に
なっていきますから、今のうちにこの変化を楽しんで眺めているのです。
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by 40ansparis | 2011-09-21 10:39 | パリの空 le ciel deParis | Comments(4)

香りの記憶

時に、物よりも、鮮烈に記憶が蘇る。。。。

海岸沿いの磯の香り、、、子供の頃、毎日のように泳ぎ遊んだ夏を鮮明に思い出させた。。。。

雨上がりの街の匂い、、、、
すれ違い様に感じた誰かがつけていたパフュームの香り、、、、
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夏の午後の埃っぽい乾いた匂い、、、、

それがいつしか消えて、
落ち葉と秋風の匂い、、、、、、。
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by 40ansparis | 2011-09-19 09:08 | ひとりごと murmure | Comments(8)

パリの映画館でクロサワ

ヴァカンス時期、7月8月はパリジャンが居なくなるので、いい映画(新作)が少ないのが常。
新作が上映されても、すべて夏休みの子供仕様のものばかり。

そんなヴァカンス中から実はずっと異例の2ヶ月以上ロングランで、小さいシネマでオマージュ上映されて
いたのが、日本の巨匠監督、パリの映画ファンにもたくさんファンを持つ、黒澤映画です。
今までこの映画館、ロングランは、過去見ていた限りではロメールやトリュフォー、北野監督、ウッディ・アレン
くらいでしょうか。
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ただ、こういう名画座の場合は、上映日時と時間が限られているので、なかなか全部は観ることが出来ません
でしたが、、、。

ヴァカンス中にも関わらず、結構人は入っていて、しかも、普段ならエンドロールが始まるとさっさと
立ち上がって出て行くフランス人も、名画座の映画の時は、わりとその余韻に浸る人が多かった。

大きなスクリーンに映し出される日本語、日本の名俳優たちのモノクロの映像。それだけで
かなり感動しました。
だって、今や、日本ででさえ、この古い映画たちを、しかもまとめて映画館で観る機会なんて、あります??
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母国語の映画は、するするとセリフが耳に入って、理解が早くていいですね(笑)。

その分、聞きながら、私はフランス語訳された字幕を目で追う余裕があり、、、この点は英語圏の映画とは
違うところ。
その字幕を読みながら、、、フランス語に訳しちゃうとこうなっちゃうのか、、、と思わされるところがよく
あります。それだけ本当にその国の人達が感じるニュアンスを、その同じ感覚で海外の人に伝える、と
言うのがどれだけ難しいか、が分かります。

または、訳せない、という表現や言葉も存在する訳です。

こう感じることがよくあるだけに、小説でも映画でも、海外の言葉に訳されても、感動が伝わり、評価される
ということは、非常に凄い!と思うのです。

黒澤映画は、日本に居た時だってテレビで上映されていれば、何かしながら観た、、くらいで真剣に
観てなかったと思います。
でも、人間の描き方、撮り方、日本の役者、三船敏郎の演技!などなど、いろんなことを含めて深いなあ、と
いくつかの黒澤映画を、この夏に観て感動しました。

家でDVDを、パジャマで観たりするのも確かに楽でいいけれど、やっぱり私は映画館で観ると
映画をより強く感じることが出来て、好きです。

あとは、小津安二郎のものも、よくパリでは上映されていて、フランス人は大好きなようです。
今や、日本人の方が知らないんじゃないかしら。。。
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by 40ansparis | 2011-09-18 11:28 | cinema | Comments(6)

9月朝のエッフェルさん

早朝のエッフェルさんの上に、まだ、まるでホクロのように、お月さまがいました。
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今の時期はこんな感じ。

もう少し秋が深まっていくと、この同じ時間でもどんどん暗くなり、お月様もまるで夜のように
光って存在します。

毎日微妙に変化しているお月さま。

フランス人は毎日ころころと、機嫌が変わる人が結構います。(個人的には一番一緒に居たくない人、、、)
そんな人のことをフランス語では lunatique といいます。
お月様のことはフランス語では  lune 、つまりお月さまのように毎日かわる人、、、ということです。

この表現は、私はすごく言いえて妙!といつも思っています。
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by 40ansparis | 2011-09-17 09:48 | パリの空 le ciel deParis | Comments(6)

cinema : 上半期まとめ

8月で一旦、この上半期観た映画のまとめをしよう、と思いつつ9月も過ぎてしまいました。
順番を付けるのは、やっぱり不可能、、なので今回はカテゴリー毎に印象に今でも残っているものを
選びました。もちろんどれでもそれなりに印象には残っているのですが、、、、。

*エキセントリックな、、、ショッキングな2011の上半期でした*
My little princesse

監督 Eva Ionesco
主演 Isabelle Hupert

この女性監督自身の実話を映画化したもの。
娘(監督の少女時代)を被写体に、スキャンダラスな写真を撮り続け、ご本人もスキャンダラスな人生を生きた
監督のお母さんの話。こんな少女時代を過ごしたら、どんな精神構造になるのだろう??とショッキングな映画でした。実際の写真も、本当に映画以上に凄いんです、、、、、。ベルトリッチ監督の映画あたりにありそうだけれど、これは実話、というところが非常に凄い。。。

La Piel Que Habito
監督 Pedro Almodovar
主演 Elena Anaya, Antonio Banderas
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「愛と狂気は紙一重」を描く監督、アルモドヴァー監督の最新作。
今回はさらに強烈な、現代の整形技術を皮肉った物語。
現実離れしすぎていて、、、、でも、現代の整形美容の技術だと、有り得なくもないかな、、と
怖くなった映画。でも、この監督の描く、人間の奥底の狂気や欲望、、、嫌いじゃないんです。

*ヌーヴェルバーグへのオマージュ*
Les femmes du 6e etage
以前書いたものがこちら

Les Bien Aimes
監督 Christophe Honore
出演 Catherine Deneuve, Chiara Mastroianni,Louis Garrel, Ludivine Sagnier

大好きなオノレ監督の最新作。前回書いたChanson d'amour同様、ミュージカル仕立て、といっても
オノレ監督風なので、心のつぶやきや内面が歌になっている、いい映画でした。好き好きはあるでしょう。
ヌーヴェルヴァーグの頃の雰囲気を持つ、数少ない監督だと思います。シャンソン、、と同じ主役メンバーで
今回はカトリーヌ・ドヌーヴと実の娘キアラ・マストロヤンニが注目され、、キアラ嬢は今までで一番
華があったのでは、、、と思いました。この方、お父様譲りの美人なのにあまり華がないから、、、。
ルイ・ガレルくんは相変わらず素敵でしたし、また私には懐かしい10区の北駅や東駅周りの道を
思いつめた表情で歩く姿が、よかった。そう役者は歩く姿だけでもいいもの。。。
またあらためて、この映画については別の日に。。。

Un amour de jeunesse  この映画についても以前書きました。こちらです。

*心から感動*
Le discours d'un roi   
以前書いたのがこちら

Une Separation
監督 Asghar Farhadi
主演 Leila Hatami, Peyman Moadi

ベルリン映画祭で金熊賞を受賞したイラン映画。イスラム社会独特のもの、そして、世界共通で抱える
アルツハイマーという病気をめぐる家族の崩壊、、など現代の社会問題を描いた話題作。
映画の終わりも完結していないため、観たあとも考えさせられた、素晴らしい映画でした。

Pina 以前書いたのがこちら

Lourdes
監督 Jessica Hausner
主演 Sylvie Testud

ルルドの水の周りで今も昔も起こる奇跡と言われる現象。
毎年たくさんの病気や難病を抱えた人達の巡礼場所で起こる、人間模様。奇跡が起こった人への賞賛も
あれば、妬む人もいる、何故自分じゃなくて彼女なんだと怒る人もいる。。。。
静かな感動と心にずしりと来る波。いい映画でした。

*リヴァイバル上映で、再感動*
Le dernier tando a Paris

70年代初めに大スキャンダルを巻き起こしたこのベルトリッチ監督の映画。
邦題は「ラスト・タンゴ・イン・パリ」
今年の初めに、主演のマリア・シュナイダーが逝去したことで、パリの小さい映画感でオマージュ上映が
あり、観ることができました。
当時は、世界中でスキャンダル扱いされ、イタリアでは上映禁止とポルノ裁判にまで発展したという
いわくつきの映画。でも、今観るとどこが?と思う、、、そのくらい最近の映画は描写がきつくて、えげつない
ものが増えている。。。
別の視点では、ジャンピエールレオが登場していたり、モンパルナスタワーがまさに建設中だったりと
当時のパリを見ることが出来たり、マリア・シュナイダーの着ているスタイルがまさに今のモードに近いこと
などなど、再上映で、私は個人的に感動した映画。

Parle avec elle
大好きなこの映画に出会ったのは、10年も前。そして今年、Pinaという映画でピナ・バウシュのダンスに
出会い、もう一度観たい!と思っていたら、アルモドヴァー監督の最新作と一緒にオマージュ上映があり、
先日観ることが出来て、大感動。こういう映画こそ、巨匠の映画。
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これを観てしまったら、今年観たどの映画も吹っ飛んでしまったくらい、やっぱり凄いアルモドヴァー監督の
名作中の名作。ピナ・バウシュの心をかきむしられるような、ほとばしるダンスに泣けてきます。そして
この映画のポスター大好きなのです。この映画についても、また後日、、、、、。


こんな長い、ほとんど自分の記録用というダイアリー、お付き合い頂いて、読んで下さった皆様、
ありがとうございます。
懲りずに、また下半期も、いい映画に出会えたら、、、まとめます。
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by 40ansparis | 2011-09-13 11:30 | cinema | Comments(10)