<   2009年 10月 ( 15 )   > この月の画像一覧

知らぬ間に

サロン・ド・ショコラが終わったあとの、とある日。もう今は、少し日にちが経ってしまいましたが。。。

いつものカフェで、いつものように静かに読書をしばらくしてから、帰ろうと本などを片付け始めた時のこと。

ひとつ席を離れて隣に座っていたムッシュウが(後で聞いたところ、ギリシャ人だそう)
「あなたを描いていたんですよ」とハガキサイズのスケッチブックを私に見せながら話しかけてきました。

小さなそのスケッチブックにはさらりと、黒と茶のみの水彩で描かれた、読書する私の横顔が数枚
見えました。

全然気が付かなかったので「え?これ私ですか?」と戸惑いながら覗き込むと、ムッシュウは
「一枚はあなたに差し上げます」とぺらっとめくりすぐ私に下さった。
c0181947_753777.jpg


思いがけない出来事に、嬉しいひとときだったのと、こんな風に普通にカフェや街に存在している
パリの無数のアーティストの方の存在を実感した日でした。
街で絵を描いている人は、パリにはたくさんいますけどね。

合いそうなフレームが手元にないので、しばらくは今読んでいるポッシュに挟んだまま、私と一緒に
出かけています。
[PR]
by 40ansparis | 2009-10-31 22:58 | cafe | Comments(14)

耳を澄ませると

どんよりグレーの空が一日中続くパリの空。空気もひんやり。
どのカフェを見ても、暑い夏よりも確実にお客様は入っている様子。

いつも、常連の指定席のカウンターまわりを必ずどのカフェでも見てしまう私。

このムッシュウも、一見ごく普通のムッシュウですが、横を通り過ぎるとさりげなーく
甘く上品な香水の香りが漂っていました。
c0181947_5493459.jpg

そんなところが、やはりフランス男です。。。。

そんなムッシュウたち、耳を澄ませて聞いていると、ここ最近の寒いパリなのでわりと男性でも
「ショコラ!(ホットチョコレート)シルヴプレ」と注文している人の多いこと。
c0181947_5525111.jpg

しかもショコラを頼んでいるのは、たいてい決して若くないムッシュウたち。

それでも、カウンター周りめがけて来るムッシュウたちのオーダーは、いつも決して変わることは
ないようです。
[PR]
by 40ansparis | 2009-10-30 21:45 | cafe | Comments(6)

a la campagne

ばたばたした日々の後、ちょっとお休みを頂けて、現実逃避してきました。
c0181947_2128558.jpg

お庭のお花を摘んで、そのままテーブルの飾り付けに。
なんて贅沢。

c0181947_21295169.jpg

あまり見たことのないような、すごい夕焼け。
こんな風に羽が広がるように見える夕焼けを、鳳凰の羽根って言ったりするんですよね。

c0181947_21312455.jpg

花ではなくて、枝つかいのアレンジもシンプルで素朴で好きです。
c0181947_21335319.jpg

うさぎたちも。
みんな首がないくらいにちょっと太めで、たまらなくかわいい。
c0181947_2134427.jpg


摘み取ってすぐに食べられる野生のフランボワーズ。
ロメールの映画の中にいるような気分でした。
c0181947_21431015.jpg

[PR]
by 40ansparis | 2009-10-29 21:27 | Voyage, petit sejour | Comments(8)

Jacques Prevert

c0181947_20323384.jpg

夏が終わって秋を感じると、読書自体もますます時間をとりたくなるものだけれど
やっぱり詩集を読みたくなります。

詩集自体が、秋には合うものだけれど、今年は秋に再度読み返しているのはプレヴェ−ル。
しっとりする詩ばかりじゃなく、政治的なもの、子供に読み聞かせたいような可愛いもの、いろいろ
あるけれど、何故か今年の秋はプレヴェ−ルです。

読み返したい本のひとつに、今はカワバタも。日本語でもフランス語でも読み返して
みたくています。
[PR]
by 40ansparis | 2009-10-25 20:30 | 本 livre | Comments(6)

秋というより

パリの気温、何だか冬並みです。
朝の気温、2度とか5度とか。最高気温は12度前後なんですけれど、また今週後半は若干上がるようです
が、、、、本格的にみんな、着こんでおります。
c0181947_4484277.jpg

こんなポティロンが並ぶようになると、寒い季節だなあ、って実感します。

休みの日は、普通にそう感じるのですが、、、仕事の日は、常に動いて、そして何よりもオーブンの
前で仕事をしているので、体温が高い私は、冬でも暑い暑いと言っています。
[PR]
by 40ansparis | 2009-10-20 04:46 | 食べ物エトセトラ | Comments(16)

Salon du chocolat PARIS

パリは朝の気温が5度前後、と天気予報でも「もう既に冬ですね」なんて言っているくらいに冷えています。

週末、本来なら休日ですが、午前中たっぷり睡眠をとらせて頂き、午後からは会場のマダムを応援しに。
早速また足りなくなって、お店に戻り、エミリーが焼いたばかりのカヌレたちの入ったカートンを持って
タクシーで駆けつけ。。。。飛ぶように売れて、、、凄い人の波でした。

会場では、出展メーカーにも、うちのブースにいらして下さったお客様の中にも、お店の常連さんや
知人に会い、嬉しい挨拶。
寒い雨の土曜でしたが、足を運んで下さった皆様、ありがとうございます!

ところで、各メーカー・ショコラティエのブースも魅力的ですが、私が密かに可愛い!と思ったのは、、、、
実は会場のブースマップ。
c0181947_4542820.jpg

サロン・ド・ショコラなので、もちろんショコラカラーで、ブースの間の通路には、パリ市内のように
通りの名前がついていて、全部ショコラに関係ある言葉や、カカオの名前になっているのです。

たとえば「エクアドール大通り」とか「フォンダン通り」とか。。。

お客様の波が落ち着いた頃、私の役目は終了。早めに帰してもらったので、ちょっと会場をうろうろ。
うちの常連さん(日本人の方)が仕事をしていて、さらにオーナー・ショコラティエのジャンシャルル・ロシュー氏
もお店で話したことがあるので、ここにうちのカヌレを3ヶ差し入れ。
c0181947_4583868.jpg

タルティーヌ用のノワゼットクリーム(写真左に写っている)やら、ミラベルのガナッシュなど試食させて
頂き、ちょっと疲れが飛んで。。。。
タルティーヌ用ノワゼットクリーム買いました!
ジャンシャルル氏もいつもとっても紳士的で優しいムッシュウ。優しい味を感じるアルティザンは、やっぱり
人柄も優しい。もちろん仕事上においては、厳しさもあるでしょうけれど。

ショコラで出来たオペラ座もありました。
c0181947_523153.jpg


明日もまた午後にお手伝いに行きます。百貨店・大型店舗で仕事をしてきた私は、人込みの中での
仕事には慣れているのですが、、、、それにしても土曜はすごーい人・人・人でした
なので、、、多分プライベートには、自然に人がいない方へと足が向いていくのでしょう。。。。。

あらためて、今日お会い出来た、ご来場下さったみなさま、ありがとうございました。
[PR]
by 40ansparis | 2009-10-18 04:49 | Musee Expositionなど | Comments(10)

15e salon du chocolat

c0181947_5204610.jpg

今日から、パリではサロン・ド・ショコラが始まっています。

今年は、うちのオーナーも参加しているので、朝からお店はてんてこまいでした。
(このサロンにて、初お披露目のアイテムがありまして。。。)

午後も、会場でのカヌレが完売。
マダムから、緊急お届け要請があり、タクシーで届けてきたり、お店も今日は忙しくてあっと言う間に
一日が終了。

そんなこんな、ばたばたしておりまして、10月はちょっとブログはお休みがちになると思いますが、
ご了承下さいませ。
[PR]
by 40ansparis | 2009-10-14 05:19 | Musee Expositionなど | Comments(22)

一週間足らずのカラーでした

先週は、フランスにトルコの大統領が訪問、ということでフランスでは
「la saison de Turquie」と名づけて、トルコカラーの赤と白にエッフェル塔を変えていました。
先日の日曜までだったので、ほんの一週間足らずのスペシャルからーでした。

新聞などで知ってはいたのですが、連日、仕事帰りはメトロへ向かって歩くのに必死でついつい
振り返るのを忘れていました。
c0181947_19152697.jpg

いつものように、夜景撮影の苦手な私、思いっきりブレていますけれど、雰囲気伝わりますでしょうか?

そして、日本にいらっしゃる方からこのカラーへの質問コメントを頂いて、情報の速さにびっくりした私でした。
[PR]
by 40ansparis | 2009-10-12 12:10 | 仕事の日 le travail | Comments(8)

les coeurs de pigeon

c0181947_651580.jpg

このちょっとハート型のプチトマトが、私の野菜おやつの中では特にお気に入りです。

名前は「鳩の心臓」となっていて、フランス語は「心臓」も「ハート」も同じ単語なので、どちらにも
とれます。名前の通り、ほんのりハート型で、味も甘みが強くてぱくぱくと、あっと言う間に食べて
しまいます。
c0181947_6545449.jpg

サラダなどのお皿に乗る前に、私のおやつとなって消えてしまうことの方が多いかも。

おやつ、といっても、最近の物価高のパリ!あっという間になくなるこのトマトも決してトマト類の中では
安くはない。むしろ、普通のおやつ(ビスケットとか)買った方がいいくらいかもしれないケド。
仕事の日は特に、何故か、炭水化物や甘いものに囲まれているせいなのか、無性に野菜とフルーツを
欲する私の身体。

ちなみにフランス語では、プチトマト、とは言わずに
tomato cerise(さくらんぼトマト)という言い方をするのですが、こちらの言い方の方が私は好き。
[PR]
by 40ansparis | 2009-10-11 23:49 | 食べ物エトセトラ | Comments(6)

囲まれた時間

ここに居るほんのひとときは、囲まれた時間。。。
そんなひとときを過ごすカフェ。という思いがこめられているのでしょうか。

にやっとさせるユーモアが隠されている時、私も発見すると嬉しくなります。
どこにでもある普通のカフェに見えたこのカフェ、お手洗いがとってもモダンで、ポプリが置いてあり
清潔で(フランスでは珍しく!ここ大事、笑)、手を洗う洗面所で鏡を見ると、、、上の方に何やらフランス語。
c0181947_543176.jpg


「私は(今)どこにもいない。」

だって、ここに居る時間は、囲まれているから?
[PR]
by 40ansparis | 2009-10-09 21:59 | cafe | Comments(8)