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みんな存在する意味がある: Mes vies de chien

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先日公開されたばかりの映画。"僕の犬の人生"
ある犬の目線から語っている犬の人生を描いています。

ポスターには
" どの犬にも存在する意味がある"
と書いてありますが、猫でも人間にも当てはまると思います。

私はどちらかと言うと普段、猫の方に近い生活ですけれど、映画と同じように、日々会話をしたり目で何を語っているのかを読み取ったりスキンシップしながら大好きよ!と伝えたりしています。

動物は居なくても人間は生きていけると思います。でも居てくれる事によってまた違うものを学んだり感じたり、、家族と一緒だと思います。
でも動物にあまり惹かれない、好きじゃない、という人も私は否定はしません。

言葉は無くても感情は通じ合うし、目でお互いを理解出来る、、、。
居てくれてありがとう、と思います。

出会う意味があるし、新たな出会いと思っていても、実はそれは形を変えた生まれ変わりだったりする、、、。

エモーション溢れる可愛く素敵な映画でした。みんな目をウルウルさせて会場から出て行きました。
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by 40ansparis | 2017-04-21 17:29 | cinema | Comments(6)

下半期映画まとめ 2016F/W-2017S/S 後半

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毎シーズン私はやはり
実話をベースにした映画が好きなもので限られた時間でどれを観るか、、と言う時には優先して観てしまいます。

毎シーズン上映がある、第二次世界大戦中の実話を元にした映画、、、この秋冬は2作品観ました。

前シーズンにもありましたが、今シーズンもユダヤ人の子供を自由なゾーンへとナチスから逃げさせる家族の物語がまた信じられないミラクルと感動の余韻に浸りました。
映画を観ている間中、しょっちゅう涙が流れていました。これは原作本も良いらしいので読みたいリストに入っています。大戦中、本当に沢山のフランス人レジスタンスの人々や大人達がこうして子供達だけでも、、と助けていたのですね。この原作本を書いた方は今もまだご健在。

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上映が貴重なイングバー バーグマンの作品も少しでしたが時間が合い観る事が出来ました。ストーリーの裏に深いものが込められています。

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ポカンと時間が出来て、ただ時間が合う映画を選んで何となく観た映画もありました。コメディや不思議な映画や、、、
それでもイベントシーズンの疲れを取るには映画の中に浸りたい時もあり、、。
疲れ過ぎると今度は映画の二時間にも耐えられず、笑。

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黒澤映画のオマージュ上映第二弾がありましたが、春夏の第一弾のセレクトの方が個人的には好きな作品が多くて、今回は2作品だけ観ました。やはり三船敏郎が若い時でも圧倒的な存在感を醸し出して居るのを観て満足。二時間以上の長い作品が多くセレクトされていたので時間が取りにくかったです。

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数年前にパリオペラ座に振付師としてNYシティバレエ団から招かれたバンジャマン ミルピエの舞台を作り上げるまでを追ったドキュメンタリーフィルムも興味深い映画でした。
古い老舗にありがちなオペラ座の古い体質と新しいスタイルを持ち込もうとする若手クリエイターとのぶつかり合い、、会社が古い体質を変えようとする時も同じ様な事が起きますが、、自分の二十代 三十代を思い出しながら観ていました。

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ヌーヴェルヴァーグの再上映には、いつものシーズンほど出会えず、、時間が合う時に少しだけ観ました。
イベントシーズンは見逃してしまった映画もありますが、今は直ぐにインターネットなどで観る事が出来ます。

春夏はまた良い映画に出会いたいものです。比較的時間が取りやすい春夏には古い映画の再上映が観たいですが、、楽しみに待つことにします。


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by 40ansparis | 2017-03-20 03:50 | cinema | Comments(8)

下半期映画まとめ 2016 F/W - 2017S/S 前半

秋口9月から2月までの、半期に一度の映画まとめ、意外に沢山観る事が出来ましたが、長くなるので二回に分けますので、途中切れます。

前半後半と分けますが、観た時期は時系列ではなく、アトランダムに並べています。

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この秋冬、観る事が出来て一番嬉しかったのは上映から50年の記念でリマスターされて再上映された大好きな "un homme et une femme (男と女) "。
二十代からもう何回観たのか分からないくらい、、でも大きなスクリーンで観たのは三十年ぶりくらいかな。

観に来ているのは、年配の方ばかりでした。低予算で手持ちカメラに近い形で撮られたこの映画、画像も荒くてブレたり、、でも今こんなに美しい映画は逆にないかも。時代の古さは電話がまだ交換手を介してだったり、洋服だったり、、でも50年経っても色褪せない美しいフランス映画でした。

前シーズンは作家のステファン ヅヴァイグの人生を描いた映画を観る事が出来、今シーズンは詩集を読んだことのある詩人パブロ ネルダの人生背景を描いたもの。人生や政治背景を知った上で読むべき詩だったのだとわかりました。

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フランス映画も、やっとこの所、心に残る良い映画が上映されるようになりました。
実話ではないけれど、フランソワ オゾン監督のFranzも大戦がらみの痛みを描いた物語でセザールに値する作品だったと思います。

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Mal de pierre (石の痛み)は、マリオン コティアールとルイ ガレル、監督は良くフランス映画に出ている年配のニコラ ガルシア。ドラマティックな心を揺さぶられる大好きなタイプの映画で、いつの間にか中堅俳優になったルイ ガレルを観たくて三度も観てしまいました。
原作本よりも映画の方が素晴らしく良かった珍しい例。

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好きな女優のひとり、イザベル ユペールの春夏に観た映画もまた観て。彼女は何処か少女っぽい不思議な魅力があり、60年代の若い頃から雰囲気が変わっていないけれど、60歳にはとても見えない、、。

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社会派ドキュメンタリーフィルム、実際にフランスで死者まで出て社会問題になった肥満者向け薬品の事件を描いた映画も見応えありました。

あまり話題にならず、アッと言う間に上映が無くなってしまったけれど、あのジャンピエール レオが晩年のルイ14世を演じた映画は、テアトル風になりがちな時代と人物なのに、当時をリアルに感じるほどの映像でした。
きっと本当にこんな感じだったのだろうと思わせる演技、、なかなか他の俳優には出来ないかもしれません。

続きはすぐ後に。。。
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by 40ansparis | 2017-03-20 03:45 | cinema | Comments(8)

Silence : 沈黙 マーティン スコセッシ監督

フランスの公開から既に2週間ほど過ぎました。
が、この映画について語るのは難しいですね。

遠藤周作のこの原作や他の作品を読んだのは大学時代だったと思うのですが、最後が映画の様だったのか記憶にないのでまた読み直したくています。

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フランス語版文庫本も売れているようです。
予想通り、私の嫌いな "ポスター使用の表紙 " に変わって増版されています。

自分で読むつもりで買ったのですが、やっぱり日本語で読み直したいなあ、と思い、フランス人の友人にプレゼント。

公開日あたりの日のル モンド紙は、この映画について大きく一面を割いていました。

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" 登場人物は、まるでクロサワ映画かミゾグチの映画の中から抜け出して来たようだ " と言う文章にとても共感しました。

それだけ、日本人が観ていて違和感の無い日本が描かれているから、、。
とかく、ハリウッド(フランス映画でも)が日本人を描くとデフォルメされてしまうから。

この時代背景、ヨーロッパはルネサンスから少し経った辺り。
最近、本でも何かとこの頃が舞台のものを読んでいたので、別々に知っていた事が頭の中で色々パズルになって繋がるのを感じました。

今のヨーロッパとイスラム勢力の関係を見ているような、、、2000年以上もある歴史の中で、宗教によって人間はどれだけの血を流してきたのでしょうか。
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by 40ansparis | 2017-03-08 02:27 | cinema | Comments(8)

上半期 映画まとめ2016 S/S

この春夏も、かなり映画を観る事が出来ました。
古い大好きな映画は、毎シーズンでも上映さえあれば、時間が合う限り観ているので、いつも同じのばかり観てる、、、と思われるかもしれません。が全くその通りです、笑。
今回は沢山観たので長いです。

この春は新作が公開された為に、大好きな過去のアルモドバー監督作品をかなり観る事が出来ました。これが一番嬉しかったかな。
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この所、脱線した作品が続いたけれど、新作はまたアルモドバー監督らしい一見エキセントリック、スペインの派手で鮮やかな色使いの中に、女性の心情を繊細に描いていて音楽も最高に良かった。

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あまり話題にならなかったけれど、フランス映画のVoyage de Fannyは、子供達の目線で切り取った戦争の裏側を描いている映画。
対戦中、沢山のフランス人がユダヤ人の子供達だけでもと、かくまったりスイスの国境越えを手助けしていた、、その子供達の中で生き残りの一人の実話。
子供達の演技と実話だと言うすさまじさに涙が流れました。

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後はウッディ アレンの新作や、、いつも繰り返し観るヌーヴェルヴァーグの映画。
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秋冬に続き、80年代との再会は、秋冬と同じメリル ストリープに加えてダスティン ホフマン。80年代のハリウッドの若手って凄い顔ぶれでしたね。
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アメリカ映画で観たものは、殆どが実話を元にしたストーリーのもの。秋冬の繁忙期に観れなかったものの再上映を見つけて観たり。

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大好きな作家、ステファン ヅヴァイグのブラジル亡命から亡くなるまでを描いた映画は、しみじみ彼の人生の最後に想いを馳せました。
彼はユダヤ系オーストリア人だったのでヒトラーの勢力が拡大してきた頃、ブラジルへ亡命、結局希望を持てず自殺。
彼の本は、フランス語の本を読み始めたフランス生活初期の頃に殆ど全部読んでしまったので最近は読んで居なかったのですが、この映画を観て、また読みたくなりました。

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今となってはワンシーズンに一冊は読みたくなるクンデラ氏を知るきっかけになった映画"存在の耐えられない軽さ"も三時間と長い映画ですが、春夏に上映されたのでゆっくり再会を楽しみました。
やっぱり本の方が断然良いかな。また再読したくなりました。

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学生の頃、古い映画ばかり観ていたから、今同じ古い映画を観ると、自分の好きな洋服のスタイルが古い映画に凄く影響を受けている事が分かります。大人の女性になったらこう言う格好をしたいな、、と思いながら観ていました。
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この春夏は、本当に沢山の良い映画の再上映を観る事が出来たので心の栄養になりました。

秋冬は、、お願いだから繁忙期に良い映画の上映がありませんように、、笑。

長々と読んで頂いてありがとうございます。

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この名作、また観れて感動!





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by 40ansparis | 2016-09-20 05:01 | cinema | Comments(10)

黒澤映画の魅力 再発見

復活祭商戦の辺り、黒澤明監督のオマージュ上映が続いていました。

繁忙期だった為、休みの日に行けた二本と復活祭が終わった後ギリギリに観れた一本の合計三本だけでしたが、観てあらためて黒澤明監督の映画の凄さを思い知りました。

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クロサワと言えば、映画の好きなフランス人にとっても、フェリーニ等と同じく映画の巨匠です。

が、黒澤映画の主役の常連、三船敏郎もミフネ、ミフネ、、、と観に来ているフランス人が話しているのが聞こえるほど知られています。

フランスに住んでいると、日本を見る時、日本人でありながら半分外国人の目になっている自分がいます。

久しぶりに黒澤映画を観て、何に感動したか、というと、もちろん二時間以上の長い映画でも時間を忘れてしまうほど魅力的なストーリー構成もそうですが、今回は何故か、三船敏郎の存在感のオーラに感動したのです。

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黒澤映画には、三船敏郎の他にも今では大俳優となっている名優が沢山出演しているのですが、三船敏郎は他の俳優と格段に違う、厚い胸板のヨーロッパ人の様な体格と力強い目力、圧倒的な存在感でスクリーンの中でオーラが出まくります。

ああ、だからヨーロッパの人達にも人気があるのね、、と納得しました。

"天国と地獄" "悪い奴ほどよく眠る"は私の黒澤映画の中のベストなのですが、、これもまだ駆け出しの若い山崎努が犯人の学生役だったり、、と色んな意味で見ながら感動します。
こういった見方は、フランス人には出来ない、日本人ならではの楽しみ方。

パリでは何度か黒澤映画をスクリーンで観ていますが、三船敏郎の圧倒的な存在感を感じるにはテレビではなくてやはりスクリーンですね。

黒澤映画が評価高いのは、俳優陣に恵まれた、のもあるかもしれません。

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黒澤明監督は、かなり読書家だったそうですが、悪い奴ほど、、、の映画も、元はシェイクスピアのマクベスからインスピレーションを受けて製作されたのだそう。

日本映画も、毎年、クロサワ、ミゾグチ、オズ、、、と色々スクリーンで観せて貰っていますが、黒澤明監督が今だにフランスでも大絶賛される理由が分かりました。
どの回も早くから行列が出来て満席でした。

そして毎回感じる、フランス人に囲まれて日本映画を観る不思議さ。
サムライの台詞がtutoyer (フランス語の親しい仲で使うくだけた言い方)に字幕の出る不思議さ、、笑。
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by 40ansparis | 2016-05-22 02:13 | cinema | Comments(8)

映画まとめ 2015-2016 f/w

秋冬のまとめをやっと。
遅くなってしまい、四月に観た映画も入れました。

本も映画も、秋冬は"80年代との再会"だったように思います。
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特に若い頃のメリル ストリープ出演作品が、あの頃にその映画を観た頃をも思い出させてくれました。
"アウト オブ アフリカ"は事実を元に描かれた映画ですが、この映画、私は当時まだ二十代でしたか、、、心を奪われてしまった映画でした。主人公の女性の凛とした逞しさと生き方に。
"ソフィーの選択"は何度か観て本も持っていますが、これも見た後暫くは立ち上がれない位の凄さ。
最近の軽い映画5本分くらいの充実度と感動。

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先日書いたように、もうひとつ繋がったテーマはスパイ。
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黒澤映画のオマージュ上映がありましたが、観に行けたのは二本でした。が、あらためて感動したので、また後日書こうと思います。

毎シーズン、ナチスや大戦後の傷跡を描く映画が上映されますが、この冬に公開された"les innocentes "は、知らなかった衝撃の事実が描かれていました。画像は美しくて最近のフランス映画の中では群を抜いて印象に残りました。
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カンヌ映画祭で賞を獲ったり、最近の日本映画もちょっぴり頑張っています。
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80年代、まだ二十代の頃に感動した映画に再会出来て嬉しいシーズンでした。
疲れを引きずって行っても、やっぱりスクリーンで観て良かった!と思えました。
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パリは毎週200本もの映画が上映されています。凄い、、、と思います。
映画に励まされ、元気をもらい、心の栄養も取り頑張れた秋冬でした。

自分の記録用の、この映画、本まとめですが、読んで下さりありがとうございます。
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by 40ansparis | 2016-04-27 23:32 | cinema | Comments(8)

2015 S/S 上半期 映画まとめ

この春夏は、20年ぶりに観れたような大好きな古い映画を、沢山映画館で観る機会に恵まれました。
いつも通り、この映画まとめは、パソコン上やテレビでは無くて、パリの映画館で観たものをまとめています。

パリは観きれないほど沢山の新旧映画が毎日上映されていますけれど、それでもなかなか観る機会に恵まれない上映が稀な映画も沢山あります。俳優の上映権みたいな事が絡んでいるのでしょう。

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最近は、日本映画も古いものばかりでなく、上映されるようになって来た気がします。
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以前も書いたように最近のフランス映画はまた観たい、心を揺さぶられるような映画が少なくて、実際、ラジオで先日言っていたのは、最近のフランス映画で100万人を動員するような映画はない、んだそうです。

新作で私が観た中で感動したのはアメリカ製作や他のヨーロッパ製作のもの。
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新作で一番印象深く、今もまた観たくているのがAmy Winehouse のドキュメンタリーフィルム。

彼女の歌にはあまり興味が無かった私でしたが、最初彼女はジャズシンガーを目指して歌っていたと知り、映画の中でも大御所トニー ベネットとデュエットしたBody&soulのスタジオ吹き込みの様子があり、私は彼女の声量に鳥肌が立ち、引きこまれてしまいました。成功の裏に必ず存在する、それを利用しようと企む人達や、孤独、光と闇、、、彼女の内面を探るフィルムでした。

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秋口に観たのも入れてしまいますが、この春夏は大好きな映画が沢山観れて、数だけでなく、中身の濃い満足度でした。

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ルイ マルの大好き過ぎる"死刑台のエレベーター"。画面に合わせて即興で作ったと言うマイルスのトランペットがこれまた鳥肌が立ち、古き良き時代のパリの景色に合います。

ジャンヌ モローは、カトリーヌ ドヌーヴよりも私にはずっと、フランス女のリアリティーを感じます。

この映画も、二十代の初め、ジャズを教えてくれた先輩が教えてくれたので観たのだけど、最初から鳥肌が立ったのを覚えています。
この映画を撮った時のルイ マル監督、当時25歳!成熟度に驚き。

この秋は、好きな俳優が出ている映画でも、凄く惹かれる映画が少なくて、疲れた身体を引きずってまで行こうと言う気になれず。

この春夏に良い映画を観過ぎたせいかなあ。
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by 40ansparis | 2015-10-05 19:15 | cinema | Comments(8)

この夏も日本映画

毎年、パリで夏になると何故か日本映画の上映が増えると言う話を、去年も書きましたが、もちろん今年も上映しています。

今年は小津映画よりも溝口健二監督作品が多いです。
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山椒大夫、安寿と厨子王の物語、、日本人でありながら、きちんと知らなかった、と分かりました。

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楊貴妃、の物語に、

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赤線地帯、、、
女の激しさを描く溝口映画が何故フランス人に人気があるのか、、、何だか分かってきました。

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そして、雨月物語。

古典の題材なのに、溝口映画は斬新で、激しくて、残酷で、浮世離れしているようで、現代の私達にも共感する、通じる感情が描かれている、、、。

最近、じわじわとはまってきた溝口映画です。

毎回思いますが、、、日本語の台詞を聞きつつ、フランス語の字幕を読むと、、、

うーん、何か違うんだけどなあ、、、と感じる事がよくあります。
でも、これは翻訳本を読んでも同じ事。

絶対に、当てはまる同じ表現の訳が見つからない、本当にズバリ同じ意味に訳せない、、、と言う事が起きるから。
つまり、同じ表現が見つからない、と言う事をさらに訳せば、同じ感情が存在しないから、、とも言えます。

だから、その国の言語も、その国の国民性や文化を理解する事に繋がる訳ですね。

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by 40ansparis | 2015-07-07 02:44 | cinema | Comments(10)

25年ぶり、、、?

先日、真夜中の中世美術館の横を通り、夜の上映へ、、、、。
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雰囲気、ただならぬ迫力ありますね。

何と25年ぶりくらいでしょうか、、、
この迫力に相応しい映画をスクリーンで観ることが出来ました。
ゴッド ファーザー!

しかも、三時間と長い映画、、、。
でも長さは感じませんでした。

今、観ても新鮮。配役が凄すぎる、、、、、。

パート2,3は時間が取れず観ていませんが、このマーロン ブランドのパート1が最高です。

若い時に観た時には、多分あまり理解して居なかった様々な事を再発見しました。

この春は、少ないながらも、かなり久しぶりに幾つか古〜い映画を観ることが出来て嬉しいです。

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今、日本で公開中の、武さんの映画、観たくて堪りません〜〜。
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by 40ansparis | 2015-05-04 18:08 | cinema | Comments(18)