カテゴリ:Musee Expositionなど( 44 )

Les temps Mérovingiens : メロヴィング王朝展

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今シーズン一番行きたかった展示。
駆け込みで、終わる直前に行けました。

このメロヴィング王朝は、4-7世紀にヨーロッパを網羅したフランク王国に存在。

春に読んだ古代文書についてや、秋冬もヨーロッパ文化、言語、宗教の流れに関する本を幾つか読んでいたのですが、必ずこのメロヴィング王朝が出て来ていたので、何か不思議な流れでした。

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7世紀終わりに王家はダゴベール王3世までで抹殺されて滅びた、、、事になっています。が、ダゴベール王3世の息子が密かにかくまわれて南仏ラングドックで生き延びて居た事が分かっています。

キリストの血脈が入っている、と明らかにしていたせいで狙われ、抹殺されてしまった王家。

ヴァティカンや英国の図書館、パリ郊外の国立古代美術館、フランス国立図書館などから、秘蔵の手書き文書や本、ビジュー、オブジェが集められ、来館者も皆さん食いいるように見ていました。

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既に五世紀で今のようなアルファベットになっているのが、古代文書を見ていて感動。

王家がモチーフにした蝉や蜂のビジューも五世紀のものとは思えないモダンな可愛らしさでした。

思っていたよりも小さかったので美術館のサイトからお借りした写真を。
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知っていた事のパズルがまたまた繋がった感動の展示でした。

近いうちに本、映画まとめもそろそろ、、、。
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by 40ansparis | 2017-03-09 03:11 | Musee Expositionなど | Comments(4)

Chtchoukineコレクション : La Fondation Louis Vitton

先日の凱旋門は、パリ郊外に2014年に開館したルイ ヴィトン財団の美術館に行く時の写真でした。

凱旋門の近くから、連絡バスが出ているのです。が、かなり小さいバスでびっくりしました。

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観たのは夜。
ちょうど、ロシア人資産家でフランス現代アートのコレクターであったシシュキン氏の膨大なコレクションの展示があり、終わりに迫っていたのでした。

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膨大なコレクションの中から、ゴーギャン、ゴッホ、ピカソ、モネ、ルソー、マティス、、、と素晴らしい作品が130点展示されていました。

暗く寒かった冬のパリの中で、、はっと目が醒めるようなゴーギャンのタヒチのカラーに気持ちがすうっと軽くなるのを感じました。

シシュキン氏は後に、ロシアからパリへ亡命し、パリに住んでからは実際にアーティスト達のアトリエを訪ねたりして交流を深めていたそうです。
アーティストと、リアルタイムで出来た作品の中から手に入れる作品を見極める目が凄いです。コレクションの作品は今ではよく知られた作品が多くて、、。

一方、、、アメリカ人建築家によるこの建物のデザイン、、、。見ている分にはオリジナリティーあって現代アートを扱う美術館らしくて良いのですが、中の展示室を順に周る時には、、、、次に何処に進めば良いのか、、?で、やはりデザインと機能と言うのは大概相反するもの、、ですね。

サイトからお借りした写真では全体像はこうなっている模様。
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素晴らしいコレクションでした。
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by 40ansparis | 2017-02-24 20:49 | Musee Expositionなど | Comments(2)

ゲンズブール写真展

ファッションウィークに年二回パリ入りする友人に教えて貰って、ゲンズブール写真展に行きました。
三月頃でした。

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写真展と言っても、ひっそりと、何故かパリの9区の区役所内の展示でした。
プライベートフォトコレクション、と言った感じ。穏やかな素顔のゲンズブールがいました。

エリゼ宮までは行きませんが、かなり中は豪華で優雅な区役所でした。
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大量の写真では無かったけれど、貴重な写真の数々に感動しながら観ました。
それに区役所内なので無料でした。
ひっそり静かで逆に良かった。

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by 40ansparis | 2016-06-06 16:50 | Musee Expositionなど

フジタのアトリエへ

ずっとずっと行きたかったフジタのアトリエに行って来ました。
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パリ市内から離れたEssonneと言う地域にあり、かなり交通も不便、なのでなかなか行く機会とタイミングに恵まれず。

去年夏に行こうと思い、電話を入れたらちょうど撮影が入りその日は休館でした。

フジタが人生最後の8年に選んだ場所、五人の奥さまの中の最後の奥様と住んだ場所。

家の中は撮影禁止でしたが、案内所のミニフィルムを見せてくれる所に今は、エコールドパリ時代のモンパルナスでのフジタの写真が少し展示されていて、そこだけは写真がOKでした。
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カフェのテラスでのフジタ。
彼はかなり容姿に気を配るお洒落な方でした。この時代にピアス、そして毎日お手入れを欠かさなかった髭と髪型。

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エコールドパリ時代のアーティスト仲間と。一番右がフジタ。
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フジタは猫と女性が大好きだった。。。
お腹を見せて戯れる猫とフジタの信頼関係が伺えます。

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案内所のミニテーブルにあった、フジタの猫の写真に大笑い。フジタのユーモア。
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日本を完全に離れたフジタの気持ちを思いながら、晩年を過ごした家の中を解説してもらいながら拝見しました。

お茶の道具やかき氷のマシーンや日本製の包丁、日本のレコード、、、色々な生活雑貨がありました。
ミシンでカーテンやテーブルクロスを作り、陶器でカップやお皿、花瓶を作り、猫の絵を入れたり、ミニハウスまで作っていた、手作りのプロでもあったフジタの生活、フランス人の言う、Art de vivre(生きることのアート、生活を楽しむ事)のエスプリで一杯でした。

お庭には可憐な梅の花が咲き始めていました。

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by 40ansparis | 2016-03-01 18:32 | Musee Expositionなど | Comments(20)

ピカソマニア展

秋に入ってから走り続けているような感覚ですが、ようやく久しぶりに仕事を忘れた時間を過ごしました。

グランパレで開催しているピカソマニア。
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一般的なピカソ展、ではなくて映画監督とのコラボや、現代アートのアーティストに影響を与えたモダンな作品や、北斎の時に観たような、秘蔵のエロティックなイラストの数々や昔の売春宿の女性達を描いた作品、一緒に生きた女性を描いたプライベートな絵、などなど、、、多様なピカソを発見出来ました。

今回のポスターから溢れる雰囲気もそうですが、一緒に観た友人と"l'homme espagnol (スペイン男)"だよね、、、と、ピカソのセクシュアリティをあらためて感じたりしました。

束の間の、ゆっくりした時間でした。

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by 40ansparis | 2015-11-12 20:06 | Musee Expositionなど | Comments(24)

ブロカントの夕べ、、、

仕事の帰り道にある、いつもの場所、アンヴァリッド前の広場で、アンティーク市が始まり、初日は夜22時までと言うので、以前もこちらに書いた友人カップル、ジェロームとなつみさんのブースに、差し入れを持って仕事帰りに寄りました。
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古本市も同時開催でしたが、本は時間をゆっくりとらないといけないので、スルーして、、、。

おふたりの友人達が既にアペリティフを飲みながらお喋りしていました。

お二人の友人達、もちろんフランス人半分、日本人も私以外に二人いらっしゃって色々お話出来ました。

何にいつも励まされるって、やはり同じパリで頑張っている日本人同士、お互い頑張っている姿に感心したり、アドヴァイスしたり、、、励まされますね〜。

疲れを忘れてパワーを頂いた夕べでした。
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イタリアの古いマキネッタ。見た事のない大きさでびっくり。多分15杯分くらい用だろう、とのこと、、、。

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by 40ansparis | 2015-10-09 21:37 | Musee Expositionなど | Comments(4)

グランパレの北斎展

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10月からグランパレで開催されていた北斎展。
メトロでポスターを見かける度に、気になっていました。

何も出来なくなる12月に入る直前の休日、この日を逃したら年内には行けなそうだったので行きました。
インターネット予約のチケットでさえ、一週間先まで完売の状態でした。

過去最大規模の、この北斎展。
これだけの大きな規模の北斎展は、日本以外ではこれが最後だろう、と言われている、そうです。

700点にも及ぶ、北斎の生涯の作品を、年代順に鑑賞出来ました。

ヨーロッパにも影響を与えた北斎の版画、ヨーロッパの人達の真剣に観る眼差しも、凄かったです。

北斎漫画、と呼ばれるのが良く理解出来るくらいに、お茶目なイラストが沢山あり、なるほど漫画の原点かもしれないな、と感じました。

知っているつもりで、よく知らないでいる日本の文化、まだまだ沢山あります。

またフランスに、自分の国が誇る芸術について教えてもらいました。

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この秋冬は興味深い展示がまた多いと言うのに、、、なかなか行けません。
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by 40ansparis | 2015-01-03 07:01 | Musee Expositionなど | Comments(30)

exposition Francois Truffaut

この秋も観たい展示が幾つもあって、もどかしい思い。

シネマティーク フランセーズのExpoは、この所、興味深い映画監督の特集ばかり。

一年前の今頃は、ジャック ドゥミ、その後のちょうど復活祭辺りがパゾリーニ、どちらも繁忙期と重なり見逃してしまいました。

今回こそは!のフランソワ トリュフォー。

日本から来たトリュフォー好きの友人と、行って来ました。
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トリュフォー直筆の資料や全作品のエピソードやフィルムを見る事ができます。

"大人は分かってくれない"(Les quatre cents coups)のポスターは、本場フランス版よりも、日本版の方がセンスが良く評価されているようで、販売されていましたし、ロビーにも大きく貼られていました。

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いつ見ても、良いポスター。

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トリュフォーの日本のポスターはクオリティが高いですね。

残念ながら映画を観る時間は取れなくて断念。

トリュフォーの全作品をまた見直したくなりました。
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by 40ansparis | 2014-10-17 19:48 | Musee Expositionなど | Comments(16)

les lettres du manuscrit : 手書きの手紙

最近はつい居心地が良くて、休日も、
中心街に行かずに、ボヘミアンで庶民的な地元界隈が行動範囲。

そんな訳で久しぶりにサンジェルマンの駅で降りたのですが、メトロ構内の文学展示がまた代わって、サンジェルマンにある手書きのものを集めた美術館の展示になっておりました。

著名人が書いた手紙。
筆跡やイラストに個性が出ていて面白く、手書き好きな私は、しばらくメトロ構内で夢中で見てしまいました。

ジャン コクトーは、見てすぐに彼だと分かるイラスト。
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サルバトール ダリはやっぱり一番個性的。
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マネの毛筆でイラストが描かれた手紙、好きだわあ。
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そして、画家のフジタが写真を送ってくれた友人に書いた手紙。
バゲットを抱えたブランジェーのイラスト付き。
文章もまるでフランス人みたい。
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メールやパソコンで打たれた手紙が氾濫する中、やっぱり手書きの手紙って、良いなあ〜、としばし見入ったひとときでした。
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by 40ansparis | 2014-09-04 23:56 | Musee Expositionなど | Comments(20)

Gustave Moreau美術館 2

本日は写真加工をせずに、、。

壁一面のモローの絵、それとは別に、窓際に沢山のスケッチ、下書きのデッサンが収納されているのも観ることが出来ます。
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扉状になっていて、沢山の扉がさらに内部に隠れていて、好きな様に開いていきながら見るのです。
こんな風に皆、じっくりと眺めています。
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大作の元の創作時のデッサンかな、、と言うものもありますし、普通に女性や男性をスケッチしたもの、、、とにかく膨大な量をゆっくりと見ることが出来るのです。
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美しい螺旋階段を上がり、その上の階も展示場。
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決して大きな美術館ではありませんが、見応えある濃厚な空間です。
夏のうちに、また癒されに行こうと思います。
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by 40ansparis | 2014-07-26 14:45 | Musee Expositionなど | Comments(12)