カテゴリ:本 livre( 119 )

Qu'est-ce donc que l'amour ? ( アムールとはなんぞや)

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手持ちのカードに、こんなのがありまして、、、。

" アムールとはなんぞや?
全ての年齢の人間が陥りやすい病気なのである ジャコモ カサノヴァ"

女性遍歴で有名なカサノヴァの言葉、自覚症状があったのでしょうか、笑。



夏の終わりに古本屋で見つけ、まだパラパラとしか読んで居ませんが、著名な人達のラブレターや別れの手紙を集めた特集本。

フランスの辞書のル ロベールから出ていて辞書風の装丁になっています。
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個人的な感覚ですけれど、、、
フランス語のアムール、という言葉が持つ強さは、日本語の"愛"とは少しだけ温度差がある、、、。




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by 40ansparis | 2018-02-14 03:33 | 本 livre | Comments(6)

雨続きの日々の本と栞

雨があまりに続くので、何となく"梅雨"の栞にしてみました、笑。

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この栞は、この春になると高校を卒業する姪っ子が小学生の時に作ってくれたもの。

季節毎にイラストが違うのです。
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by 40ansparis | 2018-01-30 18:08 | 本 livre | Comments(10)

une langue venue d'ailleurs : 他所から来た言語

2012年の本のサロンは、日本が招待国の年でした。

大江健三郎氏のサイン会の事を当時このブログに書きました。

その時に、その大江氏の隣に座っていらしたのが上智大学の仏文学の教授、水林章氏。
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もう一度、その時の写真を。

この時に水林氏はガリマール社から出版されたこの本の紹介と共に大江氏の隣でサイン会に参加していました。

写真を撮ったこの時、その本の前書きを書いたフランス人作家ダニエル ペナックが激励に来ている場面です。

その時には新刊だったので、何やらフランス語についての本らしい事を見て、いつか読みたいな、、と思い、、、、

後回しにし過ぎて早5年、既に文庫本のポッシュになり気軽に読めるようになりました。

やっと読み、もっと早く読んでおけば良かった、と思っています。

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長く海外に住み、その国の言葉を使って生きている人なら必ず共感する出来事が沢山描かれています。

そして読んでいたら驚いたのが、水林氏は東北のご出身で、しかも私の故郷の凄く近く!
ますます共感し、読みやすい文章で書かれていたので感情移入しながら読みました。

エピローグに書かれている水林氏の言葉より抜粋します。

" 私がフランス語を掴んだ日、
私は日本語の原型を失ったのだ。
私の母国語は、原型の全体像を失った。
自分自身の言語を私は、一人の外国人のようにまた学んだのだ。
私の2つの言語間の彷徨いの始まりだった。
私は日本人でもフランス人でもなくなった。"

この感覚に非常に共感するのです。
フランスにいる時に私はフランス人ではないし、かと言って日本に帰った時には、もう100%日本人の感覚ではなくなってしまった自分が居る、、。

また読み返したい本です。
あのサイン会の時にもっとお話しておけば良かったです。
出来るなら、今からでもお会いしたい気持ちで一杯なのです。

フランス語に携わり水林氏は40年以上。10年ちょっとの私なんてまだまだヒヨッコですね。一生涯の勉強と思って喜んで続けて行きたいと思っています。
いつに無く長くなってしまいました。
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by 40ansparis | 2018-01-09 06:09 | 本 livre | Comments(12)

砂の器

同僚が、エクリヴァン ジャポネ(日本人作家)の推理小説を今読んでいて、凄く面白いの!というので見せて貰ったら東野圭吾のフランス語版でした。

それを思い出しながら、ふと本屋さんで推理小説のコーナーを見ていたら、松本清張があり、砂の器を見つけました。

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東野圭吾は私がフランスに住んだ後から話題になった作家で読んだ事がありませんが、松本清張は私は大好きです。

同僚へ、こちらはグラン クラシックの大御所よ、と教えてあげるつもりです。

外国の小説は、読んでいて人の名前などの固有名詞を理解しながら読むのが難しいのですよね。
フランス語で読む松本清張は、、、
どんな反応になりますやら。




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by 40ansparis | 2017-12-30 04:00 | 本 livre | Comments(8)

年が明けた気分です

ノエルが過ぎると毎年、年が明けた気分になります。

すっかり疲れきっていた私は何にもせずにノエルディネは、すっかりご馳走になりました。

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ラングスティンやサーモン、帆立、、、と魚介類を満喫して、、、。

今年も本を幾つか頂いて、自分でも自分へのギフトに写真集を。
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この写真家の写真展を、初夏に行ったブルターニュの海辺のヴィラで観てからとても好きになり、写真集を探していました。

裕福層のフランス人が家族で夏のヴァカンスに海辺に行き始めたベルエポックの頃に初めて、ヴァカンスの様子をカメラに収めた写真家、ラーティグ。

優雅で気品あるヴァカンスの様子を眺めて今年行ったブルターニュを思い出しています。
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by 40ansparis | 2017-12-27 22:03 | 本 livre | Comments(6)

朝のカフェにて

いつものカフェで新聞の表紙に密かに憧れていた方の写真があり、、、固まってしまいました。
今朝は凄くショックです。


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Jean d'Ormesson氏は元フィガロの編集長などをしたジャーナリストで作家、アカデミーフランセーズでも最も古いメンバーの一人です。

飾らない人柄なのにエレガントでチャーミング。
良くテレビのトーク番組でも見かけました。

彼の本は手にとって立ち読みした事はありますがまだきちんと読んでいませんでした。
自分にはまだまだ彼の本は遠い位置にあるような勝手な解釈で。
90を過ぎてもいつもエレガントで格好良くて、あまりにその存在が素敵過ぎて。

でも、読まなくては。
本屋さんではまた暫く品薄になってしまうかな。

ご冥福をお祈り致します。
素敵なお手本をありがとうございました。

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by 40ansparis | 2017-12-06 16:25 | 本 livre | Comments(4)

ノエルウインドウで

アンディ ウォーフォールがまだファッションイラストを雑誌に描いていた若い時代のイラスト本がウインドウにありました。
この時期のウォーフォールの作風が大好きです。

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ウォーフォールが描く猫も可愛いのです。

でもこの本、今までに見た事がない位に巨大な本なのです。


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by 40ansparis | 2017-11-25 18:24 | 本 livre | Comments(6)

いつも気になる

私がフランス語の本を読み始めた頃は、あまり現在の作家名や作品の特徴を知らなかったので、まずは日本語で読んだ事のあるスタンダール、モーパッサン、フロベール、カミュなどクラシック文学中心、後はデュラス、アニーエルノー、と好きなフランス文学から始めました。

そのまさに読み始めた頃、ガリマール社の文庫本ポッシュの増版分の文字フォントデザインが変わり始めました。

それがまあ私は個人的に好きではなくて、今でもこのフォントを見るたびにもぉ、、、と思ってしまいます。

グラフィックとして特にクラシック文学は断然以前のままの方が素敵なのに。

私の手持ちの中でデザインが変わった後に購入した物は作家名がカラーになっているのです。(本まとめの記事の中でも二種類写っています)
当たり前ですが現代の作家の新作は古いタイプは存在しないのでイヤでも新しいフォントで購入する事になります。

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例えば上の中ではヘミングウェイの物がカラーの新しいタイプ。

こんな事で憤慨しているのは私くらいなんでしょうけれど、、、新しいフォントは素敵じゃないんですもの。

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どうでも良い情報でしたが、、、
今でも本屋さんで気になって仕方ないものですから。

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全く同じ表紙でも、やっぱり昔のフォントの表紙デザインが素敵です。
古いタイプは手放さずに持って居たくなります。








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by 40ansparis | 2017-11-22 02:41 | 本 livre | Comments(4)

今年も愛の書簡集

昨年の秋は、30年もの間続いていた元ミッテラン大統領が愛人へ宛てた手紙をまとめた1200ページの本が出版された事をこちらでも書きました。

今年もまた。
今年はノーベル文学賞作家のカミュ!
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こちらは1300ページ!
スペイン出身の女優との隠された愛。こちらは一方からの手紙だけでなく双方の書簡集です。

新聞に抜粋された手紙の一部がありましたが、、、小説の一文みたいに文学的。

この記事を見て私が思った事は、、、
はは〜ん、またノエルのプレゼント商戦に乗せるのね、、、。

間違っていないと思います、笑。
昨年のミッテラン氏の本もかなりの分厚さと重さにも関わらずノエルプレゼントには相当売れた様子。

秋はノエル商戦狙いの香水やジュエリーの広告が増えます。広告は少ないものの、本屋さんもノエル前は凄い行列になります。

メトロで見つけたジュエリー広告。
猫のちょっとした流行りは、フランスでもここまで来ました。猫リングとは、、、フランスらしからぬ広告にかなり驚き。
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by 40ansparis | 2017-11-16 17:53 | 本 livre | Comments(4)

一茶と猫

良いアドバイスが貰える私にとっては信頼出来る本屋さんで、たまたま見つけた本。

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小林一茶は、猫俳句を330句以上残している猫好き、との解説に立ち読みが止まらなくなり、やはり購入。

かなり前にフランス人作家の本で知ったのは、小林一茶が晩婚で、しかも4人の子供を幼少の頃に失っていること。

この一茶の俳句の本で新たに知ったのは、彼自身も3歳で母親を亡くしていること。

その為、自身の幼い頃や若い頃の切ない想いをたびたび雀の姿に例えて句に託した。
亡くした息子や娘は蛙や蝶に見立てて句に唄った。

そして作者の見解が面白くて、、、

夏目漱石は元々俳人だったので一茶の句を知らないはずはなく、一茶の句に"我輩は猫である" の発想を得たのではないか、、、。

なるほど。
きっと猫の句を読んでいた時に、擬人化する手法がヒントになって閃いたのかもしれません。

ところで5 7 5が成り立たない外国語での俳句の感覚が今ひとつ掴めなくて、、、
それで逆に興味を持っているのです。

もしかしたらフランス語で俳句を作る方が自由で自分に合っているのかも、、、と、笑。

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by 40ansparis | 2017-11-10 07:04 | 本 livre | Comments(4)