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一茶と猫

良いアドバイスが貰える私にとっては信頼出来る本屋さんで、たまたま見つけた本。

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小林一茶は、猫俳句を330句以上残している猫好き、との解説に立ち読みが止まらなくなり、やはり購入。

かなり前にフランス人作家の本で知ったのは、小林一茶が晩婚で、しかも4人の子供を幼少の頃に失っていること。

この一茶の俳句の本で新たに知ったのは、彼自身も3歳で母親を亡くしていること。

その為、自身の幼い頃や若い頃の切ない想いをたびたび雀の姿に例えて句に託した。
亡くした息子や娘は蛙や蝶に見立てて句に唄った。

そして作者の見解が面白くて、、、

夏目漱石は元々俳人だったので一茶の句を知らないはずはなく、一茶の句に"我輩は猫である" の発想を得たのではないか、、、。

なるほど。
きっと猫の句を読んでいた時に、擬人化する手法がヒントになって閃いたのかもしれません。

ところで5 7 5が成り立たない外国語での俳句の感覚が今ひとつ掴めなくて、、、
それで逆に興味を持っているのです。

もしかしたらフランス語で俳句を作る方が自由で自分に合っているのかも、、、と、笑。

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by 40ansparis | 2017-11-10 07:04 | 本 livre | Comments(2)
Commented by kanafr at 2017-11-11 02:26
面白そうな本ですね。
先日メトロの車内に、俳句の公募のポスターがあり、フランスでもかなり俳句を親しむ人が増えているんだと感心しました。
小林一茶が幼い時に母親を亡くしている事は、昔現国の先生から聞いた事があったんですが、今回lapinさんの記事で、一茶自身もお子さんを亡くされていた事を知りました。
夏目漱石の一茶からの影響の話も興味深かったです。
俳句の季語は、日本とフランスでは違うのかしら?とそちらも興味津々です^^
Commented by 40ansparis at 2017-11-11 04:35
kanaさん、この本はほとんどのページは俳句を日仏で書いてあり、読む所は解説の数ページだけなのです。この一茶の研究をしているらしい、日本文学に詳しいフランス人作家の見解が興味深くて一茶の俳句を読むのにその裏に込められた想いを考えながら読むようになりました。

俳句は海外でも流行り始めて数年経ちますが、、日本語の感覚なしで作るのが今だ私にはミステリーです、笑。
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