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2015 S/S 上半期 映画まとめ

この春夏は、20年ぶりに観れたような大好きな古い映画を、沢山映画館で観る機会に恵まれました。
いつも通り、この映画まとめは、パソコン上やテレビでは無くて、パリの映画館で観たものをまとめています。

パリは観きれないほど沢山の新旧映画が毎日上映されていますけれど、それでもなかなか観る機会に恵まれない上映が稀な映画も沢山あります。俳優の上映権みたいな事が絡んでいるのでしょう。

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最近は、日本映画も古いものばかりでなく、上映されるようになって来た気がします。
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以前も書いたように最近のフランス映画はまた観たい、心を揺さぶられるような映画が少なくて、実際、ラジオで先日言っていたのは、最近のフランス映画で100万人を動員するような映画はない、んだそうです。

新作で私が観た中で感動したのはアメリカ製作や他のヨーロッパ製作のもの。
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新作で一番印象深く、今もまた観たくているのがAmy Winehouse のドキュメンタリーフィルム。

彼女の歌にはあまり興味が無かった私でしたが、最初彼女はジャズシンガーを目指して歌っていたと知り、映画の中でも大御所トニー ベネットとデュエットしたBody&soulのスタジオ吹き込みの様子があり、私は彼女の声量に鳥肌が立ち、引きこまれてしまいました。成功の裏に必ず存在する、それを利用しようと企む人達や、孤独、光と闇、、、彼女の内面を探るフィルムでした。

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秋口に観たのも入れてしまいますが、この春夏は大好きな映画が沢山観れて、数だけでなく、中身の濃い満足度でした。

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ルイ マルの大好き過ぎる"死刑台のエレベーター"。画面に合わせて即興で作ったと言うマイルスのトランペットがこれまた鳥肌が立ち、古き良き時代のパリの景色に合います。

ジャンヌ モローは、カトリーヌ ドヌーヴよりも私にはずっと、フランス女のリアリティーを感じます。

この映画も、二十代の初め、ジャズを教えてくれた先輩が教えてくれたので観たのだけど、最初から鳥肌が立ったのを覚えています。
この映画を撮った時のルイ マル監督、当時25歳!成熟度に驚き。

この秋は、好きな俳優が出ている映画でも、凄く惹かれる映画が少なくて、疲れた身体を引きずってまで行こうと言う気になれず。

この春夏に良い映画を観過ぎたせいかなあ。
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by 40ansparis | 2015-10-05 19:15 | cinema | Comments(8)
Commented by marucox0326 at 2015-10-06 11:43
新旧取り混ぜてたくさんご覧になっていますね。

フランス映画、ダメですかぁ。
個性派俳優はいても、誰もが知っている絶対的なスターって
今のフランス人俳優にはいないのも、魅力がない一因かも知れませんね。

お写真の中ではモニカ・ヴィッティとかフランソワーズ・ドルレアック
美しさが際立ってたころのグレース・ケリー、(「裏窓」では
J・スチュアートのタジタジさ加減が^^)などは思い出深いです。

邦題「小さいおうち」は小説は読みましたが、松たか子と吉岡秀隆は
ちょっとイメージに合わなくて映画は未見です。
予告を見る限り山田洋二監督らしい映画にはなってたようですが
映画化するなら自分としては違う作風を期待してたので・・・。

奇行ばかりが目立ってしまった亡きエイミー・ワインハウス、
歌は抜群にうまいんですよね。T・ベネットは老いても盛ん
というか、レディ・ガガだけじゃなかったんですネ。
そのドキュメンタリーも見たいけど、日本ではまだ情報がありません。

私、最近では「ボヴァリー夫人とパン屋(Gemma Bovery)」
と、「間奏曲はパリで(La Ritourmelle)」を
観ましたけど面白かったです。
そして11月中旬くらいには日仏合作「FOUJITA」が
公開されるようです。
小栗康平監督、藤田嗣治役はオダギリジョー。
予告を見る限り、小栗監督らしからぬ華麗な映像美で
中々面白そうです。
そちらでの公開はどうなんでしょうね。
Commented by hairpriori at 2015-10-06 19:57
私はフランス映画
観た後
ワイン飲むのが大好きです^^
Commented by 40ansparis at 2015-10-07 02:40
marucox0326さん、あの山田洋次監督のは原作があるのですね。全く事前の情報を入れずに観ました。ストーリーは良かったけれど、仰るように吉岡さんにあまりあの役のミステリアスさとか大人の男性としての色気を私は感じなかったので、他に居なかったのかしら、、と思いましたよ。
フジタの映画、、それならフランスでも上映があるのじゃないかなあ、、と期待しています。
最近のフランス映画、トータルでこれだけ観ていても、最新作のフランス映画が凄く少ないです。ルイマル監督の映画なんて観てしまうと、ますます、最近のを観たい気持ちが無くなりますねえ。音楽から街や人の雰囲気、撮り方、セリフの間のような話すペース、、、全て今とは違いますよね。秋冬はあまり本にも映画にも時間をかけられなさそうです。
Commented by 40ansparis at 2015-10-07 02:42
hairprioriさん、ワインにチーズに美味しいバゲットに、パテに、、、、とフランスに浸る訳ですね〜。
Commented by akicosmosA at 2015-10-08 08:57
映画は本当にいいですね。よく観ていますね。ポスターを見てみたと思う映画もたくさんあって・・・懐かしいです。邦題になると随分変わるのでこれって?・なんて(笑)映画は小さな旅だと思います。2時間違う世界へ運んでくれるんですもの。その間は主人公と同じ空間に~。悲しい映画でも終わってそとへ出ればああいい映画だったわと笑顔にもどれるし~(笑)
フランス映画のトランペットの奏でるメロディー多くあるような。好きでした。
Commented by Cecile at 2015-10-08 10:34 x
ラパンさんの幅広い映画の楽しみ、いつも楽しみにしています。God Father, Breakfast at Tiffanyと私の好きな作品も見つけて喜んだり。Emyは気になっていたけれど未だ見ていません、というのも彼女の最後のイメージが良くなかったから。偏見はいけませんね。映画は作品として楽しまないと。
Commented by 40ansparis at 2015-10-09 00:02
こすもすさん、この春夏はかなり久しぶりの映画を沢山観ることが出来ました。ですから前に観た時は日本語の字幕で観たものを今あらためてフランス語で理解したりして嬉しい発見もありました。
本当に映画は2時間の小旅行ですよね。秋冬は小旅行が難しいです。二時間を捻出する事自体、それに耐える体力、、難しいです、、笑。
Commented by 40ansparis at 2015-10-09 00:14
Cecileさん、好きな映画はもう何度観たか分からないくらい観ても、まだ観たいですよね、笑。
Amy 、彼女のイメージ、私も良く無かったですし、第一あまりヒット作くらいしか知らず彼女に興味が無かったので、初めは観るつもりが無かったんです。他に観たい映画が無かった時、何だか数週間ずっとロングラン上映していて気になり、観てみたら色々な意味でショック、そして再発見しました。グラミー賞を獲った頃は乱れ過ぎて正気では無くなっていたとは思いますが、特に歌い始めた頃の彼女のジャズの歌い方、声量、、、そのままジャズを歌い続けて欲しかったです。出会う人達、周りに恵まれて居なかったせいもあるでしょうね。この映画を観て彼女のCDを手に入れて聴いていますよ。
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