<< 映画 番外 読書記録 f/w 下半期 20... >>

f/w映画まとめ 下半期 2013-2014

この秋冬は、ノエルの辺りにロメール監督の回顧上映をしている映画館があり、歯ぎしりする思いで行けずにいました。年が明けてから、やっと三本観ることが出来ましたが、、、悔しくて。
全く普通の日常を切り取っているようでいて実は深いロメールの映画、またこれは番外としてあらためて。

前半
c0181947_2223217.jpg


世界の極地に住む子供達が、どれだけ大変な環境の中で、それでも学校へ通う姿を追ったドキュメンタリーフィルムが素晴らしかった。今でもロングラン上映しているシネマがあるほど。
私が文化大臣だったら、笑、
小学校から高校までの全ての学校でこの映画を観せたい、と思いました。

例えばアフリカに住む兄妹、彼らは毎日12kmのサバンナの野生動物が居る中を歩いて通っている。
日によって、六歳くらいのお兄ちゃんが"今日は彼処にキリンの群衆がいるから、向こうの山を超えて行こう!"
なんて自然の厳しさを学びながら通学。
日本の子供たちには考えられない環境ばかり。姪っ子達にも観せたいなあ、と思いました。

中期から年明け
c0181947_2223774.jpg

大好きな俳優が自ら監督の自伝的コメディが最高に楽しく、二回観てしまったのだけど、もう一度観たくている所。
( 追記 : 28日の夜、パリではセザール賞の発表がありました。
このコメディのギョーム ガリエンヌが受賞しました〜。
なので、まだまだ上映が続きそうです。サンローランの映画でピエール ベルジェを演じたのも彼です。)

c0181947_22231373.jpg

つい先日観た、ポローニャの映画Ida が今季の中で私の中のNo.1。
戦争の傷跡がテーマの重いテーマにも関わらず、なんて美しい映画!
ポエティックで、静かな悲しみと美しさ、音楽、、、、素晴らしかった。
これももう一度観たくています。

数より質には恵まれたと思いますが、、、ロメールの回顧上映だけは、悔しくて。。。
夏に期待しましょ。

年明けに観た、サンローランと宮崎駿監督の映画は先日書いたので省きました。

本も映画まとめも、自分用の記録用です。お付き合い下さってありがとうございます。
[PR]
by 40ansparis | 2014-02-28 21:55 | cinema | Comments(24)
Commented by hairpriori at 2014-02-28 22:31
こういう映画観ちゃうと欧州に行きたくなりせつなくなります
Commented by 40ansparis at 2014-02-28 23:30
hairprioriさん、久しぶりに是枝監督の映画を観て、私は日本の日常がまた懐かしかったですヨ。
Commented by arare719 at 2014-02-28 23:53
こんばんわ!Ida見たいです。他にも観たいものが幾つか。。ポスターもどれもファッション雑誌観たいで素敵!パリにいれば、きっと映画三昧になると思います(笑)。
日本もようやく見たい映画が幾つか上映されます。まずは、大統領の執事の涙、明日見に行く予定でしたが、身体中が痛い!
熱計ると39度!明日は病院へ直行です。。
Commented by 40ansparis at 2014-03-01 01:14
arare719さん、Idaは短いモノクロのフィルムでした。が、とても美しく静かな感動の映画でした。戦争がらみの内容ですから内容はむしろ重いのですが、風景、音楽、画面から流れる俳優達の思い、、混ざり合って不思議な美しさを醸し出しています。見終わった後、観客席は数秒静かなまま、、なんて美しい映画、、とため息が出て。観たい映画でどうしても時間が作れず仕舞いだったものもあります。
arareさんも、早く体調がもどりますよう。ゆっくり休養してくださいね。
Commented by cesariana at 2014-03-01 20:36
はじめまして。少し前からお気に入りに登録させて頂き、拝見していました。よろしくお願いします。
Philomenaは邦題が「あなたを抱きしめる日まで」で15日から公開です。母ではなく「ムスコ」を訪ねて三千里、って感じですね。見たいと思って前売りを買いました。楽しみです。
Commented by 40ansparis at 2014-03-01 20:56
cesarianaさん、はじめまして。この拙いブログを読んで下さってありがとうございます。
Philomena、素晴らしい映画でした。実話なのが信じられないくらいにショッキングで悲しく、そして感動的です。俳優陣も素晴らしいですよ。日本でも沢山の人に観て頂きたい映画です。
私もそちらへ伺わせて頂きますね。
Commented by yoko at 2014-03-01 21:14 x
ラパンさん、エリックロメールお好きなんですか!?
私もフランス映画で一番好きな監督です。
フランスの日常を垣間見られる感じがなんとも♡です。
特にお好きなのは何ですか?
私はL'ami de mon amieと
Les rendez-vous de Parisがお気に入り。
いつかパリでロメール映画を見る事は、私の夢リストの中の一つです(笑)
Commented by 40ansparis at 2014-03-01 21:56
yokoさん、私もロメール監督は一番好きな監督です。
好きな映画があり過ぎて選ぶのは大変ですが、特に好きなのは、
今回も観れたポスターの写真にある、レネットとミラベル、conte d'automne, hiver, ma nuit chez Maud , le genou de Claire, Rendez-vous de Paris.... 選べませんねえ、笑。
以前にも何度かロメール監督の事は触れているのですが、、また書きたいと思っています。知的で、良くも悪くもフランス人をリアルに描いていますよね。
Commented by ihoko at 2014-03-02 02:37 x
結構観てますね。で・・La grande bellezzaまで・・今、話題の映画ではありますが、私はどうも見る気になれなくてね~。今日の夜、モリエール観て来ます。またご報告しますね。、と・・見逃したものは、夏にね。夏!夜も長いし!
Commented by 40ansparis at 2014-03-02 07:10
ihokoさん、そう、La grand Bellezzaね、パリではロングラン上映でしかもかなり観た方々の評価がいいので、やっと時間が出来た一月に観たばかりです。が!私も映画としては好きになれませんでした。まず長過ぎて退屈、、、デカダンス、現実味の無いストーリー、、、その中で私は開き直って、大好きな男性のスーツやシャツのお洒落や舞台のローマの景色の美しさを楽しみましたが、、、何故あんなに評判がいいのかが???です。私もまたルキーニ氏のモリエール、観たいです〜。
Commented by ihoko at 2014-03-03 00:18 x
あ~~。本当だ。今気がつきました。
俳優さんって、界的に有名な方と、その国では莫大な人気があるのに、案外他では知られていない方とかいますよね。
よく考えたら、私、フランスの俳優さん、あまり知らないのでした。
Commented by Cecile at 2014-03-03 01:52 x
おおっ、流石ラパンさん、映画も楽しんでいますね。子供達のドキュメンタリーフィルム、観てみたいわ~。このうちカナダではいくつ観られるかな。
Commented by kanafr at 2014-03-03 02:44
lapinさんがご覧になったsur le chemin de l'écoleとは違うドキュメンタリーフイルムを以前観た事があるんですが、貧しくて毎日学校に行けない子供達、戦火の中にいる子供達の望みは学校に行く事で「学校に行ってもっといろんな事を学びたい!」とキラキラした目で語る子供達に心打たれた事があります。
les garçons et Guillaume à tableは友人から面白い!って聞いていたので観たかったんですがシャンゼリゼの映画館ではもう終わってしまって残念でした。
Hannah ARENDT..結構重い映画ですよね。
やっぱり映画はパリに住んでいる方が観るチャンスがありますねぇ。
お休みの時にパリに出かけるのが、だんだん億劫になっているのがいけないんですけどね(苦笑)
Commented by 40ansparis at 2014-03-03 03:41
ihokoさん、それはそうでしょうね〜、私だってイタリアの俳優さんは世界的に有名な方しか知りませんから。映画は好きになれませんでしたが、La grande Bellezzaの主役を演じた俳優さんは初めて知った方でまたこの方の違う映画を観てみたいわ!と思いましたよ。と、思っていたらなんと今、また違う映画がこの方主役で上映中でした。観る時間が取れませんが、、、何だかこの方の雰囲気に惹かれています。
そう言えば、アルセストはイタリア版は、モリエールにすり替えたタイトルになっていたのですね。誰にでも取っ付きやすく分かりやすいタイトルにしたのでしょうね。
Commented by 40ansparis at 2014-03-03 03:47
Cécile さん、ほとんど観た時期は、秋口の最初と年明けに集中しています、笑。
4国の子供達の通勤風景を追ったドキュメントフィルム、本当に素晴らしい映画です。自然の脅威と時に戦いながら、大人でもギブアップしてしまいそうな長距離を毎日、学校に行きたい一心でひたすら歩き、向かう子供達の姿に感動させられ、泣かされます。大人が観ても、現代の特に先進国に住む私達の当たり前の便利さにあらためて感謝せざるを得ませんし、深い感動の余韻が続く映画でした。上映がそちらであると良いですね〜。
Commented by 40ansparis at 2014-03-03 03:56
kanaさん、本当は、日本の古典、溝口監督のや黒澤映画も上映があり、どうにか観たい、と思っていたのですが、やはりノエル前後は休日返上が続いて、観れずに終わってしまいました。ハンナ アーダントなど実話好きにはたまらないものは、幸い観る事が出来ました。考えさせられる事は多かったのですが、思ったより重く感じませんでしたよ。このジャーナリストの女性の強い意思と行動に感動しました。
ギョーム、この映画はもうこのギョーム、ガリエンヌが自身のお母様をも見事に演じていて、またそれが笑えるんです。素晴らしい俳優さんで大好きなのですが、彼の過去も知る事が出来て、ちょうどそれが時代にハマったのも幸運でセザールまで行ったのかも知れません。最近はすぐにDVDにもなりますから、きっとご覧になる機会が来るのではないでしょうか〜。
Commented by fuki at 2014-03-03 09:26 x
わお、ジャック・ベッケルの「穴」!これがスクリーンでみられるなんでさすがパリ!大好きな映画です。Ide、見てみたいなぁ。日本はいつかなぁ。やるのかしら?探そう!
Commented by marucox0326 at 2014-03-03 11:44
エリック・ロメール
きっとお好きだろうと思っていました^^

随分前ですが、私も一時良くレンタルしてました^^
「緑の光線」とか四季シリーズなんか。

でも、彼の映画は字幕だと(フランス語の理解がないと)
たぶん半分も伝わっていない気がします。
かくいうわたしも雰囲気だけでノックアウトされてたクチです^^;

オシャレで真似できそうで出来ないインテリアや
キレイなヒロイン達、フランス社会の魅惑的な部分を
存分に見せてくれて、実際ストーリーはどうでもよく
うっとり見てました。

こちらでも取り上げられていた「風立ちぬ」
米アカデミー賞のアニメ部門、受賞を逃しましたね。
Commented by 40ansparis at 2014-03-03 15:07
fukiさん、この映画をご存知のfukiさんも凄いです!さすが〜。
夏に巨大スクリーンでも観る事が出来ましたが、、音楽も特になく、ひたすら掘り続けるこの静かな執念が凄いんですよね。
実話なのがまた凄く。公園での野外上映の時に、ジャック ベッケルのお孫さんが映画を撮る経緯など話していました。監督自身の物語でもあるのだそうで、、。
Commented by 40ansparis at 2014-03-03 15:17
marucox0326さん、ロメールは私も日本に居た頃から観ていましたが、、、本当の良さが分かったのは四十代過ぎて観直してからかもしれません。
フランス語で観ると、フランス人特有のああ言えばこう言う性格や、若くても生意気で強気なフランス人女性達や、フランス文学の日常への浸透ぶりや、、、曖昧な友情と愛のフランス人や、、物凄いリアルさにまた惹かれたり勉強させられました。ロメールの俳優達は、膨大なセリフの量を話すのがまた特徴でそのセリフひとつひとつがまたすごく知的で文学的です。これはロメール監督自身が元はリセの文学の教師だから、でしょうけれど、、、何度観ても、違う気付きがあるのです。
風立ちぬ、はフランスでもそうですが、宮崎駿映画ファンでも賛否あるみたいなので、そのせいでしょうかね?
Commented by ihoko at 2014-03-03 23:01 x
また、来ました。この役者さんは、本当にうまいですよ。もしかして、上映されているのは、Viva la libertàか、もしくは、 il divo?二つとも、イタリアの政治を扱ったものですが、IL DIVOは特にアンドレオッティという、もしかしたら不死なんじゃないかと思うほど、不気味な人でイタリアの汚職の中心人物。黒幕中の黒幕政治家。彼の後ろ盾は、マフィアという化け物のような政治家がいたんですが、その人を真似ている。何とも言えない映画でしたね。が・・彼が本当にうまいの。変幻自在。
と、アカデミー取りましたね。なんかね。予告編だけ見てふと思ったのは、アルベルト・モラビアの世界のような気がしたんですが、どうなのかな?早くもTVでやってくれるそうなので観ようと思ってます。
Commented by 40ansparis at 2014-03-03 23:47
ihokoさん、確かViva la libertaの方です。
La grande Bellezzaでは、流石男性のスーツとシャツならイタリア!とばかりに、素敵な着こなしと、彼の雰囲気に魅せられて、、、かなりファッションは楽しめまさたね。ギャッツビーの時はアメリカのトラッドファッションを楽しみましたが、今回はイタリアのセンス溢れるメンズファッションを楽しみました。
この俳優さんの、また観る楽しみが出来ました。教えて頂いて良かったです。ありがとうございました〜。
Commented by aoneko at 2014-03-04 01:16 x
ロメールいいですよね。中古のDVDで集めていますが、数が少ないせいか中古でも高いんです。
フランス映画だと、ちょっと前にギヨーム・ブラックというひとの映画をみましたが、なかなかよかったです。「女っ気なし(un monde sans femmes)」というタイトルです。
昨日は「ブエノスアイレス恋愛事情(medianeras)」というアルゼンチン映画を見ました。「シルビアのいる街で」の女優さんが主演していて、ちょっと変わった感じのよい映画でした。
今度ハル・ハートリー監督の映画をみてみるつもりです。
Commented by 40ansparis at 2014-03-04 03:15
aonekoさん、ロメールの収集されていらっしゃるのですね。日本ではこういった映画をスクリーンで観る機会が非常に少ないのが残念ですよね。古い日本の映画さえ観る事が出来ませんよね。名画座みたいな所もなくなり、、、。
aonekoさんのご覧になられた映画は、逆に私は知らないものばかりです。
あんなに星の数ほどの映画が公開されているパリでも、上映されない映画があるんですよね。日本では上映されていても。
機会があったら是非教えて頂いたものも観たいですね〜。
<< 映画 番外 読書記録 f/w 下半期 20... >>