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笑えるカワイイフランス語表現

日本語にもありますが、もちろんフランス語にも沢山の動物の名前を使った表現があります。

猫をかぶる、とか馬に念仏、、、などのように。

私のブログ名がラパンなのは、うさぎが大好きでフランス語でラパンはウサギのこと、、、と言う事は長く読んで下さっている方は御存知かもしれません。

ここ最近、何故か続けてニュースや新聞、小説と同じ表現を耳に、目にしたので今日はその話を。

最近よく目にしたのは、先日オバマ大統領がロシアのプーチン大統領との会談をキャンセルした時です。

新聞のフィガロ紙の政治欄のその記事の中に
"Obama pose un lapin a Poutine."
(直訳は: オバマはプーチンの前にウサ
ギを置いた")
と書いてありました。
意味は私は知っていても、ウサギ好きとして、真面目な政治欄でこんなフレーズを読むと朝からクスッと笑ってしまいます。

さて、本当の意味は
"オバマはプーチンに待ちぼうけを食らわせた"
なのです。
これは決してくだけた表現ではなく会話でも小説でも、真面目な政治欄でも使う、れっきとしたフランス語の表現です。
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もう一つ、ウサギを使った表現でクスッと笑ってしまうものがありまして、こちらは実は私、過去に知らずに大恥をかいたことがあります。

仕事場でのお客様が首の辺りに何か巻いて保護していらして、そのマダムはcoup de lapin と言う表現を使いました。

直訳は"ウサギのひと蹴り" なので、私の頭の中には、飼っているウサギがご機嫌麗しくなく、飼い主のマダムが寝ている時に蹴って、、、という妄想が浮かんでいました。ウサギを飼っていた事のある私は、ウサギってそんなどう猛な動物じゃないし、むしろ猫よりも穏やかな位なのだけど、と思いつつ

"ウサギのひと蹴り、って、、、眠っている時ですか??" と聞きました。

お互いに三秒ほど沈黙。???
私達の頭の上には限りなく?が並んでいました、笑。

" いいえ、運転している時よ"

勘の良い皆様、もうお分かりですよね?
そう、うなじへの一撃、つまりむち打ち症の事をフランス語表現では、ウサギの一撃と言うのです。

こんな言葉の勘違いで、どれだけ恥をかいて来た事でしょうか。数えきれません。
でも日本社会で生活している、日本語を学んでいる外国人にだって、こういった独特の表現は漢字も含めてハードルが高いでしょうから、そちらの方が尊敬です。

ちなみに、
このcoup(一撃)シリーズは沢山の表現がありまして、、、、辞書を見ると頭が痛くなったものでした。

日本語で使うクーデターの語源も、
この一撃シリーズの表現から来ています。
coup d'Etat : État は国家と言う意味です。
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by 40ansparis | 2013-09-07 01:50 | フランス語 le francais | Comments(12)
Commented by hairpriori at 2013-09-07 08:19
へぇ・・そうなんですね

ウサギ・・パリではお肉屋さんにぶら下がってるのを初めて見た時は驚愕しました^^”
Commented by yumibag at 2013-09-07 08:20
言葉の表現って面白いですね 動物を使った表現はその国ならではの
使い方なんでしょうけどムチウチをウサギのひと蹴り・・はその方には申し訳ないのですがちょっと笑ってしまいました  クーデターの語源初めて知りました  言葉のもつ意味、もっと知ろうとしないといけませんね
Commented by megmeg at 2013-09-07 10:38 x
日本語も難しいですが、フランス語にもことわざの様な物が沢山あるのですね。かなり難しそうです…(笑)
実は今日からヨーロッパに仕入れの為出張でして、10日~12日お昼まではパリなのです!!
は~、ラパンさんのお店に行ってお会いしたい!と最近ずっと思っていたのです、笑。
ですが、上司と一緒でスケジュールも一杯なの
で、夢は叶わないかもしれません、涙。
どうにかならないかしら~~!
Commented by 40ansparis at 2013-09-07 17:54
hairprioriさん、私も頭も毛もついたままのラパンは、、今だにマルシェなどで目にするとギョッとしますね。
Commented by 40ansparis at 2013-09-07 17:57
yumibagさん、日本語には横文字や和製英語、和製横文字用語、あり過ぎますね。
そのまま言葉を使っていても、日本で使っている意味が本国フランスでは本当は全く違う意味だ、と言うこともあるんですよ。
Commented by 40ansparis at 2013-09-07 18:01
megmegさん、そろそろファッションウイークや展示会のシーズンですものね。私の友人、知人もこれからゾクゾクパリ入りします。私も経験者ありますが、上司と常に一緒の海外出張、心身ともに気を張り疲れますから、どうぞお食事くらいはフランスらしい美味しいものを召し上がって乗り切ってくださいね。
Commented by marucox0326 at 2013-09-07 20:59
こんばんわ。

日本語って難しい。
ちゃんと話せてるかも大いに疑問です。
日本人にとっても日本語ってハードル高いですよ。
ましてや外国語、知らなければ語句通りの意味に
捉えちゃいますよね。

マダム・・・運転しているときよって・・・。
どーいう意味かあなたわかる?
シニカルに試すようなマダムの様子を
想像してしまいましたが^^
Commented by 40ansparis at 2013-09-07 21:21
marucox0326さん、確かに!私ももう日本語は怪しい所が多いかも、笑。
日本語の本も読まなきゃ、ですよね。
この時のマダムは気さくな方でしたので、幸い大笑いして、それは知らないわよね〜、海外の言い回しだもの、と言ってくれましたけれどね。日本語だって普段普通に使って麻痺していますけど、よく考えてみると、猫をかぶる、だって面白いですよね。自分が外国人だったとしたら。
Commented by quatrevingtjours at 2013-09-08 20:31
ラパンさん、こんばんは!
うさぎの言い回し、色々あるのですね!!!初めて知りました。
ありがとうございます。
諺や言い回しに沢山登場してくる・・ということは
いかにその動物が身近で愛着があるかを表している気がします。
うさぎ、多いのですね!!!
いつかラ・フォンテーヌをちゃんと読んでおきたいと思いながら、
今のところずっと後回しです><
Commented by 40ansparis at 2013-09-08 21:30
quatrevingtjoursさん、ウサギより多分猫の方があるような気がします。日本語もそうかもしれませんよね。
後回しにしている本のほうが私なんて多いくらいですよ。ラ フォンテーヌだって在住の人でもなかなか読んでいないんじゃないかしら。。。わたしはまだまだそこには辿り着けそうにありません。。。
現代作家のやら話題になったのやら、、寄り道するものですから辿り着けなくて、笑。古典も現代もバランスよく読みたいですね。古典だけでも偏る気がしますしね。
Commented by ihoko at 2013-09-13 19:04 x
イタリアはね。犬とか猫が引き合いに出されることが多いみたいです。猫が4匹くらいしかいなかった。というのは、人が殆どいなかったという意味だったり、犬が書いたような文字だの。犬のような生活だの・・。
私もね。友人がバカンスに行って、浜辺は、猫が4匹くらい日光浴してる程度でさぁ~と、と友人が言ったので、えっ?それどこ?どこの浜辺で、4匹の猫が海水浴してるの?それ是非見てみたいわ~~と、言い返して大笑いされたことあります。
Commented by 40ansparis at 2013-09-14 00:35
ihokoさん、ヴァカンスからお帰りなさい。イタリアはねこは4匹も居るの?!笑
フランス語は、日本語と同じ様に猫一匹もいない、と言う言い方をしますよ。
四匹もいたら、私も間違いなく大恥かいてしまいそう。フランス語でも確かに猫の表現も沢山ありますね。
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