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太陽がいっぱいのパリで

Plein Soleil (太陽がいっぱい)のリマスター版が公開されました。

この夏は、何だか大好きなクラシックシネマのリマスターが何作も目白押し。
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20年ぶりでしょうか、観たの。

アラン ドゥロンの美しさ!
フランス人俳優には、意外に正統派二枚目が居ない、、、だからこそ今でもアラン ドゥロンに美で敵う人が居ない。

最近の若手俳優で" アラン ドゥロンの再来! "と言われているのがこの人。
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つい最近マルセル パニョールの映画化したものを観ました。彼もなかなか綺麗な人。

でも本家を観ると、やっぱり全然違う。

50年代後半の南イタリアの海や街がとても綺麗。
アラン ドゥロンは役者になる前にはインドシナ沖まで行った海軍だったそうだから、こんな海のシーンも躊躇せずに演じる事が出来たのかも知れない。

リマスター版が上映されて、映画を観に来ている層は、やはり当時のアラン ドゥロンファンのマダム達が大半。


観終わり、館内のお手洗いが小さく、私を含めて4人並んでいました。
私以外の三人は、うちの母くらいの年齢のマダム。

それぞれ独りで来ているようで、最初は待ちながら沈黙。

独りのマダムが突然
" j'étais tellement amoureuse de lui en ce temps-la....."
(私、当時、本当に彼に恋してたワ、、、)
と呟いた途端、
他のマダムもMoi aussi !!(私も!)
と嬉しそうに話し始めた時には面白かった。
もちろん、ここで話している彼、とは
アラン ドゥロンのこと。

その後も
" まあ、何て彼は美しかったかしらね〜"
"彼の後も、ここまで美しい男優はフランスにはなかなか居ないわね。"

私がにやにや聞いていると、矛先が私の方へ。

"当時は私の両親が若い頃は、日本でも凄い人気だったみたいですよ。"
と答え、

"貴方は、どう?アラン ドゥロン好き?" と聞いてくるので、

"んー、本当に美しいとは思うけれど、私はあまり、、、"
と言いにくそうに答えると、マダム達、何故か大爆笑。

"私は、同じ時代ならベルモンドの方が好きなので、、、"
などなど、話し、、、、


ひとしきり4人はトイレの待ち時間の間だけ、映画を共有したのでした。
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by 40ansparis | 2013-07-20 22:58 | cinema | Comments(20)
Commented by hairpriori at 2013-07-21 08:07
2枚目!って言ったらこの方ですね^^
Commented by 40ansparis at 2013-07-21 16:58
hairprioriさん、今でもメディアでアラン ドゥロンは見るのですが、あらためて映像で観ると、際立っていて凄いなと思いました。
二枚目だから格好良い訳ではないですけれどね。
Commented by yumibag at 2013-07-21 20:24
なつかし~ 太陽がいっぱいのアランドゥロン 中学生の時映画はリバイバルだったと思いますがアランドゥロンの熱烈なファンの友人がいました この頃です私が洋画には待ってスクリーンという雑誌読み漁っていました あの頃の洋画好きでしたね~
Commented by いっこさん at 2013-07-21 20:35 x
トイレの待ち行列での突然のおしゃべり。それもおばちゃんを通り越して、おばあちゃん世代の方々と。なんだか微笑ましい光景ですね。
アラン・ドゥロン(ドロンではないのですね)、たしかに美しいです♪
Commented by 40ansparis at 2013-07-21 22:22
yumibagさん、世界中の女性が恋していたのでしょうね。
そうそう、スクリーン!懐かしいですね。
最新作を幾つか観ても、なかなかこんなに感動する事がない最近、、画像や映画の始まりのシーンや、、当時の方が洒落ていてまた観たくなってしまう映画が多いのは何故なのでしょう。
Commented by 40ansparis at 2013-07-21 22:26
いっこさん、フランス人は割と知らない人同士でもすぐ喋りだす人達なので、よくあるのですが、その当時の乙女達の会話がまた面白く微笑ましくて。日本語は滑舌がハッキリした言語なのでドロンになってしまうのでしょうね。オランド大統領も、フランスだとそう発音しませんから。
Commented by fuki at 2013-07-22 08:57 x
いいですね〜、映画館でのこういうお話、日本ではなかなかないですから。私もファンではないけど、彼の美しさにはまっていた時期があります。山猫の彼も素敵〜☆彼の写真は部屋のよいインテリアになるんですよね、綺麗だから。ため息です。
Commented by akicosmosA at 2013-07-22 10:27
私も先日アランドロンの太陽がいっぱいをまた観ました。ハリウッドでマットディモンが演じましたがとても哀愁あるあの目はアランドロンではなきゃだめです。これは私世代は異口同音アランドロン以外はだめよねえです(笑)ラスト悪いことしても捕まらないでとおもったのは私だけではないはず?よねえ。
Commented by quatrevingtjours at 2013-07-22 14:26
ラパンさん、こんにちは。
あーっ!!私も最近、太陽がいっぱい見ました(録画です)
彼の若き日の美しさ、改めて発見でした。私も好みではないですが(笑)
マリー・ラフォレの服とか、可愛いですね!!

おばちゃんたちとのお話、楽しそうです。
人生深まるにつれ、コミュニケーションが面白くなるのは万国共通でしょうか?(笑)
Commented by 40ansparis at 2013-07-22 15:26
fukiさん、よく美人は三日で飽きる、とか言いますけれど、アラン ドゥロンの美しさは飽きない気がします。ずっと観ていたいような、笑。映画館でなくても、フランス人の場合は、よくまあ話しますね。公共の場で知らない人同士でも。
Commented by 40ansparis at 2013-07-22 15:32
こすもすさん、マット デイモンも演じたのでした?ダメですよねえ!観ても居ないのに私もそう思ってしまいます、笑。
ここで載せた、最近売れている似ている若手俳優を観ても、それでもやっぱり本家本元を観るとぜんぜん美しさや目の綺麗さが際立っているのです。最後のシーンまで良いですよね。観客に委ねて、。
Commented by 40ansparis at 2013-07-22 15:36
quatrevingtjours さん、ご覧になりましたか?
この春は何故か観るとイタリア映画でもアラン ドゥロンでした。
マリ ラフォーレの服もとてもフランスらしいと思いますし、こういうスタイルは割と今でも変わらない気がします。
Commented by marucox0326 at 2013-07-22 18:52
「太陽がいっぱい」
あのニーノ・ロータの甘く切ない旋律が甦ります。
印象に残るラスト。
やはりラストシーンがいい映画は秀作な気がします。

「死刑台のエレベーター」のモーリス・ロネは素敵だったけど
こちらでは、ドロンの美貌に完全に負けてますネ^^

でも彼の映画では「冒険者たち」が一番好きな私です。
Commented by 40ansparis at 2013-07-22 22:54
marucox0326さん、そうですね、あの音楽と映像が合うからまた良いのですよね。ラストも秀逸ですね。余韻を残す映画は、何度でもまた観たくなりますよね。
この時代の映画は、映画の始まりから既に洒落ていて、最近のフランス映画ってつまらないな、とあらためて思ってしまうのです。
Commented by BBpinevalley at 2013-07-25 10:00
はじめまして。
そのマダムたちと同い年くらいかしら、ワタシ、確かに彼が美男の代名詞でした、若いころ。
彼の美しさは、あの冷た〜い感じから来るのでしょうね。
その下のお写真の方もきれいですが、優しすぎて切れ味に欠ける感じ。。
「大陽がいっぱい」は、その俳優のかもし出す冷たさが、すごくストーリーにマッチしたんじゃないかな。
あの頃の映画、大好きです。
Commented by 40ansparis at 2013-07-25 16:59
BBpinevalleyさん、はじめまして。
そうですよね。あの役はただの二枚目でもダメで、何か無言でも怪しさと冷たさが漂っていないとはまらないんですよね。
フランスでも今だに当時のCMのまま、ディオールのコロン、オーソバージュはアラン ドゥロンのまま、変わりませんよ。
私もあの頃の映画が大好きなのです。
Commented by rico at 2013-07-25 23:57 x
ラパンさん~まさに太陽がいっぱいのパリ!で・・・太陽がいっぱいでしたね。フフフ
私は子供のころテレビでこの映画を観て~
なんて素敵な男の人なんだろう・・と思ったおませな子でした。
男の人のファッションの一番好きな要素もいっぱい詰まっています!
あのセンス、好きです。
こすもすさんのおっしゃる通り、マットデイモンはいけませんでした(^_^;)

心はまだパリの私。。
Commented by 40ansparis at 2013-07-26 03:28
ricoさん、パリは春の異常な寒さに、この夏の異常な暑さ!
この映画再公開に相応しいお天気のパリです。
小さい頃にもうときめいたのですね。面食いでしたか?笑
私も何だか新鮮で、ドゥロンファンじゃないのに何故かまた観たくなっています。あの危険な目をスクリーンでまた観たいのと(笑)
イタリアのあの景色や波の音に海の色、、、最近のフランス映画が霞んでしまいますね。
Commented by kanmyougam at 2013-07-26 13:00
<太陽がいっぱい>がマダムたちそれに近い皆さんの話題になっているんで住め。
もう郷愁を感じているようにも感じますが・・・・・。
アランドウロンの魅力はヤッパリいなも俳優にはない。

僕らの青春時代の憧れもちょっぴり・・・
ありがとう。
Commented by 40ansparis at 2013-07-26 17:02
kanmyougamさん、青春時代、思い出しましたか?
そうですよね、顔かたちは似ていても、今の俳優とアラン ドゥロンは全く違います。目の演技や、目が語る表情、、話している時にさえ漂うキラキラしたオーラ。。
今もかなり年配になりましたが、健在ですよ。
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