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パリのカフェ、人間模様

休日にのんびり読書に訪れるスタッフほとんどを知っている馴染みのカフェ、そして出勤の朝は毎朝寄る仕事場近くのいつものカフェ、、、と

それぞれ常連さんやその界隈の雰囲気は違えども、見ていてフランス人は本当に飽きないし、面白く、時に笑える人達、、、。
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午前中、久しぶりに人のまだ少ない馴染みのカフェで持ってきた本の続きを読んでいると、、、

隣のテーブルに座ったムッシュウ二人、、、
"Deux Bourgogne! " (ブルゴーニュふたつ!) と注文。

思わず本から顔を上げ、ニヤニヤしつつ"いいなあ、フランス人、、"と二人のムッシュウを見ると私に
"良かったらご馳走するヨ" だって、笑。

カフェインが効かなくて、まだぼーっと本を読む私の横で、午前10時、弾丸トークでブルゴーニュの赤を飲んでます、笑。

いえいえ、午前10時で驚いてはいけません。
仕事場近くのカフェ、カウンター周りは大体決まった毎朝の顔ぶれの常連客ばかり。みんな周辺で仕事をしている人達か、その界隈に住んでいる人達。

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朝、重い瞼でカフェに入るとすぐに、カウンターの一番右端に既に座っている、80歳くらいの常連ムッシュウが私を手招きする。

こっち、こっち!(約束してる訳じゃないけどネ、笑)

サヴァ?(元気?)とビズーをしているうちに、言わなくても私の前にカフェが置かれ、ゆっくりと香りを吸い込み味わいながら私の脳みそが、徐々に仕事頭へ切り替わって行く。

隣のその80歳くらいのムッシュウは、私が着いた時には既に二杯目の、カフェではなく、常にビール!笑
朝まだ気だるい様子のカウンター周りで、唯一、ムッシュウ一人いつも元気に独りで喋り、
新聞の記事を読んではまた独りで批評。
独り舞台のテアトルのように、しかもトークが面白いので、真面目に新聞を読んでいる
他の常連ムッシュウやマダムも、時々クスクス笑ったり突っ込みを入れたり。

私がカフェを飲み終わり、仕事へ向かう頃、そのムッシュウは三杯目のおかわり、笑。

他の常連客のムッシュウ、マダムは当然出勤前の、朝8時の光景。。。

人生を好きなように謳歌するフランス人。。。彼らは真面目にそうしているのだけれど、真面目なほど可笑しくて、見ていて飽きませんね。
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by 40ansparis | 2013-01-28 22:08 | cafe | Comments(24)
Commented by nararanran at 2013-01-29 10:43
こんにちは~^_^
この一言がイイナ~
>人生を好きなように謳歌するフランス人
わたしも好きなように人生を謳歌しなきゃ!
ありがとうございます!ラバンさん♪
よしっ!がんばろうっと!!
(PCの前にメモして貼りました!)
Commented by くま at 2013-01-29 11:36 x
すてきな日常の一場面ですね。
こういうまなざしで世界を切り取るラパンさん、やっぱり素敵です。
Commented by akicosmosA at 2013-01-29 12:47
いいなあこの光景~**cest la vieなんて言葉が浮かびました。
パリっこにはカフェはリビングなんていう言葉があるそうですが
まさにそんな感じ?♪
いつかパリで朝のいつものラパンさんのカフェで突然、あら~こすもすさんなんて呼ばせたいなあへへ♪
Commented by hairpriori at 2013-01-29 13:41
常々思ってましたが
カフェのテーブルは何故あんなに小さいんでしょうね^^
Commented by 40ansparis at 2013-01-29 17:07
らんさん、人生を謳歌する、この基本になるものは、フランス人のように人目を気にせずに自分のしたいようにする、これに尽きます、笑。ですから時々笑えるほど可笑しくなるのです。
Commented by 40ansparis at 2013-01-29 17:10
くまさん、本当に日常のほんの一コマです。それぞれのカフェに様々なお客様が行き来して、人間模様を作って、毎日色々なドラマがあります。よく喋りますし、ユーモアも皮肉も大声で語り合います、笑。フランス語の勉強にもなります、はい。
Commented by 40ansparis at 2013-01-29 17:15
こすもすさん、それぞれお気に入りのカフェを持つフランス人が多いと思います。カフェですれ違う仲だけだとしても、そこはそのサロンやまさにリヴィングのような雰囲気にもなります。飲みながら語り合い、声を掛け合い、たまには悩みや苦悩まで分かち合う、そんな人間模様を眺めているのはとても私には興味深いのです。幾つか好きなカフェがありますが、好きなカフェは居心地と言う点でやはりホッとします。午前中の待ち合わせは、次回カフェで〜♩
Commented by 40ansparis at 2013-01-29 17:19
hairprioriさん、そうなのですよね。テキストを広げて学校の宿題をしていた時や、食事の時にはよく思います。大きなテーブルもだいたい置いてありますが、やはりあの小さな丸テーブルが雰囲気だしますよね。カフェくらいしか昔は置かず、ギッシリお客様を座らせる為、スペース的にあんな大きさにしたのでしょう。
Commented by mouette at 2013-01-29 18:03 x
ラパンさんこんにちは。
常連さんとお店の人達との素敵なひとこま。良いですね。
まさにフランスのカフェ文化なのでしょうね。
東京でお気に入りのカフェを持ってもこうはいかないだろうな。
それとも何年も通っていると会話こそしなくても、常連さん同士の日本人なりの無言のコンタクトが生まれてくるのかしら?



Commented by quatrevingtjours at 2013-01-29 18:33
冬は寒いですが、パリのカフェ、人や空間の暖かさがいいですね!!
こういう場所が私の住む町にもあったらいいのにー!と思って止みません。
Commented by uransuzu at 2013-01-29 20:30
朝の普通の光景なんですね、なんだかムッシュウたちのウィンクまで見えそうです♪ ラパンさんが、魅力的だからかな^^
カフェで出会う人々、あまり深いおつきあいではなくとも、そのひとときを共有することで、とても親近感がもてるのですね。
初対面の人とのコミュニケーションは、やっぱり日本人より上手❤
人づきあいに余裕とユーモアがあるように感じます。
Commented by 40ansparis at 2013-01-30 05:21
mouetteさん、うーん、馴染みのお客様が居るカフェもたくさん東京にも存在するでしょうけれど、カフェの存在や人々の使い勝手そのものが、フランスとは全く別物だと思うので、やはり同じ雰囲気にはなり辛いでしょうね。効率や回転率などが先に頭に浮かんでしまう、真面目な日本だと、全くパリのようにも出来ないことも理解出来ますし。
Commented by 40ansparis at 2013-01-30 05:25
quatrevingtjourさん、都会特有の冷たさと、人情味の両方がパリのカフェには存在している気がします。
観光ガイドに載っている有名カフェよりも、実はその界隈ごとに存在している、地元カフェの方がはるかに多いはずです。みんなそれぞれお気に入りの自分のカフェと言う居場所を持っているようですよ。
Commented by 40ansparis at 2013-01-30 05:30
てぶくろさん、フランス人の場合は初対面だと冷たさが目立つのですが、顔馴染みになってくると、その人付き合いの余裕やユーモアが登場してきます。日本で言えば、東京の都会の冷たさと、大阪の人情味の両方を合わせ持っていると言っても良いかもしれません。
その人情味がかなり目立つ時には、突っ込みどころが満載です、笑。
Commented by kanafr at 2013-01-30 11:03
何だかミステリアスな題の本ですね。
確かに、朝からワインやビールを飲んでいる人いますよねぇ。
常連さんと会話を交わす、勿論常連さんだけでなくその周りの人も同じ様に一緒に会話に参加する。
いいですよね。
今、段々スタバ見たいなカフェに転職するカフェが増えているでしょ。
こういうカフェ文化って、ずっと守ってほしいなあって思います。
Commented by Cecile at 2013-01-30 13:07 x
朝からブルゴーニュ! うちの主人もmorning beerの人だけれど(笑)流石パリジャン、上には上がいるものですね。
屈折したパリの人々の話ばかり聞く中で、ラパンさんはよい人々に出会えたようですね。
Commented by megmeg at 2013-01-30 15:32 x
特に寒い日はカフェでまったりするのは幸せ~な一時ですね。でもフランス人にとってカフェの存在は、私達日本人とは違うものなんでしょうね。正にカフェはパリの文化ですね!話しかけられたくない時もあるでしょうけれど笑、やっぱり永遠な憧れがある様に思います。ラパンさんのカフェの写真にも、いつもほっこりと癒して頂いています。ほっ。
Commented by whitelacenonyo at 2013-01-30 20:34
パリのカフェ文化。
昨年bac通りのカフェに毎日通ってご近所の常連さんたちの様子を観察しておりました。
日本では余りお目にかかれない光景を垣間みて、ふ〜〜んパリっていいなぁ〜と感じていました。
鼻の赤いムッシュウが赤ワインをチビチビ舐めながら来る人に話しかけていましたよ。あ〜〜〜思い出すパリ!!!
時々このような光景をUPしてね。
Commented by yumibag at 2013-01-30 20:35 x
パリの日常を垣間見た感じがしました どこにいても自分の時間楽しんでる!最近やっと人目を気にせず自分の時間を楽しもうって思いにたどり着きました 人間観察も面白いですよね~
Commented by 40ansparis at 2013-01-31 05:35
kanaさん、本の題名まで気にして頂きまして、、。昨年から映画も本も古典回帰なので、コレットの短編集を読み返していました。先日kanaさんが書かれていらしたので、また気になり、アンドレ ジッドも読み返しています。
スタバみたいなカフェ、きっと若い世代には、あの気楽さが新しく感じるのでしょうね。NYのデリみたいなカフェも増えていますね。街角カフェ、なくならないで欲しいものです。が、また税金時期後のお約束で、経営者代わるカフェの工事よく見かけますね、、。
Commented by 40ansparis at 2013-01-31 05:40
Cecileさん、ダーリンもモーニングビアですか〜。
屈折している人、意地悪、 皮肉、アグレッシブな人、毎日のように遭遇してますよ、笑。よく行くカフェにもそういった人達も存在しています。その人達について書けば毎日書けるくらいに、パリに住んでる人達なら色んな思いをしているはずで、、。
幸い、ほんの少し、人懐こい人達を知っているだけなんですよ〜。
Commented by 40ansparis at 2013-01-31 05:44
megmegさん、私も写真だけでもパリの写真は癒されます。話しかけられたくない時、ありますね〜。
でもそういったオーラを出してもフランス人には無駄です、笑。
ただ、ギャルソンはプロ意識がある人達は、話しかけるタイミングや頻度が絶妙で、どんなに顔を知っていても、読書していたら、そっとしておいてくれます。
Commented by 40ansparis at 2013-01-31 05:49
whiteさん、毎日のカフェ観察、興味深かったのではないでしょうか。
本当によく見かけます。朝からワイン。
シャンパンとか、笑。
冷たさと人懐こさが共存している、不思議なパリ。この人懐こさが、東京にいると恋しくなりますよね。
知っているカフェであらためて写真を撮っているとからかわれるので、また色んなカフェで撮って見ましょうか。
Commented by 40ansparis at 2013-01-31 05:53
yumibagさん、そう、まさにカフェのテラスで本も読まず、何もせずに一時間でも座って居られるフランス人。人間観察には最高の場所だからです。ひとつひとつのカフェにそこの持つ空気があって、独特です。
ただ、今はタバコも禁止ですし経営が大変そうですけどね。
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