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新春の喜び。ようやく映画に浸る

忙しかった時期に既に公開されていた映画をやっと観ることが出来ました。
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トルストイのアンナカレニーナ!
名作だからきっと大盛況でロングランだろうと安心していたけれど、アメリカ製作のせいなのか、僅かな映画館でのみ上映、フランスでの評判も悪く、観ることが出来るところを探してようやく。

思春期の文学少女のように、私は古い名作のドラマティックなラヴストーリーが、たとえそれが悲劇の結末でも大好き。

ジェーンオースティンの"高慢と偏見"とか、昨年映画化されたのを3回も観てしまったジェーンエアとか、、そしてこのアンナカレニーナは、もう最高に好き。

さらに不思議な繋がりがあって、昨年映画と本に再感動した"存在の耐えられない軽さ"の中にも登場したりしたので、去年の夏のヴァカンスに再度フランス語で読みたかった候補のひとつがまさにこのアンナカレニーナでした。

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さて、フランスでは不評のこの映画。
高慢と偏見も映画化したことのあるジョーライト監督。
サプライズの、一部テアトル仕立て。
ドラマティックな話をさらにこれぞ映画の醍醐味、とドラマティックに仕上げてあって私は大、大、大感動。

最近ハリウッドは、有名人の人生や古典文学の大作の映画化をよく製作しているけれど、最近のこれらのシリーズは素晴らしいと思う。
英語で観なくちゃいけないのが、私には疲れるところだけれど。

ハリウッドの映画を何かとバカにするフランスだけれど、最近のフランス映画こそ、何だか皆同じ、10€以上も払って観る価値あるのかしら?と思うものが多すぎ。

フランス人のシネフィル(映画好き)な知人たちにアンナカレニーナを観たことを話しても、
Toujours la même chose!
"いつも同じ話じゃない"(分かりきったストーリーじゃない)とか、アメリカ製作だし、なんてつれない反応で、笑。
世間の批評と私の意見は、よく全く反対になるけれど。

ともかく、フランス語の文庫版でも1000ページの大作ですが、今年こそヴァカンスにはアンナカレニーナを再読したいな、と思っているところ。

ソルドの初日、ガラガラに空いている映画館にてスクリーンを独り占めして
感動してきました。
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by 40ansparis | 2013-01-12 00:09 | cinema | Comments(18)
Commented by sahobo at 2013-01-12 07:50
こんにちは♪
私も高慢と偏見やジェーンエアなど、大好きです!
そして知り合いが読んだ話を聞いて、アンナカレニーナを改めて読みたいと思っていたところでした。
フランス語の勉強のためにフランス語で読みたいところだけれど、英語か日本語で読むつもりです。

この作品、私の周りでも評判はいまいちです。でも私は楽しみました!
散々映画になったりしている誰もが知っているストーリだからこそ、趣向を凝らした舞台仕立てで、演劇的な演技(?)、演出、と驚きがあってとても良かった。
豪華な宝石類や衣装も素敵。映画らしくて見ごたえがあったと満足でした。

最近のフランス映画…のくだり、同感です。たぶんスイス・フランス語圏では全部のフランス映画は公開されておらず、セレクトされているはずですが…。
今日はまた愚作を観てしまいました…。(苦笑)
Commented by hairpriori at 2013-01-12 08:20
今日本では・・
「レ・ミゼラブル」が話題になってます
Commented by くま at 2013-01-12 09:19 x
私も日本公開になったら観ようと思います。
古典って、普遍的なものがあるから、だからこそ読み継がれるのですよね。
日本の古典も読まなくちゃ・・・と思いつつ、また明日も先延ばしにしてしまう私です。
フランス映画、そういえば最近心が動いたものを観てないな~。
Commented by ihoko at 2013-01-12 16:10 x
この女優さんが好きです。なんか<野生>のにおいがしませんか?

>思春期の文学少女のように、私は古い名作のドラマティックなラヴストーリーが、たとえそれが悲劇の結末でも大好き

私も、好きです。ロシア古典文学も一通り読みましたが、長編が多いですね。でね思ったのは、長い長い冬、TVも他のお楽しみもない暗いロシアで、暖炉の前で夜を過ごすには、こういうロマンチックでしかもなかなか終わらない物語が必要だったのではなかろうかと・・。

今年、読みたい本のリストを着々と作成しているのですが、必読本に入っているうちの何冊かは、フランス作家のものなんですよ。イタリアのものは一冊のみ(しかも予備軍入り)
私、やっぱり来る国間違えたわ!とこういう場合でも思います。
Commented by whitelacenonyo at 2013-01-12 22:45
ようやく映画を見る時間が出来たのですね。
仕事,仕事だとストレスが溜まりますものね、よかった!時間が出来て。

ロシア文学、中学生の頃から読みはじめ本当に感動しました、、、が
罪と罰、戦争と平和、アンナ・カレニーナも登場人物の名前が長いのに困った記憶がある、、
アンナ・カレニーナ、日本で公開されたら是非観たい!
ihokoさんがこの女優好き!って私もよ。

今読んでいる本、「ミレニアム」上 下 スティーグ・ラーソン著、
面白いので夜更かししています。
Commented by Cecile at 2013-01-12 23:56 x
シネマの時間ができたのですね~。ヨカッタ。
他評は気にせずに見たい作品を自身の感性で選ぶべきですよね。時々はずれがあっても気にしない♪ アンナ・カレーニナ、昔読んだことがあったような…と記憶の底です
Commented by 40ansparis at 2013-01-13 05:45
sahoboさんもお好きですか?私、高慢と偏見もジョーライト監督のバージョンが一番好きですね。
今回のアンナ、夫役、恋に落ちる士官と主役3人とも英国の俳優陣でした。だから品が感じられたのかな、とも思います。若い士官役、以前観た若き日のジョンレノンを演じた若手俳優で私が気になっていた俳優なので、そのサプライズもありました。
フランス映画、一部のオゾン監督などを除くと、何だか最近映画鑑賞代がもったい無くなるくらい、、、。数うちゃ当たる方式ですね、笑。だから古い映画の上映の方を選んだりすることが多いですね。
Commented by 40ansparis at 2013-01-13 05:47
hairprioriさん、まさにブログ繋がりの方々がこぞってアップしていたので、私もそれで知りました。フランスは来月に入ってから公開の様です。
Commented by 40ansparis at 2013-01-13 05:51
くまさん、私はここ一年半くらい古典文学への回帰、これが自分の中でのブームなんです。だから最新の話題作も気になるし、古典文学も再度読みかえしたくて、どうにも時間が足りませんね〜。時代が変わって取り巻くものや環境も文化が違っても、普遍なものばかりですよね。
Commented by 40ansparis at 2013-01-13 06:09
ihokoさん、この女優ケイラナイトレイは古典文学の女性を演じさせるとピタリとはまるきがします。同じ監督で高慢と偏見の映画化されたのもかのじょが主役で、いくつか過去のも観たのですが、配役も作品もこの監督のが好きです。
いやあ、私はロシア文学までは読み込んでいません、が!アンナカレニーナだけは、何度か読み返していて。ただ、和訳ですから去年フランス語で読み返してみたくなったのです。あと他にも去年のヴァカンス前に迷って居た他の候補もまた1000ページを越す大作で、字の小ささに思わず読みやすそうな本に変えてしまいました、笑。
スタンダールも、赤と黒やパルムの僧院など好きなのですが、こちらはフランス語で読み返し済みで、最近はフランスのさっかのじゃなくても感動作なら読み返したいな、と言う気持ちになっています。
読みたい本リスト、もう増える一方で追いつきませんね〜。
Commented by 40ansparis at 2013-01-13 06:23
whiteさん、私は同じトルストイでも戦争と平和などはたいして覚えてもいなく、読み返してもいません。が!アンナカレニーナだけは大好きで。考えてみれば、あの戦争と平和を書いたトルストイの、緻密なアンナの描写、、、同じ作家とは驚きです。
ミレニアム、、フランスでもベストセラーになったあれかしら?ミゼラブルは、フランスは2月に入ってから、と確認しました。ヴィクトルユゴーはまた描写がいいフレーズが多いので、和訳になっていないものでも沢山あって読みたいのですが、ページ数が凄く多いものが多くて、後回しになってばかりです、笑。暫くは私は古典回帰かな。
Commented by 40ansparis at 2013-01-13 06:29
Cecileさん、やっとこんな時間がとれました〜。お返事もやっと書きました。
そうですね。いつも評判はほとんど気にせずに観たいものばかりを観ていますね。
逆に世界中でヒットしている興行成績の凄い話題作の中にも、私は楽しめなくて映画の途中で出て来てしまったものがあったりして。これは大きな声ではとても言えないくらいに世界的ヒット作なのですが、私はダメでした。だから世界が騒いでも何処吹く風です。
Commented by akicosmosA at 2013-01-13 09:52
アンナ・カレーニナ ANNA KARENINA 1998年版
ソフイーマルソーで観たのですがそれ以来の映画化作品ですね。

映画は評判でいくこともありますが基本は私も自分が観たい映画が
好きな映画と言えます。
私も好きな映画が酷評ものであっても自分が好きな作品なら
どこ吹く風の満足感に浸ります。(笑)
我が家も娘たちもそうみたいです。

この女優さん演じるアンアカレニーナ日本でも3月に公開されます。
観に行きます♪

赤と黒やパルムの僧院・・中学生?小学生?お昼過ぎに
テレビで海外名画劇場みたいなものを放送していて私毎回観てました。白黒で懐かしい~**
Commented by ihoko at 2013-01-13 17:09 x
高慢と偏見。もちろん観ましたよ。
ねぇ・・ラバンさん。本日は、ここは違うぞ!を発見。
ラバンさんって外見(私が放った密偵こすもすん)談によると、楚々としたスタイルの良いお美しい方よ~との事ですが、楚々とした外見に似合わず、内面は非常に情熱的というか、燃えてますね!(体温が高いのはその為かっ?これも逆ではあるな。で、ついでに書くと、私は、チビ・デブ)アンナさんの物語にせよ 耐えられない存在の~せよ。なかなか激しいです。私は、もう恋愛面に置いては、爬虫類なみの冷めようというか・・。なんか、先に観察が来てしまい、う~~ん。失格。はい次!で、ち~~ともドキドキせずに終わってしまいました。


年頭に情熱的な女性の物語。
これは、今年がラバンに取って危険な誘惑のある年というお告げであるな。情熱きたる。ぜんぜん待ってなくとも、待ち人来ちゃう!

PS:私、スタンダールが好きでしてね~。赤と黒なんて、何回読んだか!ついでにモーパッサンの短編なんて悶絶もので好きです。ねっ!?国 間違えてるでしょう?イタリアのモラヴィアとか、マンゾーニ読んでも途中で止めたくなるんですよね。たいくつ・・
Commented by 40ansparis at 2013-01-14 06:12
こすもすさん、日本では3月に公開ですか?しっかり確認済みですね。
多分、こすもすさんも、公開後にご覧になったらまたいつもの様に見終わった後に、呆然として映画の世界から戻って来れなくなるかもしれません。。。テアトル仕立てで映画だからこそ楽しめるスタイルです。
こすもすさんのご幼少の頃、そんな素敵な海外名画劇場があったのですか〜。フランスでも今でもよく連続テレビドラマで名作のを放映していますよ。連続でなかなか私は観ることが出来ませんけれどね。
Commented by 40ansparis at 2013-01-14 06:24
ihokoさん、えっと、誤解のないように修正させて頂きたいのですが、、こすもすさんやwhiteさんが大袈裟に良いイメージで言って下さっているのですが、私、決してモデル並みの体型でも美人顔でもないのですヨ。
で、内面についてですが、、図星で、笑。
あまりこの部分を見抜く人は居ないんですよ。普段は私もかなり冷めている方なので。ただ、一旦物凄く好きになり恋に落ちると、、、ま、この内面についてはこの公共の場ではなくて個人的に話しましょう、笑。
私もフランスの文豪の中では、モーパッサンとスタンダールが一番好きなんですよ。
さらにモーパッサンの頃の時代の紳士淑女だったスタイルがまた好きで、だからそれらが映画化されると嬉しく観るのです。

書いていらしたように、昔の名作って揃ってみんな長編ばかりですよね。テレビも娯楽もなかった訳で、時間が長かったでしょうからね。
誘惑の年?アミダさまの水晶にはそう映ってます??笑
Commented at 2013-04-20 23:50
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 40ansparis at 2013-04-22 16:57
鍵コメ(q)さま、以前の記事でもどうぞ、お気付きの事がありましたら是非コメントして下さいね。
全く問題ないですよ。共感して下さって嬉しく思います。
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