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l'acteur incroyable!! "Amour": 素晴らしい役者

本当に凄い役者です。
今年のカンヌのパルムドール賞に輝いた、ジャンルイ トリンティニャンとミカエルハネケ監督で話題騒然の"Amour"(アムール)が公開されました。

重い瞼のまま、頑張って午前中の映画館へ。午後は長蛇の列になってくるに違いないから。実際ズバリその予感的中でした。
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80歳を超えているジャンルイトリンティニャン。
最初はシナリオを読んだ際に断ったとのこと。あまりに辛いストーリーだから、と。
新聞のインタビューによると、自分ですでに4回も観たそう。自身で、この映画は自分の一番の代表作になった、と語っていました。

タイトルはAmourアムール、愛、ですが、恋愛ものではなくて、この場合、家族愛や人間愛の方です。
高齢化、介護で起こり得る様々な出来事、見る人誰もが他人事とは片付けられない状況、あるタブーな部分まで描いています。

ストーリーは高齢化での、日本でもよくニュースで目にする話ですし、重いテーマを描く映画も沢山ありますが、ただミカエルハネケ監督の描き方が、最後の一瞬まで素晴らしくて圧倒されたまま、見終わったら少し館内はみんな動かずに居ました。

年間30本映画を映画館で観たとして、新作で今、観たあとにため息とともに
"C'est beau!! Beau film!!"
(素晴らしい‼いい映画~‼"と唸る映画がどれだけあるでしょう?

私の場合は、そう唸るのは大抵既に観たことのある、古い映画の方。

日本では公開されない沢山のフランス映画には、莫大な資金をかけて本当に真面目にこんなの製作しているのか?と疑問に思うような映画も少なくないし。

そう言う意味では、パルムドールの栄光に相応しい、素晴らしい映画でした。
そして、80歳を過ぎても尚、素敵でチャーミング、あれだけのセリフを自分のものにして老いをさらけ出して演じ切ったジャンルイトリンティニャンの信じられないくらいの役者としての姿勢。
奥様役共々、素晴らしい役者でした。

静寂の中で映画は終わり、、観客は呆然と取り残されました。。。
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ちょっと伝言を。

先日メールのアドレスを鍵コメントで下さった(ま)さま、頂いたアドレスに何度送ってみても、戻ってきてしまいました。アンダーバーか何かが違っているのでしょうか?そう言う訳で送れていません。


もうひとつ、この月曜日からの週は、巨大なサロン、Salon du chocolatがありまして、帰って寝るだけの一週間になりそうなので、ブログをお休みさせて頂きます。
コメント欄も閉じさせて頂きますので、ご了承下さいませ。
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by 40ansparis | 2012-10-28 01:37 | cinema
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