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Fabrice Luchini, il est magnifique !

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大好きなファブリス・ルキー二氏主演の新作を観て参りました。
「Les femmes du6eme etage」 日本語に直すとすれば、
(アパルトマンの6階の女たち)

アパルトマンの6階は、全ての建物ではありませんが、この場合、女中部屋(屋根裏部屋)のある最上階を
意味します。

ブルジョワ家庭の主であるムッシュウをルキー二氏が演じています。
テアトルのコメディを観ているような、フランスらしい映画でした。設定が60年代だから余計に、今よりも
フランスの階級社会がはっきりしていて、それをちょっと皮肉ったコメディに仕上がっています。

最近、オゾン監督のPoticheもそうだったし、時代設定をわざと現在ではなくて60、70年代にしてある
ものが目立ちます。
私も最近の映画を観て感じていたのですが、現代は誰もが携帯を持っていて、会いたい時にもすぐに
連絡がとれてしまうし、、、何だか興ざめしてしまうシーンが多くなってしまいます。

会いたくても会えない、、、とか、時間のすれ違いやタイミング、、今よりもそういう意味で不便だったからこそ
たくさんの詩が生まれて、たくさんの名作が生まれた。。。。

ルキー二氏は、相変わらずフランス語を話しにくそうに(私にはそう見えるだけなのですが)
それでも早口でまくしたてるし、決して二枚目ではないけれど、何故か私はこの人に惹かれてしまいます。
憎めない、おちゃめなオジサマなのです。

周りの女中陣を演じた女優も個性派揃いで楽しい映画でした。
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by 40ansparis | 2011-02-20 18:43 | cinema | Comments(12)
Commented by mimijean at 2011-02-21 03:37 x
*今日は行ってきたのね!私も、これ、観にいきたかったから、今日、lapinちゃんと、一緒に連れて行ってもらおうかな?と思ってたんだけど、急な予定が午後から入ったから、電話しなかったの。
60年代の設定だから、私も興味あったの。前評も読んでたし。衣装やインテリアも楽しみだったの。
時間作って観にいくわ。
Commented by 40ansparis at 2011-02-21 03:58
mimiちゃん、予定入ったかな、休みたいかな、、と思ってたよ。年配のお客様ばかりだったよ(笑)。何故か、、、。設定が60年代だからほっとするのかもね。最近のフランス映画はえげつないモノ、多いしね。
Commented by akicosmosA at 2011-02-21 17:20
60年代の設定っていいですよね。
もどかしいほどの連絡方法・・自分で辞書を観る、考える、図書館で
調べる。映画は映画館で♪
いまの時代の便利さも大切で大いに役立ちますが
知識で知る世界より足でいき、触れて感じる素晴らしさは
変えがたいものです。
この映画日本でも上映されるといいな。
Commented by whitelacenonyo at 2011-02-21 23:10
不便な世の中だった昔はそれなりに味わいがありました。
恋をしていた頃、素敵な便せんを見つけてせっせと手紙を書く・・・
映画めぐり逢いはケーリー・グラントとデボラ・カーのすれ違いは携帯があったらあの感動のドラマは生まれなかったでしょう。

今は便利で何でも揃う世の中ですが、時折昔が懐かしくなります。
この映画の本で上映されるかしら・・・
先日TVでみたロバート・レッドフォードとメリル・ストリープの
アウト・オブ・アフリカ、何度観てもいい映画でした。
Commented by evecookymama at 2011-02-23 05:16
ラパンさん
お久しぶりです。1月の末パリに行きたかったのですが、諸事情で没ななってしまいました・・憧れのパリは・・また遠くに・・って感じです。
日曜日に「ヒア・アフター」を観てきました、フランス語・・ラパンさんを思い出しました。お元気で何よりです。
Commented by 40ansparis at 2011-02-23 06:40
こすもすさん、今の便利さが当たり前になってくると、60年代頃の映画を観ていても、もどかしくなるほど、すれ違いやそれによる思い込みや勘違い、、、切ない恋、、、多いですよね。でもだからこそたくさんの名作や恋の詩が生まれたんだなあ、、、とつくづく思ったのです。日本で知られている「スター」が出演していないので、、、この映画はどうでしょうね。。。シネシャンテとかの単館系の映画館でもしかしたら上映するかもしれませんね。
Commented by 40ansparis at 2011-02-23 06:42
whitelacenonyoさん、まさに!私が感じたことはそういうことなんです。電話をかけても出ない、、その直前に彼は出かけていて、、、なんていう具合に、まどろっこしいですが、だからこそ気持ちがつのって切なさが歌になったり、詩や小説になったりしたのですよね。アウト・オブ・アメリカもいい映画ですよね。
Commented by 40ansparis at 2011-02-23 06:45
evecookymamaさん、そうでしたか~。でも次回の楽しみが倍になりますよ。ヒア・アフターって何の映画だろう、、?と調べてみたらクリント・イーストウッドの新作ですね。私は観ていません。フランスでの評判が全然よくないので、他の映画に足を運んでいました。。。フランス人の女優が出ていますものね。
Commented by kanafr at 2011-02-23 10:53
便利なものが増えたせいで捨ててしまった事たくさんありますよね。
今の若者達も携帯を握りしめて切ない恋をしているのかもしれないですが、携帯がなかったころのすれ違いや、切なさの方が私には共感できます。
Commented by kanmyougama at 2011-02-23 10:57
サイトでゲンすブルーの歌声を開いて聞きました。
またユックリ紹介の選曲のものを聞きます。
Commented by 40ansparis at 2011-02-23 23:47
kanaさん、本当にそうですよね。携帯があったって、繋がらなかったり不在だったり、、、もちろんすれ違いはあるけれど、でも、昔のやきもきした気持ちに比べるとやっぱり手軽。 多分、現代人の方が待てる時間が短くなってしまっているのではないか、、、と想像しています(笑)。
現実は別として、映画のシーンでやっぱり携帯があると、リアリティはあるけれど、ロマンティックじゃないんですよね。
Commented by 40ansparis at 2011-02-23 23:48
kanmyougamaさん、聞いて下さったのですか。どんな印象をお持ちになったのでしょう。日本で言えば誰なのか、、、考えたんですが浮かびませんでした。。石原裕次郎?、、、うーん、ちょっと違うかな(笑)。
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