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le discours d'un roi : 王様のスピーチ

今年に入ってからも映画は5本観たのですが、残念ながら今年に入ってから観たフランス映画は特筆すべき
映画ではなく、2月に入りました。今年に入ってから、無料クーポンが続いて当たり、今までずっと無料で
観れました。

先日観たイギリス映画は、今年最初の感動作でした!

原題は「king's speech」
英国のジョルジュ6世、つまり、現在のエリザベス女王のパパの知られざる実話です。
トロントの映画祭でも既に賞をとっているようです。
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この王、国民の前での演説で、どもってしまう、これはもうイギリスでは周知の事実だそう。
小さい頃から、どもってしまい、上手に話すことが出来ないのがコンプレックスだった彼、国王になっ
ばかりのこの時代は、ヒットラーが猛威をふるい始めて、戦争が勃発しそうな不安な情勢。
その最初の国民へのメッセージスピーチを成功させるまでのお話なのですが、どもってしまうその事実
知られている一方、この影に、その問題と一緒に向き合い助けてきたひとりの男性の存在があることは
知られていなかったのです。
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初めての演説からその後、ずっと常に、演説するたびに王様のそばにはこの男性が付き添ったそう。
生涯、この男性を心から信頼する友人として、友人関係が続いたといいます。この二人の物語と
言ってもいいくらい。

ヒットラーのような独裁者が存在する一方で、誰もが認める王様なのに、自分のコンプレックスに
恐れて心細くなる繊細なこのエリザベス女王のパパ。同じ人間として共感しました。上に居る人ほど、
実は孤独なんですよね。

2時間と長い映画なのですが、あっと言う間でした。公開直後から、パリでも人で一杯だそうです。
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by 40ansparis | 2011-02-09 21:14 | cinema | Comments(26)
Commented by mimi at 2011-02-10 07:16 x
*このフィルム、昨日、誰かが話してたの。絶対気に入るって。
1月は、見たいものがなかったわ。
先週日曜日、映画観ようかと話してたけど、これといって惹かれるものもなく。
で、家でDVDみたの。
Claude Lelouchの78年作のROBERT ET ROBERT。 lapinちゃん観た?
Commented by Cecile at 2011-02-10 12:30 x
あ、もう観られたんですね。私も観たいと思っている映画のひとつなんです。
Commented by morinokochaorin at 2011-02-10 17:24
これ、見たいなあ・・・調べてみるね。いつから公開か。
↓のね、可愛いアングルだこと。いいよね。クロワッサン・・これは、新月ね。新月は物が根付く良い時期なのだそうよ。
Commented at 2011-02-10 17:28
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 40ansparis at 2011-02-10 18:41
mimiちゃん、この映画は素晴らしいよ~!時間が取れたら是非観て欲しいな。一方、この時期のフランス映画のくだらないこと(笑)。ホントは英語を聞きながら仏語の字幕観るの、疲れるから英語の映画はイやなんだけど、、、最近は英語圏の映画の方がいい映画に出会えてる。
そのルルーシュのは観てないな。。。よかったのかな。
Commented by 40ansparis at 2011-02-10 18:43
Cecileさん、カナダももうすぐ公開でしょうか。この映画は本当に素晴らしかったですよ。いわゆるスターが出演している訳でもないけれど、それぞれ俳優人も素晴らしかったです。時間があったら是非ご覧になってみてくださいね。
Commented by 40ansparis at 2011-02-10 18:44
これだけ既に話題になっている映画ですし、きっと日本でも公開されるんじゃないでしょうか。素晴らしい映画でしたよ。
新月の上に増えていく三日月と下に増えていく三日月があるんですよね。
Commented by 40ansparis at 2011-02-10 18:45
鍵コメ(m)さま。そうでしたか~。お手数おかけしますね。本当にありがとうございます。
Commented by mimijean at 2011-02-10 22:00
*そうよね、最近は英語圏の映画の方が断然いいよね。私もそう思ってたの。
でも字幕だと確かにつかれるよね。超はやく、字幕かわるし。
ルルーシュのこれ、絶対つまんないと、ジャケットみて思ったけど、彼独特のフィルムに山がない単調な物語と、いつものフランシスレイの音楽が心地良かった。
観たいなら、借りてあげるよ。
Commented at 2011-02-10 22:13
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by いっこさん at 2011-02-10 22:20 x
わっ、ラパンさんの映画評。私、この映画、見る予定リストに入っています。東京では今月26日から上映。
「英国史話」でジョージ6世のドモリについて読みました。現エリザベス女王の母(つまりジョージ6世の妻)も王としての夫を支えた重要な存在だったとか。
見るのがますます楽しみになりました。ありがとう!
Commented by whitelacenonyo at 2011-02-10 23:20
予告編を観ていて絶対観ようと決心している映画です。
これで楽しみが増えました。

↓のエッフェル塔とクロワッサン。素敵!!
私がパリで見た時はフルムーンでした。
Commented by ? at 2011-02-11 03:41 x
エリザベス女王は「鉄の女」ではありません。
Commented by 40ansparis at 2011-02-11 07:12
Mimiちゃん、本当に字幕の早い時、英語の映画は辛いよね。ルルーシュのは、タイミングを見てね。ありがとう。
Commented by 40ansparis at 2011-02-11 07:13
鍵コメ(m)さま。本当にありがとう。
Commented by 40ansparis at 2011-02-11 07:17
いっこさん、もうすぐ東京でも公開なのですね!ジョージですよね、私フランス読みで 書いてしまいました。映画の中でも奥様の機転が鍵となっているのです。絶対にあっという間に2時間が過ぎますよ。
Commented by 40ansparis at 2011-02-11 07:19
Whitelaceさん、予告編もうご覧になったのですね。お時間が取れましたら是非ご覧になってみて下さいね。
Commented by えりざべす at 2011-02-11 07:20 x
?さん。横は入りして申し訳ありませんが。
エリザベス女王は「鉄の女」ですよ。意志の強い女という事で、そう呼ばれていました。
Commented by 40ansparis at 2011-02-11 07:21
?様、ミスに気付いて下さってありがとうございました。鉄の女は、サッチャー元首相の代名詞でしたね。文中削除致します。
Commented by 40ansparis at 2011-02-11 07:46
えりざべす様、私の勘違いかと、、、。お二人ともそう呼ばれていたのですか?サッチャーさんのは確信が今あるのですけど、、、まずはその文章を削除しておきますね。ありがとうございます。
Commented by こすもす at 2011-02-11 19:03 x
ラパンさんのご覧になる映画好きです♪
この映画もぜひ観たいと思います。
映画は心の浄化作用でもあり医師に聞きますと
映画で感情を動かすだけですごいリラックス効果があるようです。
時には愚作で怒!(笑)の時も♪
でも映画で五感や喜怒哀楽を動かすのもよそ様に迷惑かけず
いいのかもですね。
また映画紹介してくださいね。
我が家の近辺は雪です・・・。
Commented by えりざべす at 2011-02-11 20:38 x
私もエリザベス1世と勘違いしておりました。
エリザベス1世は元祖「鉄の女」と呼ばれておりました。(もちろん、サッチャーもですが)
Commented by 40ansparis at 2011-02-12 03:52
こすもすさん、東京周辺は今、そんなに寒いのですか?パリは逆で、年末まで凍る寒さだったのが、年が明けてからは、比較的気温も高めで、去年に比べると過ごしやすく感じるほどです。
映画の効用、分かる気がします。感動したり感情が動くと、体にいいビタミンを入れたようになるような、、、。
この映画、近々都内でも公開されるとのことなので、是非お時間がありましたら観てみて下さいね。いい映画ですよ。
Commented by 40ansparis at 2011-02-12 03:53
えりざべすさん、エリザベス1世が元祖なのですね。なるほど。勉強させて頂きました。勉強不足、勘違いで書いてしまいまして申し訳ございません。余計な時間をとらせてしまいましたね。
Commented by kanafr at 2011-02-12 08:28
エドワ-ド8世がシンプソン夫人を選ばなかったら、この方の即位はなかった訳で、50代でお亡くなりになったことから考えても、多分相当な心労とご苦労があったのだと思います。
奥様だったエリザベス皇太后も、エピソードを読むと本当に素晴らしい方でしたよね。
今までエドワ-ド8世の世紀の恋の方に人々の注目は集まってしまっていましたが、そういう陰にこういう事実があったことが分かってよかったと思います。
Commented by 40ansparis at 2011-02-13 07:12
kanaさん、そうなんですよね、人生の皮肉によって、彼は王になってしまった訳ですよね。その即位の直前のエドワード8世とのやり取りのシーンも印象的でしたね。奥様がこのコンプレックスをなんとか!と探し当てたのが、生涯信頼出来た、このムッシュウだったのです。奥様の機転がなかったら、克服しながら王としての毎日を乗り越えられなかったかもしれませんよね。
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