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Fondation Cartier

先週、カルティエ現代美術館へ、初日に行ってまいりました。
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カルティエ現代美術館独特の、ジャン・ヌーヴェル氏デザインのガラス張りの建物まで、すっかり
武さんワールドでした。
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たくさんのアイディアの泉である武さんの頭の中を、ちょっと覗かせてもらったような、楽しさ。
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一番笑ったのは、地下のフロアの一番奥に、お祭りの時の的屋のような作りの隠れたスペースがあり
入り口には
「Voila, c'est vrai travail de Takeshi (ほら、これがたけしの本当の仕事)」と書いてあり、中に入ると
その通り的屋のような造りになっていて、画面がいくつかあって、過去のビートたけし、としての番組の中から
抜粋した笑えるシーンが次々と流れているのです。

武さんの番組のおかしさを知っている日本人はもちろん、フランス人も笑っていて
ずっとその場から離れない(離れられない?)人もちらほら。。。

映画監督のキタノしか知らないフランス人のために、わざわざそういったスペースも設けたようです(笑)。

海外の人が日本のものをディレクションしたりすると、とかく「うーん、でも本当の武さんってもっといろんな
顔があって、違う、、、」というような感じになりがちだけれど、カルティエのディレクションは、非常に
武さんの引き出しの多さ、お笑いまで含めた日本への理解度の深さを感じました。

何よりも楽しい空間でした!
by 40ansparis | 2010-03-15 21:32 | Musee Expositionなど | Comments(14)
Commented by hiromi at 2010-03-16 19:50 x
先日は、ご丁寧なメール、ありがとうございました。
お返事のタイミングを、逃してしまい失礼しました。

たけしの初日だったのですね!
前日に、招待されている人たちは、何ものなのでしょう(笑)
私も、行ってみようかな???
Commented by hanaji-xxx at 2010-03-16 20:38
すごく面白い絵ですね!
ピカソの絵かと思いましたw
たけしさんって、ほんとに日本という枠を超えて世界へ行っちゃってるんですね・・・。
こういうのを見て改めて実感しています。
変わった人だと思っていたらいつの間にww
そのたけしさんの素晴らしさが分かるまでに、世界中の人は時間がかからないのでしょうかね?w
Commented by トミミン at 2010-03-16 20:53 x
たけしさんの絵ってカラフルで、独創的ですね!
ジミー大西さんもカラフルで素敵な絵を描くけど、たけしさんも同じ匂いのする絵を描くなぁと思いました。
たけしさんのビートたけしとしてのお笑いが、フランスの人にもわかるなんて、ちょっと意外です。
でも嬉しい事ですね!
Commented by morinokochaorin at 2010-03-16 22:09
日本では、コメディアンのビートたけしの方が印象が強くて。こんな風に海外で受け入れられてるのか・・・・と感慨深くなります。
うれしいことですね。

で、絵の方は、ピカソっぽいですよね。
Commented by uraraka-ni at 2010-03-16 22:51
ラパンさん、こんばんは☆
ニュースで見た様子をこのような形で目にすることができて
なんだか感激しています!

日本ではお笑いの人間が映画を撮ると
偉そうなことしやがってって言われるけれど
フランスでは2つもできてスゴイと思ってもらえるんだ、、と
たけしが話していたのがとても印象的でした。


Commented by akicosmosA at 2010-03-16 23:54
こちらでも武さんワールドが観れて嬉しいです。
先日のフランスでの授賞式と絵がすこしニュースで観れたのですが
色彩が鮮やかでちょっとメルヘンな感じもしますね。
日本でなぜやらないのでしょう?
Commented by 40ansparis at 2010-03-17 04:32
hiromi さん、お気になさらずに~。またいつでもあのアドレスへメールして下さいね。前日のヴェルニッサージュは、ジャーナリスト関係やフランス人の有名人・芸能人・政治家の武さんファンがほとんどだったようですよ。写真に撮っていない絵もたくさんあります。是非お時間ありましたら。。。
Commented by 40ansparis at 2010-03-17 04:36
hanajiさん、海外は武さんに関しては、映画監督というところからスタートしているから、理解が早いのでしょうね。日本は、世界が騒いでから、あわてて手のひらを返すように態度を変えました。。。残念ですね。
Commented by 40ansparis at 2010-03-17 04:38
トミミンさん、カラフルで、そしてたくさんの絵にたくさんの動物が描かれていたのですが、どの動物の表情も、なんとも言えず顔が優しいのでした。湧き出るようなパワーを感じましたよ。フランス人にわかるように、一応フランス語訳が出てましたけど、それでも映画監督としての信仰があまりにも強い方には、理解出来ない人もいるようですよ(笑)。
Commented by 40ansparis at 2010-03-17 04:39
森の子さん、日本はどうしても、漫才からスタートしたからですよね。でも、やっぱり星の数ほどいる芸能人、年配になっても頑張れている方は、やっぱり知的な人が多い気がしますね。。
Commented by 40ansparis at 2010-03-17 04:44
urarakaさん、写真はほんの一部なので、実際にはもっとポップでカラフルで、楽しくて、やさしさを感じる個展になっているんですよ。
urarakaさんも数日前に書いていらしたけれど、本当の大物は、腰が低くて、優しさがあるんですよね。フランスは、コメディアンを一般の人が低く見たりはしないですから。過去に、武さんみたいに映画も笑いも自分でしていた方がフランスにはいますしね。
個展、楽しかったです。いろんな媒体に取り上げられていて、まだまだ嬉しい私です。
Commented by 40ansparis at 2010-03-17 04:46
こすもすさん、色彩が鮮やかで、そして描いていらっしゃる動物が本当にどれも優しいかわいい表情をしていました。
日本では、かなり前からいろんなところからオファーがあったようですけれど、日本では断ってきたみたいですよ。日本でも開催されたらいいですね。
Commented by kanafr at 2010-03-17 06:29
早速行ってらしたんですね。
私も行こうと思いながら多分4月の第2周まで時間が取れそうもないので、lpainさんの記事で行くまでの間楽しませていただきました。
ホントに↑の方も書いていらしたけれど、ピカソの絵のようですね。
でもピカソとは違ったユーモアと人間に対する優しさがあるような気はします。
友人がお目にかかった事があるそうで、他の方もおっしゃっているように、こんなにすごい人なのに腰が低い方だったって言っていました。
人としてのわきまえ方や恥という事よくご存じの頭のいい方のようだったとか..。
Commented by 40ansparis at 2010-03-18 06:30
kanafrさん、まだまだ半年もやっていますから、ゆっくり時間のとれる時に出かけてみて下さいね。
頭の回転が早くて、アイディアの宝庫、という武さんの脳みその中を覗かせてもらっているようでした。そして優しさを感じる絵がたくさん。
映画の中でもたくさんご自分の描いた絵を使っているけれど、生で色使いを見ると、色に敏感な方だと感じましたよ。
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