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Vie heroique:Gainsbourg

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思ったよりも、映画の作り方が独特でした。
監督、ジョアン・スフェーがイラストも描く人だから、オープニングから彼のイラストのゲンズブールが
登場し、映画のストーリーが始まってからも、ちょっとしたファンタジーが。。。

そして何よりも映像で知っているだけだけれど、主演のエリック・エルモスニノの、ゲンズブールの仕草
ひとつひとつがそっくり過ぎてすごい。指の動きから、たばこを吸う表情や、中年になってからのアルコール
中毒っぽい状態になっているあの気だるい雰囲気から全てが凄すぎ。
実際はこの方。
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スキャンダルになった数々の有名女性たちを演じている女優もすごいけれど、ゲンズブール本人は
もうこの世にはいないけれど、取り巻く周辺の人たちや噂の女性たちもまだまだご健在で、、、
それぞれの恋を、当人たちは今、どう感じているのか、、、それが気になりました。

以前ブリジット・バルドーを演じることが決定したレテシア・キャスタがフィガロ誌で語っていたけれど
本人に、演じる前に会った際に質問したらしく
「タブーかもしれないけれど、本当に当時ゲンズブールを愛していたのか聞いたら、本当に愛しては
いなかった、と答えていた」と。
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(新聞で紹介されていた、映画に登場する主なゲンズブールの人生で出会う女性たち。)

でもそれは、それぞれの女性達がまだご健在、本心は自分の本当の心の奥底に大事にしまっているのでは
と勝手に想像してました。ゲンズブールも女性たちも、その時々は真剣に恋をして、それぞれが相手を
失った辛さを歌で消化したり、人知れず泣いて乗り越えていたんですね。

出会わない方が平穏でいられた、という考え方もあるけれど、出会ったからこそ、激情の時を経験した
強さや苦しみを抱えても人生を生きる人という魅力が増すのだ、と映画は語っていたように思います。

映画に描かれていないこともたくさんあるはずなので、早く、次に読む予定のあの分厚い彼の伝記を
読みたくなりました。
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by 40ansparis | 2010-01-25 06:13 | cinema | Comments(2)
Commented by akicosmosA at 2010-01-26 18:56
すみません。日本で有名なゲインズブールとは違う人かしら。
夢見るシャンソン人形の作詞、作曲者でジェーンパーインとも
結婚していましたね。
ジェーンパーきんは昨年日本に来て素敵な年の取り方を
している方だなあと私すごく惹かれました。
この映画日本でも公開されるといいなあ。
魅力的な人生・・自由奔放な人生?伝記で彼の奥深い人生を
たどりたくなりますね。
Commented by 40ansparis at 2010-01-27 06:39
こすもすさん、そのゲンズブールですよ。ジェーン・バーキンと12年結婚していた、そのゲンズブールですが、本当にもともと芸術を小さい頃から勉強していた根っからのアーティストだけあって、行き方も本当に自由奔放でした。歌は歌で知っていたものの、ゲンズブールの色気がわかるようになったのは、私はごく最近のことです。なので、とっても興味深かったです。
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