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秋の日のヴィオロンのため息の。。。。

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フランスでは、暦の上で今日から「秋」です。
もう、とっくに秋の足音は聞こえていますけれど。

上田敏氏のこの訳が、この詩の訳では一番有名ですね。
普通なら、ヴィオロンの「すすり泣き」と訳すところを「ため息」と、独自に訳した部分がやっぱり
一番素敵。


秋の日の
ヰ゛オロンの
ためいきの
身にしみて
うら悲し。

鐘のおとに
胸ふたぎ
色かへて
涙ぐむ
過ぎし日の
おもひでや。

げにわれは
うらぶれて
ここかしこ
さだめなく
とび散らふ
落葉かな。

Paul Verlaine
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by 40ansparis | 2009-09-22 23:11 | ひとりごと murmure | Comments(4)
Commented by stanislowski at 2009-09-23 17:07
ため息~。
秋のパリのなんとロマンティクなこと。
その昔、NHKのドラマで確か「宵待ち草」、真野あずささんが朗読していたような。彼女の儚なげな雰囲気と合い交わって、この詩が、また素敵に聞こえました。くだらない話でスミマセン。
翻訳、日本語の能力・センスが必要ですね。戸田奈津子氏談。
Commented by 40ansparis at 2009-09-23 18:37
stanislowskiさん、本当にそうですね。訳する方のセンスで、読む人の気持ちまで変わってしまいますよね。この詩、他にも訳があるので、現代の言葉の日本語としてはもっと分かりやすいものもあるのですが、この最初の「ため息」と訳したのは、本当に素敵だと思っています。
Commented by shourin at 2009-09-25 17:38 x
こんにちは。シルバーウィークでPCを開けずに生活していました。
こんな時間もまた よいものですね。

そして、またまた 40ansparisさんと☆
私はこの 上田敏氏の 訳したヴェルレーヌが好きで好きで~♪

長い間、触れることなく来ましたが
また ここで こうやって この詩に出逢うなんて~。

40ansparisさん 素敵☆

「ヰ゛オロン」
私は コピペさしていただきましたが
これって ちゃんと文字で出るんですね。
びっくり!
Commented by 40ansparis at 2009-09-26 04:20
shourin さんもヴェルレーヌ、お好きでしたか?
詩っていつ読んでも、時が過ぎてから読んでも、やっぱりいいものはいいですよね。
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