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緑の光線

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Le Rayon Vert : 緑の光線    というエリック・ロメールの映画を今日も観てきました。

ロメールを今の年齢で見直してみて、今日あらためて思ったこと。

トリュフォーやゴダールほどストーリーや主人公にインパクトがなくて、本当にホームビデオで撮ったかの
ような日常だから、20代、30代初めに見た時にはあまり印象に残りにくかったのだということ。

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そして女優もわりと普通のフランス人女性のような人を使っているし、こんなにナイーブで臆病な女性、
フランス人女性にも居るの?というくらい、主人公が臆病で繊細だったりします。
その周りの友人達は揃って、自己主張がこれでもか、という位強くて、気が強くて、ちょっと攻撃的で
自信過剰で、、、、、と典型的なフランス人女性たち。

でもナイーブで繊細な女性の心情を描いているのが、そんな女性の監督、ではなくて長老ロメール監督という
のがまた個人的には驚き。

年齢を重ねた後に、あらためてクラシック音楽はいいな、と思うように、そしてあらためて読んで夏目漱石に
じーんとしたり、そんな感じに近い、ロメールの映画たち。

だからこそ、年配のお客様が今日も多かったのかな、、と納得しました。
一方、ポスターのお洒落さは、トリュフォーやゴダールの方に軍配が上がりますね。

でも日常を切り取ったロメール映画らしいナチュラルなものが多いということかな。
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これは今の季節にもぴったりで好きなポスターです。

日常会話のスピードの速さは、難しい箇所がたくさんあるけれど、それでも40を過ぎて再会した
ロメール映画、全部観直したい気分です。じわじわとじーんと来て、今の自分の年齢で観るのがいいそんな感じがしています。
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by 40ansparis | 2009-04-27 21:59 | cinema | Comments(0)
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